【ヤシオリ・ニーズ・ノー・ブッシュ】 #4

沐辰は笑い、歩き出した。炎の中、体の一部を失った薬物中毒者が闊歩する間を縫い、歩く。「これからどこに行こうか」「私、ここ出たことないからなー…兄ちゃん、なんかアテないの?」「ケチなスリにあるわけないだろ」「それもそっか」「お前なあ…」二人は、呆れたように笑った。 0



その時だ。突如として、目の前が爆発した。「うわッ!?」笙鈴を庇いながら吹き飛び、転がる沐辰。吹き飛んだ土塊が徘徊中毒者を爆裂殺し、巻き上がった埃が橙の光の中に闇を生んだ。「な、何だ…」「其の娘を渡せ」粉塵の中から、地獄めいた声が響いた。直後、中から迸った旋風が、塵を払いのける。 0



土色の闇より現れたのは、四目牛頭の魔神であった。剣、槍、斧、杖、矢と弓を握る六臂には山脈の如き筋肉が隆起し、力を体現する。放たれる圧力は、ただそれだけで星の核すら圧し潰さんが如し。牛頭の魔神は沐辰を睨み、口を開いた。「我が名は蚩尤。町田の王。王命也、其の娘を渡せ」 0






「あぇ……」「エヘヘ、なんか来たァ」異常を察知したか、そこかしこで薬物中毒者が蠢き始めた。頭がなくなり、胸に穴が開き、下半身を失い、そこから炎をちらつかせる薬物中毒者に、蚩尤は目を細めた。「デンパリキュール」「ア、知ってる…?あのオクスリ」「知ってるなら…持ってる?」 1



「持ってるならくれよォ!」薬物中毒者たちが飛び掛かった。彼らの動きは素早く、沐辰の目ではもはや捉えることすら叶わなかった。だが。「憤!」蚩尤へと殺到した彼らは、押し殺すような裂帛と共に砕け散った。蚩尤の揮った武器が一撃で彼らを砕いたのだ。飛び散る血と肉の塊が燃え、灰となった。 2



舞い散る火の粉に惹かれたか。瓦礫の狭間、そこかしこより次々と薬物中毒者が姿を見せた。「火!火!」「ああ、私もあの中にィ!」「俺にもくれよ…!」彼らが動き出そうとした瞬間、蚩尤が矢を弓に番え、放った。機関銃めいて放たれる矢は、瓦礫ごと中毒者を粉砕し、散華させる。 3



蚩尤は、一際高い廃墟に目を向けた。その建物からは火がちろちろと舌を伸ばし、蚩尤らを窺っていた。中毒者の巣だ。「憤、覇ァッ!」蚩尤は、大きく振り上げた拳を地に叩き付けた。衝撃が地を走り、地獄めいて引き裂いた。ぽっかりと口を開いた亀裂に、建物ごと中毒者は呑まれ、消えた。 4



破壊を終えた蚩尤は、再び沐辰を見据えた。沐辰はただ、時が止まってしまったかのように王の暴威に視線を縫い留め、力の漲りに体を打ち砕かれぬよう耐えていた。蚩尤。町田の王。力の化身。沐辰は、己の持っていた何もかもが虚しく、力の前に、命すらも塵芥に等しいことを知った。 5



「し…蚩尤様」「如何にも」蚩尤は頷いた。「そして、最後だ。其の娘を渡せ」沐辰は、思わず平伏した。蚩尤の言葉はそれ自体が重かった。その意を問う発想すらもなく、ただ俯いたまま、背負うた妹を降ろすことも忘れたまま、何事かを言おうとか、ぱくぱくと口を動かしている。 6



服従すらも言葉にできない。思考は圧力に潰され、千々に分かれていくようだった。「怯えるな」蚩尤は言った。「立ち上がり、近くに寄れ」「ア…」沐辰はふらふらと立ち上がった。体が己の意思で動かない。やめろ。行くな。叫ぶ心を無視し、足が踏み出す。悲痛な呻きがどこかで聞こえる。 7



笙鈴は、己の背でどうしているだろう?幼き日、死した母に守ると誓った妹は。その誓いは、力の前に脆くも崩れ去った。見ただけでわかる。弱き己は、大きく強い者に勝てない。ただ歩くだけで四肢が砕け散りそうなのに、歩み差し出さずにはいられない。それは正しく、本能であった。 8



弱者が強者に跪く。最も基本的な世界の理。嬲り者にされた女の胎より生まれた子供など、初めから他者に喰らい尽くされる運命だったのだ。ただ、それが収穫に来ただけに過ぎない。食物連鎖の果て。その先に待つ、最も強き者に、どうして逆らえようか。ただ、その時が来た。それだけなのだ……。 9



