第6話
ベット中で笑う
「あは・・・あはは」
いなぁよなぁ。俺ほど告白してもないの振られたやつ
こんなの世界中探しても俺だけだ。
しかも、振られたあとに俺が暴言を言って暴れて付き、
「面白すぎるだろ、マジで・・・はぁきっと、奴らは俺以上に面白いんだろうな」
部屋がノックされる。
「お兄ちゃん、入って良いかな」
「・・・寝るから入って来んな」
「でも、謝りたくて」
「それは何のことで」
「私のことで、」
「そっかぁ。ならネタバレすると許さない。」
「・・・お兄ちゃん、本当に私だって信じようと思って頑張ってたんだよ」
「俺に何も話を聞く前に心折れてたじゃねぇか」
「お兄ちゃんに聞いたら私絶対にお兄ちゃんが正しいと思ちゃうから」
「正しかったよな」
「あの時は、私も高校生だし、みんなの意見聞こうと思って」
「言ってること矛盾してぞ、まぁ俺のことをみんなの中に含まれない人間じゃないなにかなら、矛盾してないが」
「・・・そんなことを思ってない。ただ私はお兄ちゃんのことになるといつも考え方が暴走すると思って、今回は」
「今回は確実に暴走しないように俺を初めから捨てたと言うことだろう」
「それも、違、今回もしそうなら、お兄ちゃんを止めないと思って」
「 だから、謝罪を強要してきた」
「そうだよ。」
「・・・だから」
「だからって」
「いや、こっちからすると、お前の意見を聞いて、俺が例え冤罪でも悔しくて、プライドを消して、ある程度の人から誤解を受ける覚悟で謝ったんだ。
そして、状況はそもそも俺がした前提 わかる?」
「・・・それは」
「私はこう考えて、お兄ちゃんのためにって思っていたんだろうけど、前提からして俺を捨てて、その上で妹の考えを組んで、同じよう事件があったら、また一方的に捨てられて」
「ごめんなさい」
「いや、だからさ何が言いたかって、俺は我慢した。けどそれが結果悪くなった。それであと言い訳を聞く。だから何と思わん??」
「・・・」
「これ自分で言うけど、優しさだからね。これキレて良いと思うよ。自分で言うけど、でも俺は暴力とか暴言とか、言いたくないしやったら、冤罪がリアルになる。だから俺は抑えて、
だから??と言うんだよ。」
「ごめん、ごめんお兄ちゃん」
「別に、もう俺はあんたと関わる気はないから、まぁ同じ家だしトイレとかもある。だから嫌でも関わることはある」
「嫌じゃない。私は嫌じゃ」
「そうだな俺が嫌だ。だからこれからは出来るだけ関わりを減らす。さっき話しこと(5話の最後)通りにしようや」
「嫌だ、私はお兄ちゃんとこれからはこれからはお兄ちゃんと一緒に暮らすんだ」
「うるさいな」
「もう、お兄ちゃん以外は信じないし、お兄ちゃんのためになんでもするから」
はぁ、説得度ねぇ
でも話は終わらないし
「分かった、とりあえず一ヶ月はゆっくりさせてくれ」
「・・・え」
「俺も今回のことは本当に辛かった。妹と顔も話をしたくもないんだよ」
「・・・そうだよね」
「だから、一ヶ月はさっき言った通りに暮らそう。もしそれでその方がいいなら継続」
「話したいなら、また」
「そう、そう言うこと。じゃあ俺寝るから」
「分かった。ありがとうお兄ちゃん」
そして、奴の声は消える。
あぁ静かになった。
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