第24話 さらば街よ そしてようこそ都へ



「君たちにはこの後から帝国の中心部に行ってもらう」

「え?」

「へ?」

「もちろん無料で行けとは言わない」

「どうして僕たち何ですか?」

「いやだってアキ様とパーティ組んでるじゃないか、、アキ様がグランドギルドに用があってねアキ様の要望で君たちも行く事になったぞ」

「ふふふ、、私が誘っちゃた」

「誘っちゃたじゃねーよっ!?」

「へ?私は別に大丈夫ですよ」

「ありがとうミラちゃんー」

「これぐらい良いですよ、、アキさんは友達だからね」

「ねー」


仲良いなこの2人

まぁ僕も暇だし

異世界の都会って気になるし


という事で僕たちは

帝国の中心部に向かう事になった


ギルド長も何故か付いてくる事になった


前より大きく豪華な馬車で

移動することになるのかーー楽しみやな


とりあえず僕は宿屋に戻って出かける準備した

まぁ特に別に準備とか無いけど


ミラさんと共に部屋から出た

宿屋の受付の人に話はつけておいた

安心して出掛けられるっ

何日くらい出かけるのか?


まぁ用事は無いし別に問題はないか

これが暇人の特権だぁ


ギルドに向かって僕たちは歩いた

途中でアキさんとも合流した


アキさんは物凄い量の荷物を持っていた

引越しするのか?って思うくらいの量の荷物を持っていた平然とした顔で運んでいた

さすが、、Sランク冒険者の力ってすげーな

余り怒らせないで置こう、、


ギルドに着いた僕たちは

特別待ち合い室でゆっくりと寝て居たギルド長をアキさんが叩き起こした


「うわっアキ様!?」

「何で寝て居るのよ」

「すみません」

「まぁミラさんも寝て居たし、、気が合いそうだなミラさんと」

「確かに、、仲良くしましょうギルド長!?」

「みっミラーーー」


やっぱミラさんって死神なのか?天使なのか

わからないな、、、うーん天使だっ!?


「もう馬車の準備は出来たよー」

「はやっ」

「やるな」

「へ?すごいですぅ」


ギルドの隣にある人影の無い路地裏に

大きい馬車が停まっていた


「えっ僕、、この馬車に乗るの」

「そうよ」

「すっすごいぃ」

「さすがね」


貴族が乗って居そうな馬車やな

借り間違えたのかな?種類を


まぁ考えるのをやめよ、、


僕たちは馬車の中に入った

結構広い、、ふかふかなベッドがある、、

寝るかぁ!?!?



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