その時。沐辰は足を滑らせ、転んだ。「うッ!?」まともに受け身を取ることもできず、地に体を打ち付ける。「痛ッて、何だ…!?」忌々し気に舌打ちながら見回すと、一枚の紙切れが落ちていた。それは、ディーサイドクロウより渡された小切手であり、それに足を滑らせたのだ。((あれは…)) 10



何故、あれがここに?背負うた笙鈴か、荷物に紛れていたのが落ちたのか。或いは、吹き荒ぶ風に運ばれたのか。真偽はわからぬが、とにかく小切手は、彼の目の前に理不尽めいて存在していた。同時、沐辰の脳裡をディーサイドクロウが過る。ケチなスリを、警邏から理由もなく助けた男が。 11



「……お聞きしてよろしいですか」沐辰は顔を上げ、蚩尤を見た。蚩尤は、苛立たし気に目を細めた。「笙鈴を、妹をどうされるおつもりですか」「右腕を断つ也」「何故ですか」「貴公が知る必要無し」言い切る蚩尤。沐辰は歯噛みした。そして暫しの沈黙の後、立ち上がった。「…です…」「何?」 12



「イヤ、です」沐辰は、歯を鳴らしながら蚩尤を見上げた。殺気が密度を増す。もはや息を吸うことすらままならぬ、凝固した空気の中、彼の背で笙鈴が身動ぎした。「今一度、申してみよ」「イヤだ!笙鈴は…オレの妹だッ!」「憤!」蚩尤の前蹴りが、沐辰を吹き飛ばした。血を吐きながら転がる。 13



「…何?」蚩尤は訝った。加減はした。だが、子供の肉体程度なら容易く爆散する威力はあった筈だ。飽くまでエネルギー節約の為の加減…。「う、ぐう…」沐辰は起き上がった。笙鈴も無事だ。庇いながら転がったのだ。「母ちゃんと約束したんだ…笙鈴を守るって」「兄ちゃん…」「…」 14



蚩尤は剣を振り上げた。一足跳びに沐辰に迫り、振り下ろす。だが沐辰はそれをサイドステップで躱す!「憤!」蚩尤は地を裂いた剣を横薙ぎに払った。凶刃はしかし、金属音と共に弾かれる。「ヌウ…!」呻く蚩尤。沐辰は、鉄筋の欠片を抜け目なく拾っていた。それで弾いたのだ! 15



「笙鈴に手は出させねえ!オレを倒してからにしろッ!」「…よかろう」吼える沐辰を睨み、蚩尤は全ての武器を捨てた。「娘を降ろすが好い。貴公を斃すまで手は出さぬことを約束する也」「…」沐辰は、暫し警戒するように蚩尤を見据えた。しかしやがて頷くと、笙鈴を降ろした。「本当だろうな」 16



「嘘は吐かぬ」言葉と同時に、蚩尤は肉薄していた。「憤!」沐辰は蚩尤の飛び込み前蹴りをしゃがんで躱すと、アッパーカットでその足を折りに行く!「憤!」だが返す刀の踵落としが、沐辰を潰した。「ごぶあッ…」蚩尤は倒れた沐辰の足を掴むと、彼を数度地に叩き付け、投げた。 17



空中で身を捻り、瓦礫を蹴って態勢を立て直す沐辰。だが彼の目の前に、蚩尤が投げた瓦礫が迫っている。沐浴は姿勢を低く走り、潜り抜ける。「やあッ!」勢いを乗せたパンチを放つ。「憤!」拳は軽く払われるも、沐辰は続けて連続でパンチ。ラッシュを見舞う。「やああああッ!」 18



だが全てのパンチは、軽くあしらわれる。速度。パワー。そして文字通り、手数が違うのだ。蚩尤は中二本の腕で沐辰の拳を掴むと、上二本の腕でモンゴリアンチョップを見舞った。呻くことすらできずに目が裏返る彼に、下二本の腕がダブルボディブローを叩き込んだ。衝撃が突き抜ける。 19



その力に呑まれるように、沐辰は吹き飛び、瓦礫に叩き付けられた。「ごぶ、ぐぶ…」空気とも嗚咽とも、血とも吐瀉物ともつかぬ何かを吐く。だがそれでも、彼は立ち上がった。「…見事也」蚩尤は目を細めた。そして決然と歩き出した。蚩尤の腕には静かな力が漲る。それは正しく、介錯の力だった。 20



「もうやめて!」その時、笙鈴が二人の間に割って入った。矮躯を震わせながら、彼女は蚩尤を睨みつける。歯の根は合わず、その姿は弱々しい。それでも尚、彼女は持てる全ての力を持って、王に相対した。「蚩尤…様。なんで、私の…腕を切るのですか」「其れこそ、麻薬を生み出す元凶故也」 21



