第6話 風俗抑止条例
元々、風俗に対しての考えは、賛否両論であった。令和三年時点では、以前と比べれば風俗に対しての考え方は、かなり柔軟になってきていた、
「結婚する人が減ってきていたり、離婚率も増えてしまっていることから、男性の欲求不満の解消にも、性風俗は必要だ」
という意見が出てきたからだ。
確かに、昭和の終わり頃、今の名前のソープランドに変わった時、風俗営業法が整備され、ソープランドの営業に対して、確固たる指針が示されたことで、逆に市民権を得た。ソープランドに名称が変わる前は、
「トルコ風呂」
という名前だったが、これは、本来の意味としては、特殊浴場のサービスに使うお風呂が、トルコという国のお風呂のようだということでの命名だったのだが、トルコ人の青年が、
「トルコという国に対してのイメージを損ねるので、改名をしてほしい」
と訴えたことで、名称変更になったのだった、
実はちょうどこの頃だっただろうか、性風俗業界に限らず、この前後にも性生活、あるいは医療関係の問題で、同じくウイルスによる感染問題が世界的な問題となった。いわゆる、
「エイズウイルス問題」
というものであり、このウイルスには大きな問題が秘められていた。
一番大きいのは、致死率の高さだった。
発病してしまい、他の病気と併発すれば、ほぼ死に至るというくらいのもので、何しろ他の病気の免疫効果を失くしてしまうのだから、それも無理のないことだった。
そして、この病気の恐ろしさのもう一つは、
「潜伏期間の長さ」
だったのだ。
もし、ウイルスが入り込んでから発病までに、五年から十年が掛かると言われている。もちろん、発病しない人もいるだろうが、まるで身体に爆弾を抱えているようなものだった。
ただ、この病気も解明されていくうちに、だいぶ、状況も変わっていった。
まず、この病気は空気感染するものではなく、基本的には、
「体液感染」
であった。
つまりは、血液であったり、精液によっての感染であった。危険なことの例として、
「注射針の使いまわしなどによる血液感染」
あるいは、
「性行為による精液の感染」
などであった、
実際に、今では注射針は、一人に一度使用すれば、交換すること、あるいは廃棄に関しても、間違って、清掃員などに刺さらないようなマニュアルに沿った廃棄方法などを厳守するように、法律でも定められている。
エイズが流行り出したことには、
「薬害エイズ問題」
などという訴訟があったりして、大きな社会問題であった。
精液の感染という意味でも、当然、風営法に守られるべき、ソープランドなどのように、性交渉を商売にしているところでは、エイズ問題は大きなものだった。
ただ、避妊のためのゴム着用をせずに、その分、サービス料が高いという店が存在するのも事実だった。
本来なら、その頃に、
「店側の避妊」
ということを徹底させる法律ができていてしかるべきだったのに、何をいまさらになってそのような条例を成立させようというのか、反対派にとっては、訳が分からないところであった。
それでも、今回のパンデミックで、県議会も国民の大半が、
「伝染病というのは、本当に恐ろしい」
という過剰なまでの意識が植え付けられてしまっていた。
そこで改めて、県議会が、
「ソープランドの経営に対して、批判的な意見が噴出してきたことを踏まえて、避妊の義務化を条例での制定を目指します」
という意見を聞いて、
「いまさらだが、エイズに関しての恐ろしさもあるので、賛成だ」
という人が増えてきた。
もっとも、それらの意見は、ソープを使用しない人がほとんどであったが、利用する人の中にも、エイズウイルスに対しての脅威に、今回の伝染病禍においての不自由な生活をしいられたことで、あらためて、考えさせられる気がしていたのだ。
要するに、性風俗にも、さらなる徹底が必要だという考えであった。
さらには、経営者側でも、それほどこの条例の成立に関して、目立った反対はなかった。そもそも、経営者側では、女の子や客の安全という観点から、本当は避妊をさせるのが当然だとは思っていたが、少しでも利益を得ようとすることで、欲を出していたのだ。
だが、それが条例となると、皆が従わざるおえない。そうなると、皆一律ということになり、必要以上に利益にこだわることもなくなり、当初は利益が減るかもしれないが、そこはしょうがないということで、長い目で見れば、それもいいのではないかと思うのであった。
その条例は、結構早く議会を通過し、翌年には施行されることになった。
その頃には大きなパンデミックは、一応の収束を見ていて、もちろん、ウイルスが消滅したわけではないが、ワクチンだけではなく、特効薬の開発もされ、ある程度その正体も判明してきたことで、世の中もだいぶ落ち着いてきていた。
ソープランドの経営海底条例も、始まってみると、混乱もなかった。客側も、それほど意識することもなく、条例が厳しくなったことで、客足が減ったわけでもなかった。
むしろ、パンデミック収束により、それまで抑制されてきた欲望のはけ口を求めようと、以前の活気が、風俗街に戻ってきていた。
女の子の制限も条例化されたことは、少し客側からすれば不満であったが、それでも、架空出勤がなくなったことで、安心して予約を入れることができるようになったのはありがたかった。
