あとがき
このたびは、読んでくださりありがとうございます。
楽しい時間を過ごせた1万字弱であれば幸いです。
カクヨムには初投稿ですが、名刺代わりの短編になればよいかなと思います。
さて。
蛇足も蛇足、承知も承知の助なのですが、かといって投げっぱなしは気になるので。
サプリメント的に捕捉しておきます。
ただ、物語の楽しみ方は読み手さまのものですので、ミートソースパスタにかける粉チーズくらいの感覚で。
ご自由に、といった感じです。
・リュカとクラウス
使い古されたネタですが。
リュカ(綴りは Lucas )、クラウス(綴りは Claus )。
アナグラムになっております。
また、本作の人探し部分はすべてリュカのみが行い、クララちゃんは彼の捜索成果を聞くのみです。
嘘をつかれたとして、きっと気づくことはできませんね。
また、一般に声変わりは13~14歳くらいに起きるそうな。
人探しするにも、顔もわからず、名前だけ、あげくに声はきっと変わってしまっている。
何ひとつ手掛かりのない状態です。
・身分差
貴族と使用人というアイコンだけで処理してしまったので、わりとモヤる人もいるかも、と書いたあとに気付いたので、捕捉します。
馬車旅な以上、物語の舞台は現代ではありません。
身分差は恋愛の壁です。
それこそ、出奔でもしなきゃ、ふたりの仲は進展しないし、出来ないでしょう。
したとしても、敬愛する主人が身分を捨てることに、使用人がうなずくかは別ですが。
・このあと
ご想像にお任せします。
このひと言を書きたいがためだけに話を書きました。
丸投げです。
悲恋かそうでないか、とか、この後2人はどうなるの、とか。
オチや結末ふくめて。
大満足です。
〈締め〉
語り過ぎても興ざめなので。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
次回作で出会うことがあれば幸いです。
おてんばお嬢さま(貴族)が初恋の人探しに使用人(美少年)を振り回す話 甘冴 間宮 @amasae_mamiya
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