第5話 ポツンと置かれたスマホ

 そんなパンデミックも、3年が経ってしまうと、政府も緊急事態宣言や、その後成立した、

「蔓延防止法」

 などというものを発令したくなかった。

 もし発令しても、ただ、

「気を付けてください」

 というだけで、店舗に休業要請であったり、国民に、行動制限を掛けたりはしないものだった。

 それどころかノーマスクと言ってみたり、海外からの流入を抑えるという、

「水際対策」

 まったく取っていないのだから、やはり、

「政府は国民を見捨てた」

 と言ってもいいだろう。

「国破れて山河あり」

 ということになってしまうに違いなかった。

 そんな中で、今回。警察に一件の緊急電話がかかった。その番号が、

「過去に登録した人の番号だ」

 ということが、電話を傍受するその場所では、赤いランプで、

「エマージェンシー」

 の文字が点滅していたのだ。

 事務所内は、きっと、緊張感が走った。

 それでも、電話交換士が電話を取ると、第一声として、いつも通り、

「はい、こちら、110番です。通報の内容は、事故ですか、事件ですか?」

 と聞いた。

 すると、向こうからの返事はなかった。

 そこで、交換士が、聞き耳を立てるように、受話器を当てた耳の向こうに神経を研ぎづませたが、何やら、

「ざわざわ」

 という音がするだけで、

「本当に向こうに誰かいるのだろうか?」

 ということであったので、再度。

「もしもし」

 と聞いてみるが、何もいう気配ではなかった。

 隣にいた、もう一人の交換士が、その電話から、現在位置が分かる。GPSをオンにしているかどうかの疑念を持ちながら、確認してみると、果たして、相手の現在位置くらいは分かった。