「そう…ですか」笙鈴は咳き込み、灰を吐いた。口を押さえた手は灰に塗れ、炎の匂いを纏う。「おい、笙鈴」沐辰が叫んだ。「バカなこと考えるな。兄ちゃんが守ってやるから」よろめきながら、沐辰は笙鈴の前に歩み出た。「ウシ面。ぶっ倒してやる」「おい、兄ちゃん!」「安心しろ、笙鈴…!」 22



「できるわけないだろ!今の自分の状態わかってんのかよ!」「大丈夫…兄ちゃんなら大丈夫」「どこがだっつってんだよ!」笙鈴は、振り向きざま兄に平手打ちを見舞った。鋭い音が響く。「…え」沐辰は体を傾いだまま、目を瞬かせた。そしてよろめき、腰から落ちた。「見ろよ」笙鈴が見下ろす。 23



「私のビンタで尻餅つくほどヘトヘトじゃんか。もうとっくに限界だろ!なんでそんなになってまで斗うんだよ!」「オレがお前の兄ちゃんだからだ」「だったらよぉ!私にもアンタを助けさせろよ!」灰を涙と共に撒き散らし、笙鈴は叫んだ。「なんで全部一人でしょい込むんだよ!兄妹だろ私らは!」 24



「笙鈴」「なんで助けさせてくれねえんだよ!そんなに頼りないかよ、私は!病人だからか?一ヶ月前まで病人じゃなかったぞ」「…」「なんで私を見てくれないんだよ。なんで向き合ってくれないんだよ」「笙鈴…」「なんで…いつも勝手に、どっか行こうとするんだよ…」笙鈴は、彼に背を向けた。 25



そして膝を突き、頭を垂れた。「蚩尤様、お願いがあります。私の右腕は差し上げます。だから兄を、私の兄をどうか、許してください。いつも私を助けてくれる…たった一人の、家族なんです。どうか…」右腕を差し出す笙鈴を見、蚩尤は満足げに頷き、剣を拾い上げた。「貴公の願い、聞き届けたり」 26



「え、ぁ…」それは厳粛なる執行宣言であった。沐辰は立ち上がろうとした。だが、体に力が入らなかった。悲痛な呻きがどこかで聞こえる。頬に灯る痛みが、蚩尤の振り上げた剣に呻きのあるじを映し出す。沐辰は、己の中に潜む不安と孤独に嘆く己を初めて知覚した。自分は、こんな顔をしていたのか。 27



だが、それでも。沐辰は吼えた。萎えた脚に鞭打ち、立ち上がった。その目の前で、鋼が振り下ろされた。刃は地に突き立ち、土塊を散らした。笙鈴の体が傾ぎ、倒れた。その体の下から赤が広がる。鋼の向こうで、断たれた右腕がごろりと転がった。笙鈴は兄に顔向け、脂汗に塗れた顔で薄く笑った。 28



沐辰はよろめきながら歩み寄り、妹を抱き起こした。「ごめん、笙鈴…ごめん…」「謝んなよう…私だって、兄ちゃんの力になりたかったんだよ…」「こんなの、全然嬉しくねえよ…」「いいじゃん、別に死ぬわけでもないし…」「否」蚩尤が笙鈴の右腕を拾った。「速やかに止血せねば、血を失い死ぬ也」 29



「え」「血は生命の源。自明である」「う…貴様ぁ…」「聞くがよい」蚩尤は目を閉じ、背を向けた。「現在、この区画にディーサイドクロウなる男あり。其の者、医の心得を持つ也」「…ディーサイド、クロウ」蚩尤は地に立つ剣を示した。「其の剣を貴公に贈呈する。其れを対価に、救護を求めて見よ」 30



「…なんで、そんなことを」「町田では力が全て。故に、強者には敬意を払うが理也」蚩尤は歩き出した。「生きていたら、我が城の門を叩くべし。強き者よ。我は貴公らを歓迎する」言葉の直後、地が爆ぜ、土煙が辺りを満たした。それが晴れた時、蚩尤の姿はなく、血濡れた剣が静かに佇んでいた。 31



一陣の熱い風が、沐辰の頬を撫ぜた。血の匂い。火の匂い。熱いそれが、彼を揺さぶった。「強き、者…」蚩尤の言葉を繰り返す。強さ。強さとは何だろう?蚩尤は、自分の何を見ていたのだろう?わからないことだらけだが、笙鈴はまだ生きている。「急がないと…」沐辰は笙鈴を背負い、剣を掴んだ。 32



