第59話 呪いの解除




「それでは行きますよっ!?」

「はいっ!?」

「親方、、」

「信じてるぞ、、リリス」

「頑張ります」


そういってリリスさんが

ミラさんの手の右手を左手で握り

右手を僕の顔の正面に置いた


リリスさんの手から無数の魔法陣出てきた

一つ一つ違う色の魔法陣だ


僕は

ミラさんの右手の血管と

リリスさんの左手の血管が

黄色く光っていると所を見た


多分、、魔力の流れ的なものだろう


「ーーーッ」

「大丈夫かっ!!リリス!」

「大丈夫、、です、、」

「あまり無理するなよ」

「ありがたきお言葉です」


リリスの顔を一目見ただけで分かった

この禁断魔術の解除って

相当きついんだなって


申し訳ないな

あとで何かお礼しないと


「読書、、なんか変化はあるか?」

「えっ、、いや特nーーーッ」

「どうした!?」

「ぜん、、じんが、、いっ、、」

「親方!?」

「読書さん!」

「全身が?痛いのか!?リリス!」

「大丈夫ですーーーッ、、禁断呪いの解除は皆んなこうなので、、あと少しの辛抱です」


マジで

合成の解除する時と同じくらい

痛いんやが

マジで、、

痺れたり、、焼かれたり、、砕かれたり

いろんな痛みが全身に、、

喋るのすら困難に、、なってるし

解除ってこんなにも

辛いんだな


ミラさんもなんか辛そうだし


やばい

体があつい

どうなってやがるっ

70℃くらいはあるな

体なダルいし

自分の唾を読み込んだら

喉が死ぬし

もう散々だよ


あと少しって言ってたが

少しってどのくらいなんや?

無理だよ、、10分とかだったら

普通に気絶はするかも

気絶はもう散々や


「ーーーッ」


何だ、、身体がぁ

軽くなった、、痛みもない


「、、解除できました」



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