第6話 クラウドゲーム
フライトシュミレーターと言うニッチではあるけれども、夢のあるゲームがある。飛行機パイロットを擬似体験できるソフトである。
ただ、このソフトは想像通りかなりのハードスペックを要求する。とてもスマホオンリーの自分には無理と諦めてた。
確かにスマホにもフライトシュミレーター系のゲームはそこそこあるがインフィニティフライトなどスマホ用フライトシュミレーターはパッと見も地味だが空を飛ぶと地上のビル群が平面なのだ。気持ちばかり飛行場付近にはビルが建ち並んでるが、それ以外はよく見なくても平面にテクスチャーを貼っただけである。
とても気持ちよく空を飛ぶと言うには程遠い。パソコンはどうかとYouTubeを調べてみると今現在驚くほどリアルなフライトシュミレーターがあった。
Microsoftフライトシュミレーターだ。四万ある飛行場がすべて離着陸できるだけじゃなくて航空写真からAIにより3D生成された地上映像は現実さながらである。
気象も現在の気象データーから生成されるらしく、息を飲むほどリアルだった。ただ、このゲームをプレイするにはパソコンしかない。
それも高スペックマシーンが必要なことは実写さながらの映像からも容易に想像がつく。このためにパソコンを買いたいとは思わないし、そこまでしたいとも思わなかったため、無理だなと思った。
ただ、どうしてもではないけれども、できればプレイできないかなとは思い色々調べていくうちにこのソフトがXboxに出ていることを知る。
かと言ってテレビでプレイしたいわけでもなく、しかもXboxは一番安いモデルでも3万超する。そこまでしてプレイしたくないと言うのが本音だ。
まあ、YouTubeで見るだけでいいかと思って、それから忘れていた。偶然最近、FORZAモータースポーツの実写さながらの映像をYouTubeで見てた時に今年十月発売の下、対応タイトルにiPhone、Androidと書かれているのが目に入った。
グランツーリツモ7と比較しても、その上をいくこのゲーム。逆立ちしてもiPhoneでできるわけがない。どうせしょぼくなるんだろうな、と思ってたら横にクラウドゲームと書いてある。
どう言うことだ、と思った。調べて見て分かったことだが、Xboxクラウドゲーミング対応タイトルは、月額1210円支払うことで、クラウドゲームとしてスマホでもプレイ可能である。初月が100円だったので試してみると、コントローラーが未接続と出た。コントローラーなしでもオープニングが見れるので進めてみるとスマホではあり得ない映像が表示された。ただ、コントローラーがないのでスタートはできない。
Xboxのコントローラーを買ってもいいのだが、これだと操作しにくい。サードパーティよりiPhoneやAndroidの横につけられるコントローラーが出ていて、それだけならば7000円程度で買える。
Xboxの最新作が月額アップルゲームの二倍程度払えば普通に遊べるのも驚いたが、オープニングを見たところでは遅延もほぼなく、えらい時代になったなあ、と思った。
実は日本でクラウドゲームはあまり知られてないんじゃないかと思う。ソニーのプレステ5の対応端末でクラウドにてプレイ可能と書かれてましたが、あっちは本当に本体必要そうですが、本体なしでプレイできると言うのが本当にMicrosoftは凄いなあと思いましたね。
と思っていたらソニーもやってるようで、ただこちらは今のところ昔のゲームが楽しめるコンセプトで、グランツーリツモ7など最新のタイトルには対応してないようで。
MicrosoftがFORZAモータースポーツの同時配信を予定してるのと比べるとクラウドゲーム戦争ではソニーはかなり後手に回ってる印象を感じました。
追加
タイトル数だけならGeForceNOWが強いみたいです。
現在、Microsoftのサービスはソニーと協力して行こうと思ってるようですが、どうなることやら
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