架空出勤がなくなったことで、分かりやすくはなったが、客としては、キャストが確実に減っているので、なかなか当日予約なしで店舗に行って、サービスを受けようというのは、かなり難しくなってしまった。
そのため、予約体制の改善が余儀なくされるようになった。
そこで考えられたのが、
「会員のランク付け」
というものであった。
ポイントカード制を導入している店は結構あったが、来店回数に伴って、ランク付けをするというものだ。
例えば、来店十回までは、通常会員、そこから二十回まではプラチナ、そこらか三十回までは、シルバー、それ以上は、ゴールドという形で決めておいて、ランクが上がるごとに、予約が取りやすくなるというシステムだ。
つまりは、ずっと前から予約ができることで、ゴールドになればm一週間前から予約できるが、通常会員であれば、前日にしか予約ができないなどというものである。
予約がほとんど必須となってくれば、このシステムは結構有効で、来店回数によってVIP感が味わえるのであるから、常連客で、馴染みの女の子がいる客は、ランクをあげようと頑張るだろう。
このやり方は普及していき、採取は数店でしか実施していなかったが、条例が施行されると、ほとんどの店が採用するようになった。
飛び込みの客が減ったことで、風俗街に足を踏み入れた客が、昔のように、ポン引きに引っ張られるなどということはなくなった。
元々、風営法ではポン引きはダメだということなので、ほとんどはなかったが、店の前に立っている黒服がいたりするのは今でも見かけることだったので、それすらいなくなったということでの今回の条例制定は、いいことのような気がするのだった。
一長一短はあるだろうと思われていた条例改正だったが、蓋を開けてみると、
「店にも客にもメリットの方が大きい」
ということで、半年もすれば、誰も文句を言う人がいなくなっていた。
ただ、これは、序曲にすぎなかった。
実際には、第一段階が終わっただけで、県議会の中では、さらなる改正案が燻っていたのだが、そもそも今回の条例改正の目的は、
「県の条例で、成功例を出すことで、それが全国に成功例として伝染していき、それが風営法の改正を促すことができれば、それが一つの流れを形成することになり、今後の自分たちの目的を達成しやすくなる」
ということだった。
つまりは、一連の流れをまず形づけることが第一弾の目的だった。
そういう意味では、県下における上々の評判は、県議会にとっては、成功だった。
「これで第一段階の成功はみた。ここから先は、他の県、そして中央政府がどう動くかという動向を見ていくことになるだろうな」
と県議会は目論んでいた。
県議会における仕事は一段落だったが、彼らの見込みはある程度想像していた通りに推移していた。
他の県でも、風俗に対して似たような条例を発効し、店側、客側ともに文句もなく、順調であった。そのうちに、ほとんどの県で、このやり方が標準となったところで、いよいよ国も動き始めた。
国会で、審議が行われ、結構早い段階で、これらのっ条例が、風営法改正に動いたのだ。
「こんなにとんとん拍子に進むなんて思わなかったな」
と県議会の考えであったが、政府の方としても、この条例を最初に出してきた県に対して、実に信任を厚く持っていた。
「彼らがモデルとなるのもいいかも知れないな」
ということで、ある意味、法改正のモデル地域としての国家からのお墨付きをもらっていた。
つまりは、法改正の際に、モデルとして最初に調査の対象になるところであったが、これだけでは、県としては損な役回りになってしまう。
だが、モデルとしての立場には付加価値がつけられた。それは、
「法改正での発言力の絶対的な強化と、その発言権」
であった。
法改正に対して、その進言や発言権は、地方自治体には認められてはいないが、モデル都市に制定された自治体に関しては、その限りにはないということだ。
特例としてではあるが、これを大っぴらにはできない。下手に公表すると、不公平を指摘され、国と自治体の関係に亀裂が入るからだった。
そのためには、すべてが水面下で動く必要があるのだが、これらのシステムは、公然の秘密であったのだ。
ただ、マスコミももし分かったとしても、公表は許されない。
もし、公表などをしたなら、国家からそのマスコミは潰されてしまう。国家がその気になれば、報道関係の会社一社くらい潰すのはわけもないことだった。
この自治体と国との関係はそれだけ密接なものであり、時々ニュースなどで、自治体と国とが言い争っているのが見られるが、中には本気のものもあるのだろうが、そのほとんどは、ポーズであることは、これも、公然の秘密だったのだ。
「国民に向けてのパフォーマンス」
ある意味姑息ではあるが、国家と自治体の間においては、問題ではなかった。
そんな状態に目を付けたのが、県議会であったが、彼らの本当の目的は、
「ソープランド廃止論」
であった。
まだ、その本当の目的を知っている人はほとんどいない。まず第一段階がうまくいったことによって、逆にこれが表に出るタイミングを慎重に見計る必要が出てきたのだ。
タイミングを間違えると、下手をすれば、自分たちの首が危ない。これまでは国と自治体のうまくいっている関係が、根本から崩れてしまうことも考えられるからだった。
そんなことになってしまっては、自分たちが辞任するだけでは済まされないだろう。
そこまでして、どうしてソープランドの廃止を目論むのか?
