第17話 合成の契約



=====山頂(ミラさん視点)


コカトリス、、本当に居ませんね、、、

うぅ、、見つけられるかなぁ?


____バァッン

空に赤い炎が遡った


えっ何あれ!?魔法!?

いやっでも何で空に魔法を唱えたにか

もしかしてSOS!?


あわわわ

どうしよう行かないと、、

ん?あの位置は、読書さんが居るところだ!?


早く行かないと、、、


私は、、魔法が唱えられた所へ走った


蜘蛛の巣などに引っ掛かっても、、、

水たまりの水が跳ねて服が濡れても、、

スピードを落とさず走った


読書さん、、無事であって下さいっ!?



5分後




「はぁ、、はぁ、、」

「グギャァア」


嘘でしょ、、ドラゴン!?

何で此処に!?!?


やばい、、やばい、、


読書さんは何処、、、、

読書、、さ、、ん


ドラゴンの足元に

胸を貫かれた読書の死体があった、、、


「えっ、、どうして、、」


死体を見慣れて居る、、、死神が

この有様をみて、、涙を流した、、、


頭が真っ白になった


さいわい、、ドラゴンはミラさんが居る事に気付いて居なかった、、


「グァアア、、、ボゥガァァア」


ドラゴンは周りにある木や草を、ブレスで燃やし始めた



あっ

読書さんが燃やされるっ、、


急いで死体と魔法銃を回収した


ドラゴンは燃やすのに夢中で

死体を回収された事に気づいて居ない


「あぁ、、読書さん、私が、、遅れたせいで」


死体を担ぎながら、、喋って居るミラさん



私が強ければ、、、スキルが強ければ、、、


へ?待てよ

スキル、、、


<ステータスっ>


LV 不明/100

スキル 合成


パワー 不明

知能 不明

ディフェンス 不明

体力 不明

精神力 不明

防御 不明

反射力 10



合成スキル、、これを使えば、、いける!?


不死契約からしないと


不死契約は

死神と人間の命を共有する事で

2人の命のうち

どちらかが無くなっても

片方生き残れば

死ぬことは無くなると言った内容だ


この契約が出来るのは1回だけ、、、


合成とは

2人のステータスを合わせることが

出来るスキルだ


合成は

人間だけステータスが上がる

その代わり、、使えば使うほど、、

体への負担が多くなる、、



不死契約をしよう、、、


読書の死体をそっと地面に置いた


えーと

最初に、、、


自分の指を爪で切って

出てきた血を

自分の口に入れる


儀式の為だ、、しょうがない、、不可抗力だよ


そのまま


「ごめんなさい」


唾液と混ぜた血を、、口移しをした


「ーーーッっずちゅ」


口移しを終わらせたら


最後だよ、、、


「死の神の血よ、、振り変われ、、人の命、、我生命と共に、、」


呪文?を唱え終わった


はぁ、、契約が終わったぁー


死体の胸に空いた穴が塞がった、、、






次回

「合成の力」

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