第4話 謎の男の登場
前述の議員が言っていた、
「セックスはご褒美のようなもの」
という発想が広まるようになると、その意見に対して賛否両論が渦巻くようになってきた。
「セックスは神聖なものであり、ご褒美などという感覚は性の営みという人類の存在意義にも抵触することを冒涜しているようなものだ」
ということで、批判的な意見もあれば、
「いや、逆に規律正しい考え方になって、性犯罪に対しての抑止的な考え方になる」
という肯定的なものもあった。
しかし、この論争は結構歌劇になったわりには、論争のピークを過ぎると、誰も気にしなくなった。そのこともあって、県議会での意見としては、
「この問題を無難に解決するには、何か仮想敵のようなものを作って、そこを犠牲にすることで、収拾にこぎつけよう」
という考えが生まれた。
その仮想敵として選ばれたのが、風俗だったのだ。
「風俗営業というのは、今までであれば必要だったのかも知れないが、意見が真っ二つに割れたまま、世間も急に話題にしなくなってことで、ここいらで話題時代を収束させないと、このままいけば、永遠に取り残される案件として、社会問題にくすぶり続けることになる。ここをうまく収めるための仮想敵のような存在として風俗営業に犠牲になってもらおうということで、今後の法改正は、風俗営業に的を絞ることにしましょう」
ということになった。
さすがに、国立には容認できることではない。
「それは、風俗を一方的に悪にしてしまって、責任をすべて風俗に押し付けるという考えは危険だと思います」
と国立は言った。
「しかし、何かを犠牲にしなければいけないわけですからね」
という他の議員に対して、国立議員の言い分としては、
「皆さんお忘れですか? この伝染病禍において、最初の緊急事態宣言下において、パチンコ業界が、どういう目に遭ったのかということを」
と、力説した。
最初に緊急事態宣言というのは、ロックダウンほどではないが、現行法での日本における最大の対策であった。
その頃は、その伝染病がどのようなものなのか正体も分からず、しかし、実際に感染者が多く、亡くなる人も少なくなかったことで、皆が一律に恐れていた。
国が出す宣言に対しても皆がしたがっていて、実際に国が出した宣言が遅いと言われるほどに、先行して民間企業も自主的に休業や時短営業をしていて、市民も、不要不急の外出をしなかったということもあった。
もっとも、市民が出歩かなくなったことで客が減って、店を開けているだけで赤字が膨れるという店もあって、経営のために自粛していたところもあっただろう。
そんな中、一日店を閉めることで、死活問題となり、国からの補助ではとても足りない業界がパチンコ屋だった。
「営業しているパチンコ屋がある」
ということで、それがネットで拡散され、
「ルールを守らない店がある」
と言われ、誹謗中傷の的になるというパターンもあったが、それよりも、
「開いている店があるなら、俺たちも行こう」
とばかりに、開店している店に客が集中して、何のための自粛なのか分からなくなったことがあった。
しかし、実際にはパチンコ屋ではクラスターなど起こっておらず、しかも業界全体での自粛に従った率を見れば、ほとんどの店が従っていたのだ。それなのに、まるですべてのパチンコ店が、
「悪である」
という誹謗中傷が広がり、沈静化するまでは、社会問題となったほどだった。
冷静になれば、なぜパチンコ屋が攻撃されたのか、理由は分かっても納得できるものではなかった。それなのに、皆が騒いだのは、マスゴミによる煽りと、パチンコ屋のギャンブル性と、昔のブラックなところが攻撃される理由となったのだろう。何かを仮想敵にしないと、有事の際の団結力を必要とする自体には対応することができないという問題であった。
一人の悪いことをする人間がいるだけで、まわりにいる人まで皆悪人だと思われるのは、あるいみ。「あるある」と言ってもいいだろう。パチンコ店にしてもそうだし、何か決まったことを破る人がいれば、それは同じことである。
路上喫煙などもそうだ。
路上喫煙は、今の段階では法律的に禁止されているわけではないが、県などの条例で、禁止になっている地区が存在するのも事実で、一人咥えタバコなどをしている人がいれば、普通に見て、
「喫煙者皆、路上喫煙しているんじゃないか?」
と、そんなわけはないのに、そう思えてくるのも無理もないことであろう。
だから、本当に文句が言いたいのは、喫煙者であり、
「公園や路上で喫煙している連中に対して、不満を持っている人はたくさんいるだろうが、本当は一番文句がいいたいのは、ちゃんとルールを守って吸っている俺たちなんだけどな」
と、言いたいのだろう。
意外とそういう心理を分かっていない人が多く、
「特に路上喫煙している連中には、喫煙者皆が、自分たちの味方だ」
などと思っている連中が大いに違いない。
まったくのお門違いの考え方である。ルールを破る連中がいるから、真面目にルールを守っている者までもが、禁煙車から白い目で見られる。これほど嫌なものはないだろう。
パチンコ店なども、そうではなかったか。
自粛をお願いしていて、営業しているパチンコ屋が誹謗中傷を浴びせられて、一番理不尽に感じていたのは、真面目に要請を受け入れて、営業を自粛していたパチンコ店ではなかっただろうか?