それはやはり、これまでに起こったパンデミックに対しての考え方が問題となるのではないか。
本当の目的は別にあるのだが、とにかくまずは、ソープ廃止論という法律を制定させるために、第一段階を成功させた。ここからいくつかの段階を超えていく必要があるのだろうが、第一段階を超えたことで、これから先はある程度、順調に推移していくことはわかっているのだ。
だが、最終目的に近づくほど問題は難しくなり、最後には結界を破らなければいけなくなってしまうところまで行った時が、本当の闘いになるのだと、いう覚悟はあった。
すべては、今回のパンデミックによって、今まで分からなかったことが分かってきたことでの計画なのだが、
「本当に中央政府は一体何を考えているのだ?」
というところから始まったものだった。
とにかく、地方自治体は今回のパンデミックによって、まったく力がないことを思い知らされた。
緊急事態宣言にしても、発令できるのは政府、内閣総理大臣だけであった。知事からの要請を元に、内閣で審議しての発令となる。
しかし、発令されてしまうと、実際の行政は地方自治体となる。その間にお願いする自粛の内容、それに対しての取り締まり、さらに保証などというのは、基本的には地方自治体に任される。
政府にすべてを任せてできるわけもないし、かといって、発令や解除を地方自治体で決めることはできない。
自治体からすれば、直接現場からの苦情や、それに対しての対応もしなければならない。県民に、絶えずお願いしなければならないという立場なので、いろいろ大変ではあるだろう。
だが、県の幹部によっては、中央政府の国会議員とズブズブの関係にあり、まるで、「手下」のごとくの連中もいる。彼らにとっては、国民、県民のためではなく、自分の権益のため、自分の保身のためということが最優先なのだろう。
もちろん、県によっては、中央政府とは一線を画して、自分たちのやり方を貫いているところもある、
絶えずメディアを通してカメラの前に立ち、県民に訴えたり、国との交渉では、自分が防波堤になって、県民のために必死になっている知事mいる。
「ここまで違うんだ」
と、国民が思うほど、自治体によって差が激しい。
最悪な知事の下での県民は溜まったものではない。国会議員のお偉いさんに忖度し、自分たちが守らなければいけない県民を見殺しにしようというのだから、罪が深い。
忖度する国会銀が、何とか大臣だか、副総理だか知らないが、しょせん、老害でしかないのだ。
何を隠そう、このお話の舞台となっている県も、知事が老害国会議員のイヌのような立場で国民を見殺しにするという県であったことで、改革派の登場を望まれる土台ではあったのだ。
「わが県は、まず県政から変えていかなければいけないのだが、実際にやってみると、上からの圧力が強い。そうなると、真正面から正攻法でぶつかっても、改革をするのは難しいだろう。結構するのはクーデターだが、それはあくまでも水面下で進め、表に出る時は、すでに、すべてを占領していて、国家には何もさせないようにしないといけない」
という意見があり、
「そうですよね。一番最悪のシナリオは、同士討ちでしょうから、なるべくお互いに戦闘状態の機会を少なくし、相手が身動きできない状態にして、とどめを刺すというやり方をしないと、成功はしないでしょうね。そのためには、伏線を引きまくって、どこから攻めても、こちらの棒業に引っかかるようにして、一番いいのは、相手の軍もこちらに引き込めるくらいになるのが最高ですよね」
と、クーデター部隊の隊長クラスは、そう言っていた。
この県の県会議員の半数以上は、クーデターに賛成だった。
「本当は、ことを荒立てたくはないが、このままではいけないと思っている」
という隊員の、
「手放しに賛成はできないが、何かの一石を投じる必要はある」
と考えている人たちが三割いるのだ。
それだけで八割の県議会議員が改革を望んでいる。ここまでくれば、黙って見ているわけにもいかないだろう。
彼らが考えたのは、まったく想像もしていないところを攻撃し、政府と県知事側の分断を狙うことだった。
最初は、政府にも県知事側にも、
「なかなか素晴らしい条例を作ってくれた。これを全国に広げるように、法改正を行おう」
と言って、労をねぎらってくれたのだが、
「ふふふ、こちらの思惑も知らずに、どんどんこっちの手中に収まってくるように引き寄せられていくわ。これこそ、こちらの思うつぼというものだ」
と言って、県議会のクーデター参謀は、ほくそ笑んでいることだろう。
彼らは、頭の中は、昭和初期に起きた、
「二・二六事件」