流れ出る血が背を濡らす。もはやわずかな猶予もありはしない。「…いや、その前にだ」沐辰は笙鈴を降ろすと、己の上着を裂き、妹の腕を縛った。血が命なら、こうして止めるのは恐らく必要な処置だ。それに至らず先を急ぐなど、自分も余裕を失っている。「…焦るなよ、オレ」再び妹を背負う。 33



…そして、また剣を持とうとしたその時。彼の目の前に、一人の男が歩み出た。瞬間、体がぎくりと固まる。その巨躯。立ち振る舞い。明らかにキマり、目の端からちらちらと炎を漏らしているが、それは俊豪…己の恐怖そのものであった。「…ア?沐辰じゃねえの」俊豪は、獰猛に笑った。 34



────────────────




集う人々の最奥で、デンパリキュールは震えていた。己がNEWO≪ネオ≫で人々の神経を犯し、即席の戦士をどれだけ作り上げようが、あの男の前には役に立たないだろう。それでも、やらずにはいられなかった。例えそれをせずに逃げても、きっと奴は追い付き、自分を惨たらしく拷問し、殺す。 35



「ハァーッ!ハァーッ!」どれだけ整えようとしても、心肺は戦きを沈めようとはしなかった。呼吸の度に痛む体が引き攣り、一層に心肺を刺激する。悪循環であった。「クソ、何で、何で私がこんなことに…」「ア…先生…」一人の中毒者が麻薬を差し出した。「まやくごはん、いる?」「うるさいッ!」 36



怒号と共に払われ、まやくごはんが散らばる。「あ……あああぁあ~~~~~~ッ」頭を抱え、うずくまって叫ぶ中毒者。デンパリキュールは、慌てたように彼を押さえ、打ち据えた。「やめろ…叫ぶな!見つかるだろッ」「あぁああ!ああああーッ!」何度も殴られた中毒者は、数度痙攣し、死んだ。 37



「くそッ」デンパリキュールは死体を蹴り飛ばすと、頭を抱えた。何故だ。何がディーサイドクロウを駆り立てる。どうすれば生き延びることができる。巡る思考に、心は叫び続けていた。否。あの男は狂人であり、自分はここで、殺されて死ぬ外ない。「嫌だ…嫌だ…」「おれもヤだなあ、追いかけっこ」 38



声は、頭上からであった。「うわあッ…!」腰を抜かし見上げると、そこには壁面に足を突き刺し、地面と平行に立つディーサイドクロウの姿があった。「な、な、何でここが」「あんだけ大声出しといてそりゃねえだろ」ディーサイドクロウは跳躍。地に降り立つと、デンパリキュールの拳を踏み躙った。 39



「あぎッぃやァァァッ!?」骨と肉が砕けて混ざる感覚と痛みに、デンパリキュールは泣き叫んだ。「ま、待ッ待ァァッ!」「待たねえぞ。久しぶりの拷問だからな」「だったらまず何か聞いでええええ!」「断る」「何でえッ!?」「黙れ!」鋭い蹴りが顔面に突き刺さった。右の眼球が爆ぜ、零れた。 40



デンパリキュールは嘆いた。拷問と称しつつ、何も聞かずに暴力を振り翳す理不尽を恐れた。何故もどうしてもない。この男に問おうと思ったのがそもそもの間違いであったのだ。決定的に手を誤った。彼が蚩尤と諍う間に、形振り構わず逃げるべきだったのだ。死にたくない。死にたくない! 41



その瞬間、デンパリキュールの中で何かが爆発した。「ム!」跳び退るディーサイドクロウ。デンパリキュールの足元より、禍々しき極彩が広がる。辺りでぼんやりとしていた中毒者が極彩に触れると、彼らは無限遠の色彩持つゲル状物質に溶け、消えた。人間だった筈のゲル状物質が、蠢く。 42



蠕動するそれらは、デンパリキュールの下に集った。そして綯い合わさり、盛り上がり、彼を核として包み込む。やがて巨大な一つとなった物質は極彩色を鎧い、幾条もの触手とした。「おうおうおう、思ってた以上に何でもアリじゃねえ?」ディーサイドクロウは目を細めた。その右目から血涙が落ちる。 43



「けど、悲しいねえ。そんなんでおれをどうにかできると思われるのはな」ディーサイドクロウは、己のポニーテールを梳いた。髪が払われた手の中に、光を赤く照り返す黒いカランビットナイフが握られていた。ナイフ……否、彼自身から、Wi-Fiが放たれていた。『ディーサイドクロウ』。 44



「おれにNEWOまで使わせたんだ。楽に死ねると思うなよ」ディーサイドクロウは舌で唇を湿した。「ま、元からそのつもりねえけど」くるくると回るナイフが、赤い軌跡を残す。《デンパリキュール》が、触手をもたげた。その瞬間、ディーサイドクロウが動いた! 45






(つづく)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る