いくら自分たちは守っていたと言っても、自粛が解除になって、営業を再開できるようになっても、
「あの時にパチンコ店は世間から攻撃された」
ということで、この時をいい機会にして、パチンコ遊戯をやめようと思った人も結構いたかも知れない。
しかも、あの時、開いている店を目指して、客が殺到しているのを見ると、それは、殺到する客が、自粛願いを無視して開けていた店と同じで、パチンコファンは、その時に自粛していたお店と同じ立場でもあった。
客とすれば、自分たち迄、あの時に開いている店に群がった心無い客と同じだと思われるのを嫌っていたに違いない。
実際に、たった短い期間だけの自粛なのに、それも守れなくて、わざわざ開店前に列を作り、しかも、マスゴミに対してインタビューに応じているのを見ると、
「あんな情けない連中と同じだとは思われたくない」
という気持ちが強くなっていった。
緊急事態宣言が解除されて、晴れて開店できるようになっても、かつてのような集客が望めるわけもなかった。
これは、他の飲食店などにも言えることで、政府の対策も最悪だったこともあり、経済や普段の生活は、ゆっくりとした坂を、着実に地獄に向かって歩いて行っているのであった。
ただ、仮想敵になりやすいものは、社会の中でたくさん存在している。一歩間違えると、自分たちが仮想敵にされなけないだろう。だから、いくら社会が疲弊してきて、それを少しでも耐えようとして、安易に仮想敵を求めたりすると、何かあった時には、すべて仮想敵を作って、そこに世間の目を向けておいて、逃げ出すという体制が出来上がってしまいそうな世の中になっていた。
それを常套手段に使っているのが政府なのだから、辞退がよくなるわけもない。
しかも都合の悪いことからはすべて逃げ出し、何かをしようとすれば、説明責任が求められるのに、責任を果たすこともなく、下手をすれば、毎回同じことを言って話の論点を他に逸らそうとして、結局、政府は国民から信頼を失う一方になってしまっていた。
本来であれば、有事の時には、政権政府の支持率は上がるのが普通である。こういう時こそ、現政権と二人三脚で事態を乗り越えようという心理が働くからである。
しかし、日本は政権支持が右肩下がりでどんどん落ち込んで行って、危機的状況になったまま、ずっとそのままということが多い。その一番の理由は、他に誰がなっても一緒だということが国民の頭にあるからで、それが責任政党だというのだから情けない。
しかも、対抗野党がそれに輪をかけて酷い。
「批判だけして、策をまったく出さない」
という、そんな腐った連中ばかりであった。
一つの何かをターゲットにして、そこに集中砲火をするというのは、政策的に方針を示す。悪く言えば、
「やってます感」
を出すにはちょうどいいのだ。
そのターゲットにされたのが、この時の風俗であった。
もちろん、条例なので、下手をすれば知らない人が多いということもあり、利用する人だけしか知らないことになってしまうだけに、大っぴらに禁止もできないのだが、今回の伝染病禍において、県議会がちゃんと政策を打っているということが分かればよかった。
下手をすれば、中身はそれほど問題ではなく、市民が納得できればそれでよかった。
しかし、風俗営業に携わっている人たちはどうであろうか?
