応援コメント

 6」への応援コメント

  • レネさん

    読みながらずっと頭の隅で音楽が流れていました。
    そういうお話って、ちょっとうれしいですよね。

    箱根湯本の民宿、まだあるのでしょうか。
    部屋の鍵が輪っかにひっかけるだけのものだったのが、なかなかに…、うーん、なかなかでした。

    作者からの返信

    輪っかに引っかけるだけの鍵、懐かしいですね。
    そういう民宿がまだ残っていたら、とてもいいのですが。

    そうですか。頭の中で音楽が鳴っていましたか。
    どんな音楽だったんだろ?
    最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
    コメントもとても嬉しかったです。
    オホシサマも感謝いたします。

  • 夢と現実が違和感なく溶け合ったような、これは夢かな? と思わせるような筆致が巧みですね。ヒロくんはきっと真面目な人だったんでしょう。ラストで情景が明るくなるのがいいです。よけいなBGMがない、映像美のドラマを見ているようでした。

    作者からの返信

    橋本さん。

    読んでくださって、本当に嬉しいです。しかも筆致が巧みだなど、お褒めの言葉、本当にありがたいです。

    そうですね、ヒロくんは内省的な、真面目な人だったと思います。

    オホシサマ、コメント本当にありがとうございました。

  • 久しぶりに新作を拝読して嬉しいです。第一話目からもう、ああ、やっぱりレネさんの文章は落ち着くなあと思うのです。半島のうら寂しい情景や民宿の畳の匂いまで感じられる描写が素晴らしいですね。ヒロくんが登場するタイミングも、主人公がそれをすっと受け入れて、核心に迫った話をさりげなく入れるところも巧みだなあと思います。自殺した人、残された家族を描くと重たくなりそうですが、淡々と気持ちの変化を描かれているのがとても好きです。やはり定期的にレネさんの小説を読みたいなと思いました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    柊さん。

    何も考えずに、細かい思索もなしに、ただ書いた小説を、随分褒めていただいて本当に嬉しいです。
    特に、私の文章が落ち着くというのは、書いた私にとっては、そういう文章しか書けないんですけど、やっぱり嬉しいです。
    本当に細かく読んでくださって、オホシサマとコメント、どうもありがとうございます。
    まだ小説が書けるか分かりませんが、頑張ってエッセイは更新しようと思ってますので、よろしくお願いいたします。

  • 読ませていただきました。
    詳細は省きますが、身近に自殺した方がいます。残された者の苦しみも近隣から聞き、遠巻きにですが見ております。
    それに関して思うことは多々あるのですが、彼女がどこかで救われていてほしいし、残された彼にはいつか心に引っかかりながらも立ち直ってほしいと思ってます。
    人ってほんと、難しいですね。
    ずっと笑いながら暮らせたらいいのにな。
    浩二さんには奥さんとともに、ささやかながらも幸せな日々を過ごしてほしいです。

    作者からの返信

    このような小説ではなく、現実に身近な人が自殺または事故や病気などで亡くなられた方の悲しみは計り知れないと思います。
    特に自殺の場合はやりきれないでしょう。この小説のように甘く立ち直れるのか疑問です。

    人は本当に難しい生き物だと思います。皆が楽しく暮らしていければいいのですが、こればかりは楽しいことばかりではない。
    どうすることもなりません。
    人間は、辛いですね。

  • 電車やバスに揺られながらウトウトと眠って見る夢のような。なんとなく霞がかったお話しでした。
    ふと夢から冷めて、景色を確認して、
    「ぁぁ、いつの間にかここまで来たか」と思ったり「まだ、この道か…」とまた目を閉じたりするみたいに。
    そんな感じで読み進みました。

    私にも子供の頃の不思議な思い出がありまして。いとこの、たしか1つぐらい年が上の男の子がいたんです。とても活発な子で。よく一緒に走り回って遊んでいたんです。だけど、小学校にあがった年に、なくなりました。
    他にもたくさんいとこがいましたので、きゅうに寂しくなったというよりも、その子がいたという事が夢だったような気がしていたのです。
    大人になってからアルバムを見ながらその男の子の話しを母にしましたら、川で溺れて亡くなったと知りました。
    いえ、知っていたはずなのですが、長いことその子の両親や兄妹に気を使って話題にしないようにしていたんだと思います。
    私は大人になってから、時々ぼんやりとあの子と一緒に登った木のことを思い出しておばあちゃんちの裏にあったあの木、まだあるかなぁなんて思います。

    作者からの返信

    そうでしたか。
    そんないとこさんがいらしたんですね。
    私のは小説ですけど、実際はご両親などの心痛は大変なものだったでしょうね。
    お話、ありがとうございました。
    そして早速読んでくださってありがとうございました。
    本当は、もっともっと不思議な雰囲気にしたかったのですが、力不足でした。

  • レネさんの久しぶりの小説ですね。嬉しく思いながら、読ませてもらいました。
    相変わらず、風景描写や心理が巧みですよね。
    全体を通して寂しい気持ちにはなるのですが、最後奥さんから謝りのメールが来て、夫婦関係を修復できそうでよかったです。
    死んでしまったら、そこで終わりですから。家族との思い出を増やせないし、子供の成長を共に祝えない。
    だからヒロくんは成仏できずにいるのかなって。祖父を死なせてしまった苦しみを抱えていくのはしんどいし、すごく優しい人なのだろうとも思います。やるせないですね。
    浩二には家に帰ってもらって、ささやかな生活であっても、幸せな人生を送ってもらいたいです。

    作者からの返信

    まず、読んでくださってありがとうございます。
    そして風景描写などを褒めてくださって恐縮です。
    浩二は、今後奥さんとの関係に、もっと気をつけながら、今までよりは上手くやっていくと思います。
    きっと奥さんも、浩二がもっと思いやりを持つようになれば、また変わるでしょう。

    いつもそわ香さんに偉そうなことばかり書いてますが、まあ私はせいぜいこんなところです。

    でも最近◎しいニュースが◎つもあって、とてもいい気分です。
    この先が楽しみです。
    オホシサマとコメント、ありがとうございました。
    ◎のあたり、まずかったら言ってください。消しますから。

    編集済
  • レネさん

    主役の心情や。日々の自分の思い、そして、いとこといとこが残した家族。自殺後に幽霊となって話にくるヒロくんや、静かな物語で、とても素敵でした。

    完結、お疲れ様です。

    作者からの返信

    アメさん、読んでくださって、お星様まで、本当にありがとうございます。

    そしてお褒めの言葉を恐縮です。

    もうなかなか小説となると集中力も気力も出なくて、書けないのですが、これは2、3年前に書いたものに加筆修正したものです。

    アメさんは最近どうされているのでしょう?
    次回作の準備でしょうね。
    そうか、もう書かれているのでしょうか。

    とにかく、コメントまでいただいて、嬉しい限りです。
    アメさんのご健筆をお祈りいたします。