知らないうちにクラスの女子達から振られたことになり、嘘の噂が広がって誰も信じてくれない人間不信になったからもう遅い。

第7話

　「お」

　 妹は俺に挨拶をしようとしたが控えたようだ。

　そうだ、それでいい。俺も話したくない。

　昔は俺がご飯を作り、妹も作ってくれたが、今はもう自分の為にだけに作ればいい。

　母と父からはしっかり仕送りは貰っているからな

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　教室に入ると、嫌な目で見られた。

　そして、みんな中身は俺を笑っているんだろうなぁ

　はぁはぁ面白いよ。確かに面白いと思うよ。こんなレジェンド記録作ったの俺だけだろうし、

　でもお前達と違って俺は俺なりの楽しみ方が元からある。人間関係潰してないと楽しめないお前らとは違う。

　本を開いて世界に浸る、

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　昼休み

　「優！！」

花見は教室の外から目立ちながら俺を呼ぶ

　俺は無視する。

　「優！！そのお昼」

「花見ちゃんだよね？」

東山が花見に話しかける

　「そんなクズになんのよう？？」

「優はクズじゃないよ。」

「へぇ、もしかして知らないの？？そいつ、このクラス女の子全員に振られては暴言吐きまっくたクズだよ。」

　いつのまにか全員になっていたのか、

　と言うか流石にそれなら確定で自分達のしてること分かるよな？？良心がないのかこのクラスには？？

　「そんなの嘘に決まってる！！」

お前も信じてたけどな、前まで

　「じゃあ、何を言われたか聞いてみるか？」

そして、女の子は次々と証言を出していく。

　姫宮さんとかはノリノリ、そいつはねぇー！みたいな怒り口調で話している。たまに辛そうに言うけど結局は同罪。むしろ自分悪くないですよつらしながらするほうがうざい。

　「・・・もう信じないから、行こう優」

「いや、移動めんどくさい」

「優！！」

「俺達からしても行って欲しいんだけど、あ花見ちゃんはせっかくなら俺達と話を」

「ほら行こうよ優」

「めんどくさい、見てわからない？？俺本読んでるの」

「優、」

「そいつは行く気ないみたいだから、なぁ花見ちゃん俺達と」

「話すわけないでしょ。優。その本当にごめんね。また来るから」

そして花見は行った。

　「チッ」

東山は舌打ちをする。もうこいつ本性隠す気ねぇな