いきなり悪者にされてしまって、
「以前のパチンコ屋と同じではないか?」
とばかりに県議会に講義を申し出たが、了承されるはずもない。
今回の法律は、店の規模によって、キャストの数を制限するというもので、いわゆる、
「架空出勤をなくす」
という意味もあった。
これは客側からすればありがたいかも知れない。店が出勤するかどうか分からない女の登録しておいて、客に店に対して感心を持たせておいて、さらに露骨な店では、本当は出勤もしないキャストをあたかも出勤するように見せておき、客に予約をさせ、その日になって、
「急に、ご予約の女の子が出勤できなくなりました」
と言ってしまうと、男性の中には、
「しょうがないから、他の女の子で」
という人もいるのを狙ってのことである。
予約をした客の中には。その女の子でなければという人もいるだろうが、そこまでの気持ちがない人は、せっかく高めた士気を、冷ますことのできない人もいるだろう。健康な男子であれば、その傾向は強いことだろう。そうなると、予約していた相手がいなくてもしょうがないと思って、他の子にするということも往々にしてあるだろう。客としては、
「やられた」
と思うのだろうが、それを含めたところで、
「これも風俗だ」
と思っている客も少なくなかっただろう。
そういう意味で、この法改正は、客にとってありがたかったかも知れないが、ただでさえ、経済が疲弊し、風俗業界は大変な時期に来ているのに、実に酷いものだ。
しかも、女の子の方も、架空出勤ではなくても、店側から出勤が少ないなどの理由で解雇されたりすることにも繋がり、本当は、集客率の高く、人気嬢だったかも知れないのに、自分から辞めていく女の子も結構いたようだ。
本当は残したかった女の子に辞められてしまい、並行して辞めてもらう人のリストアップをしているような状況では、下手をすれば、人数制限の上限を、かなり割り込んだ人数しかキャストが残らないかも知れないという問題も起こってくる。
そうなると、
「キャストになりたい」
という女の子も次第に減っていき、業界自体が、かなり混乱することになる。
条例が制定される前に、準備段階として行われた女の子の整理が、かなりの混乱を呼んでしまい、そのまま、小さな店は営業ができなくなって、廃業するところが増えてきた。
だが、この問題は、実はもっと奥が深かった。
伝染病禍において、家庭問題が噴出したが、それによって離婚が増えてきたりして、男性の性欲のはけ口が、ソープなどの風俗に行くことが多かった、
伝染病が収束しないと行けないところではあるのだが、そのことを政府や県議会は分かっていなかった。
しかも、最近増えてきた婦女暴行事件などを起こす連中の、精神的な中和剤の枠目を果たしていたのに、逆に性風俗というものが、性的犯罪を引き起こすというような勝手な理論のでっちあげが、議会で言われるようになっていた。
いくら、国立議員が、
「性風俗は決して減らしてはいけない必要なものだ」
と訴えても、頭の固い議員は、性犯罪と性風俗を強引に結びつけることに違和感を感じていないようだった。
そこで、風俗業界の中で、風俗営業協会と話をして、県に抗議をしていたのだが、なかなかうまく伝わらない、
そんな時、あるソープに一人の男性が客としてやってきた。
ソープ「ラビリンス」という店があるが、その店は高級店というわけではなく、大衆店に近い感じであった、
店の規模はそれでも今まではキャストを百人近く抱えていたが、今回の条例改正のために、人数を半分以下に絞らなければいけなくなっていた、
早番、遅番といるのだが、前半を八人から十人、後半を十人から十五人くらいの出勤だったのだが、その中で、在籍ができるかできないかのボーダーラインにいる子が、その日は早番で入っていた。
その女の子の源氏名は、「さくら嬢」という名前で、その客は、すぐにさくら嬢を指名した。
お店は午前九時からの営業で、受付は八時半から。その男性客が現れたのは、平日の開店少し前ということで、飛び込みの客は誰もいなかった。
前日までに予約をしている客が二人いたくらいで、さくら嬢には予約は入っていなかった。
その男は、いきなり店にやってきて、スタッフが在籍の女の子の写真を数枚見せてくれたが、最初から決まっていたのか、ほとんど迷うことなく、さくら嬢を指名したのだった。
この男性は、風俗を利用するのはもちろん、初めてではないようだ。年齢的には、二十歳前後、下手をすれば、未成年(令和三年時点で、二十歳)だったかも知れない。
口数が少ないのは、風俗通の客にでもいるが、この人は見ていると、普段から無口な人に思えた。その客は無口ではあったが、オドオドしている感じではなく、そそくさとしていて、慌てている感じでもなかった。
だが、あまりスタッフと長い間話をするのも嫌なようで、決めることを決めて、さっさと待合室に入って行った。
「あのお客さん、どこかで見たような気がするんだけどな」
と一人のスタッフが言ったが、
「そうか? 俺は初めて見るんだけどな」
というと、
「いや、この店のスタッフとして見たというわけではなく、どこかで見かけたということなんだけどな、それがいつどこでだったのかということは思い出せないんだ」
と言っていた。
「あんな感じの男性は、そんなにいるような感じがしないよな、どこか時代錯誤な感じがするんだ」
というと、
「時代錯誤?」
「ああ、ハッキリとは分からないけど、昭和の感じがするというのかな?」
というが、その男の年齢で、昭和を知っているはずもなかった。
「昭和なんていわれると、本当にピンとこないんだけど。でも、昭和の頃ってよく古き良き時代と言われるけど、どうだったんだろうな?」