をイメージしていた。
あれは結局、崇め奉っていた天皇に、自分たちが反乱軍であり、完全に敵視されてしまったことで、それまで練りに練った計画を脆くも崩れ去るように仕向けられたのだった。
そこに、反発する勢力の介在があったのかどうかは、言い伝えでしかないが、そもそも、この事件は、
「陸軍における皇道派と統制派の権力抗争」
がその正体だったのだが、その精神は、純然たる気持ちで、歴史を勉強した人に、受け継がれてきたものである。
確かに実際には権力闘争ではあったが、歴史の背景には、経済の疲弊、さらに満州経営の問題、中国との関係など、問題が山積みで、いわゆる、
「動乱の時代」
と呼ばれた時期でもあった。
東北地方の農作物の不作、さらに昭和恐慌と呼ばれた不況から、さらには世界恐慌とも重なって、
「娘を売りに出さないと、その日の暮らしも立たない」
と言われたほどであった。
それにより、軍の皇道派と呼ばれる派閥の一部青年将校の中で、その原因として、
「政府の一部特権階級の連中が、暴利をむさうっていて、実際の庶民を暮らしを、天皇陛下に知らせていないことだ」
ということで、
「やつら、君側の奸を滅ぼし、天皇を尊んで、天皇親政による昭和維新を断行する」
という妄想に駆られて行ったクーデター未遂事件が、二・二六事件であった。
実際には、クーデターを起こしたは、いいが、天皇の信任を得ることができず、彼らは反乱軍となった。
そもそも、彼らは襲撃した相手というのが、自分たちの派閥と敵対し、滅ぼそうと画策している政治家ばかりであった、攻撃目標の偏り、そして、やり方があまりにも残虐だったことが、天皇を怒らせたのであった。
ただ、彼らとて、国を憂うる気持ちにウソはないだろう。令和の時代の政治家と、そのあたりがまったく違っている。
だからこそ、県議会議員が起こそうとするクーデターは、暴力によるものではなく、あくまでも、政治家に対して政治政策として、戦いを挑んでいるのである。
「この国の国家元首たる首相が、野党や、マスゴミから責められて、毎回同じ回答しかできず、それだけに、少しでも質問を変えても同じ返答なので、まったく説得力がないのだ」
と、彼らは思っていた。
しかも、このことは、ほとんどの国民が分かっていることであって、分かっていないのは、一部の政府要人だけではないのではないか?
もし、分かっていて、同じことを続けているのであれば、この国は終わりだ。そんなことになってはいけない。
だから誰かは立ち上がらねば……。
というのが、彼らの考えであった。
もし、政府の要人が自分たちのやっていることが国民にバカにされていることが分かっていて、それでもやっているのだとすれば、政府の目的はその先にあるのかも知れない。
国民にバカな指導者と思わせておいて、視線をそっちに向けさせて、その間に何か恐ろしいことを企んでいる。さすがに国民の中でも、そこまで考えを巡らせている人はいないだろう。
そういう意味では首相やその側近連中は、実に見事に国民を騙しているのだった。
「我々は、政治なんかに興味があるわけではない。金が入ればそれでいいんだ」
と、いう守銭奴のような国家元首にその側近。
「総理、今日の会見もなかなかでしたね。死んだような目もいかにも国民をバカにしているようで、お見事でした」
と、側近の一人がいうと、
「そうか? 前の首相が政権を投げ出してくれたおかげで、俺に順番が回ってきただけなんだけどな。あれだけ裏であくどいことをした前首相が、通算最長の内閣発足記録を達成できたんだから、日本という国は面白い国だよな。しかも、この俺が、今のような有事において総理ができるんだから、本当にちょろいもんだ。途中でマスゴミの連中が余計なことして、俺の出身に関しての化けの皮を剥がそうとしたり、息子のことを嗅ぎつけてきたりすて、危なかったが、どうせ、他に今総理をやりたいというやつなんかいやしないんだ。俺がこのまま甘い汁をしばらくは吸っていられるというわけだ。誰だって、国民から支持されない総理なんて貧乏くじは嫌だよな。だけど、俺は、悪口を言われたって、お金のためだったら、別に右から聞いて左に聞き流せばいいんだ。それで、がっぽがっぽとお金が入ってくるんだから、こんなちょろい仕事、辞められないよな」
と、言って大笑いしている姿が目に浮かぶようだ。
しかし、悔しいかな、そんな悪党面が思い浮かばない。そこがやつが本物の悪党であるということを、誰も分からないことに繋がっていくのだ。
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