知らないうちにクラスの女子達から振られたことになり、嘘の噂が広がって誰も信じてくれない人間不信になったからもう遅い。

第9話

過去編　妹

　高校に入学した頃、私は友達も出来なくて困っていた。

　そしたら、

　「花ちゃんだよね」

「う・・・うん」

私は久しぶりに話しかけられた驚いた。

　どうやら、その子は私と仲良くしたかったみたいで、私の持っていたキーホルダーについて話をしてくれた。

　そして私達は仲良くなった・・・と思っていた。

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私は今日仲良くなった久美ちゃんと他の友達と遊びに行くことになった

　「あ、えっと、一応これとこれも」

「お兄ちゃん！そんなに道具は要らないって！！」

「でもなぉ、！今日は男の人も来るんだろう？？何かされたら」

「大丈夫だって！！私ももう高校生だし！！」

「でもぉだからこそ、危険というか」

　お兄ちゃんは大変心配していた。

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　そして、お兄ちゃんの心配は当たり

　私は久美ちゃんに嵌められた。

　男の子達に襲われそうになった。

　だけど、奇跡的・・・心配性な兄がgpsを持たせていて私が変なところに向かったから危機一髪助けられた。

　そして、その子達は退学になった。

　でも最後に久美ちゃんは言った。

　「貴方みたいな、何もなくていい兄を持っている人が憎い」

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現在

　「花ちゃん？？」

「・・・昔、私に会ったこと覚えてるかな？？」

「もしかして、誘拐事件のこと」

「そう、」

「もしさ、その誘拐事件の関係者がお兄ちゃんに復讐とか考えていたら」

「・・・ありえるね」

　あのときことを思い出したくなかった。だから思い出すことができなかった。

　もっとはやくこのことに気付いていれば