「昭和の頃のこういうお店は、もっと暗かったんじゃないかな? こんな大衆店がたくさんあった時代じゃなかったらしいし」
と、一人がいうと、
「そうだよな。高級店のイメージが強くて、風俗の中で差別化されているかのように思えたんだろうな」
「そうだと思うよ、昔はデリヘルなどもそんなに普及もしていなかっただろうからな」
「昔にもあったのか?」
「あったようだよ。こういう店舗を持ったお店が主流ではあったけどね」
彼らスタッフも、そんなに昔のことを知っているわけではない。こうやって会話をしている二人も、一人は三十代で、一人は二十代。二人とも、一度はサラリーマンをやっていたが、仕事があまり好きではなく、フラッと辞めてしまったが、しばらくはコンビニでのアルバイトで食いつなぎ、ここに入ったということだった。
二人とも、まさかこんな仕事をすることになるとは思ってもいなかったようだが、結構楽しんで仕事をしているようだった。
「サラリーマンなんかよりも、よっぽどいいや」
と言っているが、きっと、たいていの人にはその気持ちは分からないだろう・
待合室に入ったその人は、スタッフの前では毅然とした態度を取っていたが、待合室に入って一人になると、ブルブルと震え始めた。自分でも緊張しているのが分かるようで、喉がカラカラに乾いていることに気づくと、目の前にある、浄水器のサーバーの水を、備え付けの紙コップに注いで、二杯くらいを一気に口に運んだ。
「ブファ」
と、思わず口から洩れたくらいに、喉が渇いていたのだろう。
待合室に一人というのは、ある意味ありがたいのだが、却って心細い気持ちになってしまい、緊張がどんどん深まってくる。
だが、それも最初の五分だけだった。
待合室に貼られているポスターを見ていたのだが、最初から指名する人が決まっていたので、ほとんど見ていなかった。壁に貼られているのは、この店のキャストの写真が細工なしに飾られている。
「なるほど、ここではこうやって、次に来た時に誰を指名しようか、考えさせるんだな」
と感心していた。
彼の好みの女の子もたくさんいた。今日指名したさくら嬢もその中にはいて、こうやって他のキャストの中に入り込んでしまうと、さすがに目立たない存在だ。これはさくら嬢に限ったことではないのだろうが、他の人に交じってしまうと、目立たない女の子が結構いるのかも知れない。
それだけ、ソープの女の子というのは、さまざまな女の子が所属していて、それぞれに華やかさを感じさせるものだのだろう。
「一足す一が、三にも四にもなる」
と言った感覚である。
壁いっぱいに飾られているキャストの写真を見渡してみると、結構壮大なものを感じる。誰にしようか迷ってしまうというのも分からなくもないが、正直、目移りしてしまっていた。
誰も他にいないからいいのだが、まわりを見渡しているのを見られると、まるで田舎者のように見られるかも知れないと思うと恥ずかしかった。
時間がどれくらい経ったのか分からないが、最初あれだけ緊張していたものが、次第にその緊張も解れてきた。その場の雰囲気に馴染めたというのだろうか。彼は性格的にすぐにその場に馴染めるようだった。
それはいい性格なのか、そうでもないのか分からないが、本人としては、
「決して悪い性格ではない」
と思っていた。
彼は、最初、条例が制定されたことを知らなかったが、最近知り合った男性が教えてくれた。
その男性がこの店を教えてくれたのだが、この客がソープを探しているというのを、その男はなぜか知っていて、何もかも分かっているかのように、自然にこの店のことを教えてくれた。
その時一緒に、県条例が改正されたことを教えてくれたのだが、その情報がどういう意味を持っているのかということを、客の男はよく知らなかった。
そもそも、ここを教えてくれた男性とは呑み屋で知り合ったのだが、まるでこの客がその居酒屋に現れるのが分かっていたかのように、近づいてきた。
「待っていたよ」
と今にも口から出てきそうだったが、さすがに最後までその言葉を発することはなかった。
キャストの写真が四方の壁に所せましと並んでいたが、最後に少し小さめに注意事項が書かれていた。その少し横に、条例のことも書かれていたが、新しくできた条例も書かれていて、条例の内容はいくつかあったのだが、その中で大きなものは、前述の営業に携わるところの改正と、あとは、サービスに対しての問題だった。
これは、期間限定での特措法のようなものだったが、それは、
「必ず、避妊具はつける」
ということであった。
前は、避妊具なしでのサービスを、割増料金としてもらい、女の子の方が避妊するという形の店もあったが、
「伝染病を抑止するため」
ということでの問題だった。
そこは、客も自分たちにとっても安全安心なことだからということで、納得していた。ただ、今は昔と違って、デリヘルなどというサービスが流行ってきたので、どこまで守られるかというのは、モラルの問題になってくるだろう。
ただ、守らないからと言って、条例なので、そこまで厳しいということはないだろうが、今回の改正は、これまでの伝染病禍においてのことなので、ある程度は自分たちを守ツという意味もあり、徹底されるべきことが多いのではないかと、店側も、しょうがないところがあると、ある程度までは覚悟していた。
それでも、キャストの人数制限は、経営に直結することなので、簡単に承服できないところもあったであろう。
そう考えると、やはり早い段階から、準備をしておく必要が、それぞれの店にあるのかも知れないのだった。
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