新たな歩み編
第6話 前を向け
僕たちは隣の村であるココロギ村に到着した。ココロギ村にも魔獣の襲撃があったが数が少なく無事に撃破したらしい。
僕たちはココロギ村の村長の計らいでココロギ村に住むことができるようになった。ココロギ村の村長には感謝しかない。
「アレス、左目は大丈夫?早くお医者さんに左目を診てもらおう」
「……うん」
お医者さんに左目を診てもらった結界、完全に左目は失明してしまったらしい。もう左目で外の風景を見ることができない。
僕はしばらくベッドに顔を押し付けながら泣いていた。そしてしばらく何をする気も起きなかった。その間エリーは辛抱強く話しかけてくれた。
数日経過してベッドで泣いていると誰だか分からない30代前後に見える男とエリーが部屋に入ってきた。その男は腰に剣をたずさえていた。さらによく分からないがその男の左目の色が綺麗な金色、右目の色が黒だった。
「おい。まだ泣いているのか。いい加減にしてくれないか」
男は冷静に僕に向かって言った。
「……仕方ないじゃん。お父さんもお母さんも亡くなって左目までも失ったんだから」
「そんなのカザオカ村から逃げてきた人たちみんなそうだろう。君だけが失ったわけじゃない。
エリーちゃんを見てみろ。エリーちゃんだって両親は無事かどうか分からない中で君のように泣かずに君を励まそうと話しかけてくれている。君がつらい経験をしたことは分かるがいい加減に前を向け」
男はその言葉を言い部屋から出ていった。エリーは何か言いたそうな表情をしていたが何も言わずに部屋を出ていった。
その日僕は部屋で男の言葉をよく考えていた。
コメント
私は文章を書くことが苦手なので間違えている部分が多々あると思います。
これから戦闘シーンの文章を書きたいけどどう書けばよいの分からないね。
この話から題名をつけようと思います。
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