物語、完結おめでとうございます。
ヴァンパイア少年、ファーストネームはオズワルドくんでしたか。
ハナさんの優しさと温もりに凍りついていた彼のハートも溶け始めたようですね。
これからも彼らはヴァンパイア、つまり鬼を駆逐するための活動を続けていくのでしょうが、リウカちゃんやオズワルドくんのような存在もあるため、必ずしも殺してしまうことだけが有益ではないのだというような意見も出てくるのではと那智は想像します。
そういう意味でこの作品は命というものを多方向の視点から見つめ直すというある意味哲学的な感慨を受けるものであると感じました。
タイトル、すごくいいと思います。
人鬼とは傀儡や操り人形を指す言葉でもあり、その子どもというのもまたいろいろなしがらみに操られた者という哀れな想像が浮かびました。
とにかく松本さん、大作完結お疲れ様でした。
那智もがんばらなければとパワーをもらえました。
ありがとうございました。
作者からの返信
那智さん
コメント、そして最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!
哲学的だなんて拙作には勿体ないお言葉、ありがたすぎます(泣)
ヴァンパイアを殺す以外の選択肢もあるのだという意見も出てきてほしいですね。
私たちも他の動物のいのちをいただいて生きていますが、畜産は共存とはちょっと違うし、かといってヴィーガンになれるかといえば簡単ではないし。
ともに生きるとはどういうことか、永遠のテーマだと思います。
タイトルも褒めていただけて嬉しいです。
ほんとは『鬼子母神の娘』にしようと思っていたのですが、それこそブラックジャックのパクリみたいなのでやめました(笑)
人鬼とは傀儡や操り人形。那智さんの豊かな想像力にはいつもはっとさせられます。とても深く思いを馳せていただきありがとうございます。
最後まで完走できたのは那智さんのおかげです!
那智さんの各話コメントや♡が本当に支えになっておりました。
本当にありがとうございました!
那智さんも坊っちゃん文学賞、がんばってくださいね。
よりよい創作ができますように、松本はいつも応援しております。
いつの間にかタイトルが変わっとる!
そして最後の最後で怒涛の設定嵐!
キユさん、更新お疲れさまでした♡
リウカちゃんの本当の名にハッとし、ハナちゃんの純な優しさと真っ直ぐな心根に感じ入りました。
鬼母も、本当は情の深いタイプなのだろうけれど、生き方の違いが人間との殺し合いを避けられないものにしてしまって、双方引くこともできず……言葉が通じるのに思いが通じない悲しさがありました。
せめて人間同士の争いは避けられるべきだよなあと、現実をより一層悲しく思いました。
オズワルド君、「殺さなければ生きられない」そっか、ヴァンパイアだからですね。
ツンからの急なデレにおばさんは息も絶え絶えです。いいぞもっとやれ~!
キャラクター勢揃いといった番外編で予習ばっちり。本編も楽しみにしております!(´▽`*)
作者からの返信
こよみ様
コメントありがとうございます!
怒涛の設定をまったく回収せず終わりました…不親切な小説で申し訳ないです。
途中挫けそうでしたが、こよみ様のたくさんの応援が本当に励みになりました♡
リウカの名まえのくだりはこじつけ感がありましたが、なんとかまとまってくれてほっとしています。
作中ではヴァンパイアと人間は共存できないとお互いが思っているからこそ、悲劇が生まれているのかもしれませんね。
同じ人間であっても、人種や組織ごとにそれぞれのスタンスや信念も違うでしょうし。
違いを理解してどう受け入れていくかが共に生きていくことへの一歩なのかなと思います。
オズワルドは普通の子ではないので殺すとか生きるとかにすごく拘っているのですが、長くなるので本編では明かせませんでした。
オズワルド君、なんかいきなりデレましたよね。キユもびっくりでした(笑)
キャラクターを出すだけ出しといて申し上げにくいのですが…実は本編には、オズワルド以外の本作キャラは出てこない予定です(´・▽・`エエッ…)
そのうち執筆したいなと思っていますので、また覗いていただけたら嬉しいです。
こよみ様に完読していただけて本作も成仏できます(涙)
読んでくださってありがとうございました!
松本さん、こんばんは。(さん呼びよろしいでしょうか?豆ははこのことも豆さんでもまめさんでもご自由になさって下さいね)。こちら、第二部はございますか?もしくはご検討頂くことは可能でしょうか。
ハナちゃんがお内儀であられることを知った時の「ぎゃふん」な感じやおずわるど君の初恋?の雰囲気が良すぎます。高尚な空気感も素晴らしかったです。タイトルも、「ひとおに」。より神秘的になられましたね。本当に素敵なお話をありがとうございました。続きをお待ちしております!
作者からの返信
まめさま
コメントありがとうございます!
そしてさん呼び光栄です♡私も僭越ながらまめさまと呼ばせていただいても宜しいでしょうか?
本作は実は、おずわるど君が主役のシリーズものの番外編読み切りという立ち位置なんです。
ですので、本作の二部というか続編は考えてはいますが、先にシリーズ本編を進めてからになりそうです。
おずわるど君のプチ恋描写にキュンしていただけてよかったです(笑)
タイトルや作品の雰囲気へのお褒めも嬉しすぎます♡
いつもまめさまからの応援がほんとうに更新の励みになりました。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
松本貴由様
伝奇的な雰囲気の中に、しっかりしたブレないフィロソフィーを感じました。
相容れることのできない存在が、生きるための葛藤と向き合いながら、それでもなお己の正義(?)を貫いて生きていくしかないという……難しいテーマに挑んだ意欲作とお見受けしました。
これが貴由様の作風なのですね。地の文の端麗さといい、深い知識といい、展開の面白さといい、情景描写と心理描写の巧さといい……
貴由様の真骨頂を見せつけられた感じがいたします。
それから、登場人物のキャラが立っていてすごい! と思いました。一人一人のバックグラウンドをもっと知りたくなりました。特に、オズワルドくんの。
『ひとおにの子ども』
素晴らしい小説でした。
読み終えて寂しい気もいたします。
貴由様、読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
ブロ子さま
すてきなコメントありがとうございます!
相容れることのできない存在が、葛藤と向き合いながら己を貫いて生きていく、まさに私の思っているテーマを言葉にしてくださって、感激しております…!
そうなんです、こんな重苦しい作風でやっております(笑)
場面も動かないし描写はくどいし、おまけに世界観や用語の説明も中途半端なまま終わるので、読者に不親切な文章だったなあと実は反省しているんです。本作はブロ子さまのような素晴らしい読み手さまの読解力と想像力に支えられて成り立っているので、こうして感想をいただけることがとっても嬉しいです!
もともとラノベとして考えていたので、登場人物のキャラが立っていると感じていただけてほっとしました。オズワルドくんはおそらくいろいろあったのでしょうね(笑)
松本の過去近況ノートにはオズワルドはじめ本作のキャラクターイラストも上げていますので、よかったら覗いてみてください♪
終わって寂しいと言っていただけたこと、作者冥利に尽きます。
この世界観のお話はまだ続く予定ですので、よければお付き合いください。
最後までお読みくださってありがとうございます!