 そこで早速、一番近い所轄に連絡を取り、その場所に赴いてもらうように考えたが、

 最初に電話を取った人もしばらく様子を見ていたが、

「ダメだ。返事がない」

 ということで、二人の意見も一致していて、所轄に電話を掛けると、

「よし、わかった。ちょっと訪ねてみよう」

 と言って、GPSのデータを共有する形で、交換士と連絡を取りながら、その場所に近づいていった。

「それにしても、何もしゃべらないというのは変ではないか?」

 と一人がいうと、

「そうなんだ。しかも、受話器の向こう側に、まったくの人の気配を感じないというのも、おかしなものなんだ」

 というではないか。

 その話は、所轄の刑事も分かっていて、一人を交番勤務の巡査部長と落ち合って、その場所にいくことにした。

「相手も警察が来たと思えば安心するだろう」

 それに、もし何かの事件に巻き込まれているのであれば、

「ヤバイ」

 と思い、志半ばで諦めるかも知れない。

 さすがにそれだけのリスクは負えないのだろう。

 GPSを辿っていい-くと、そこは、学校だった。高校なのだが、今の時間が、夜の十時、表はそれなりに人通りはあるが、この時間に学校が開いているとは思えない。

 果たして学校に行ってみると、当然のごとく、学校の正門は、閉まっていた。

 インターホンのようなものがあり、警備員がいたので、警備員に説明をして、中に入れてもらうことにした。

「でも、ここは高校ですよ。どうして一般の人の携帯がここから使われたんでしょうね」

 と、警備員がいうと、

「それは何ともいえないですね。何かがあって、学校に逃げ込んだとかいうわけでもなさそうですしね」

 と刑事がいうと、

「それはそうですよ。私だって見回っているんだし、門を乗り越えない限り、入ってこれるわけはありませんからね」

 と警備員がいうのだった。

「GPSによるよ-と、この少し向こうですね」

 と言って、刑事がその先を指差した。

「こっちは、2年生の教室になりますね」

 と、警備員がいい、さらに進んだ。

 そして、ここまで教室が並ぶ中で、少し様相の違う。そして、教室とは雰囲気の違う部屋があったが、どうやら、表からは見えないようになっているようだった。

「ここは?」

 と刑事が聞くと、

「ああ、ここは教員室になります。いつもだったら、まだ仕事をしている教員の方もいるんですが、今日は誰もいませんね」

 と警備員が言った。

 教員室は、完全に真っ暗だった。しかし、目を凝らして見ていると、何かがうっすらと浮かび上がっているかのように見えた。

「何か、光のようなものだろうか?」

 と、一瞬前に思ったことと、真逆のことを感じたことで、身体にゾクッとしたものを感じたが、それも、自分で、

「何かがおかしい」

 と思ったからだった。

 さて、歩きながら考えたことなので、一瞬だったはずなのに、まるで、5分くらいは、そこにとどまって考えたことのように思えた。

 つまり、

「こんなに真っ暗なのに、もっと時間がゆっくり過ぎてもいいのに」

 と感じながら、かなりの時間がないと考えられないようなことを想像したというのは、自分の中で、おかしな感覚があったのだった。

 教員室に、後ろ髪をひかれるような感覚を感じながら、そのままゆっくりと教員室を通り過ぎ、まっすぐいくと、いよいよ目的の教室が近づいてきた気がした。

 目的の教室は、

「2年2組」

 と書かれていた。

 その教室の中に、警備員が先に入り、勝手知ったるというべきか、真っ暗な中で迷うこともなく電機のスイッチに手がいったのだ。

「カチッ」

 という音がしたかと思うと、2段階で、電気がついた。

 蛍光灯というのとは違うのだろうが、徐々に明るくなっていくのを感じると、今流行りの、

「LED電球の蛍光灯なのだろう」

 ということは、容易に想像がついた。

 電気がついたところで、刑事が部屋を見渡すと、少なくとも誰もいなかった。誰かがいれば気配で分かるし、かといって、誰かが暗闇に紛れて脱出したのだとしても、物音や気配で分かるというものだ。

 その感じがまったくなかったので、

「最初からここには誰もいなかったんだ」

 ということに変わりはないようだった。

 だが、GPSは明らかにここを示している。それなのに、人の気配がしないとはどういうことであろうか?

 電気がついたことで、警備員は、懐中電灯の明かりを消して、蛍光灯の明かりで見ることにした。

「誰もいませんね」

 と警備員が言ったのと同時に、刑事は、床に落ちているスマホを見つけた。この電話から通報があったのは、間違いないようだ。

 交換士から聞いた話では、この電話をかけてきた人と、話をしたわけではないという。

「相手は、ずっと無言で、息遣いさえも聞こえなかったんですよ。何かあったんだと思うので、ちょっと言ってみてください」

 ということだったのだ。

 急いで来てみると、その場所は学校で、拍子抜けしたというのと、真っ暗だということで、味わうスリルさ、それを思うと、急にゾクゾクとした寒気が感じられたのだ。

「まるで肝試しのようだ」

 と、刑事は思ったが、警官の手前、そんな不謹慎なことを口にできるはずもない。

 さて、そんなことを考えていて、まっすぐに歩いていくと、落ちていたスマホを見つけたのだった。

 スマホには、ロックが掛かっていなかった。

「変だな」

 と思ったが、そこの設定からプロフィールを見ると、確かにその電話番号からの通報だった。

 刑事はまわりを再度見渡すが、やはり誰もいない。

 そして、スマホを見ていると、その中にある写真が気になったので、見てみることにした。

 フォトアプリを開いてみると、結構いろいろな写真が保存されていた。

 そのほとんどは、女の子の自撮りっぽい写真が多く、ピースサインをしているもの、何かを食べようとしているもの、さらには、おいしそうな食事など、

「なるほど、これを投稿しようとしたか、すでに投稿しているものなんだろうな」

 と感じたのだ。

 どうやら、古いものからの並び替えのようになっているようで、一番古い写真が、4年くらい前のものだった。

 さらに、進んでいくと、今度は、途中から、男の写真も出てきた。

 仲良さそうに写っているのを見ると、

「これは彼氏なんだろうか?」

 と思ったが、かなりの確率で彼氏だと思えるほどのツーショットだった。腕を組んでいる写真。抱き合っている写真までもがあった。

 そして、さらに進んでいくと、今度は、言葉では言い表せないような淫蕩な写真が出てきた。

「エロ写真の類」

 と言われても仕方がないもので、女が全裸で、カメラ目線で微笑んでいる。

 きっと撮ったのは、ここに写っていた、彼氏と思しき男なのだろう。

 しかし、それにしても、少し変な気がした。

 この電話の持ち主であった女は、

「ストーカー被害に遭っていて、そこで、何かあった時に、警察が飛んできてもらえるような手続きをしたのではないか?」

 ということだった。

 いくら後から彼氏ができたからと言って、いきなりこんなきわどい写真を撮らせるというのは、どういう了見なんだろう。

 もし、ストーカー被害がなくなったとして、彼氏ができたことで、安心感が生まれたとしても、このポーズはあまりにも、男性に対して警戒していないということの現れではないだろうか。

 さすがに、一度でも、ストーカーに怖い目にあわされたのであれば、そんなに簡単に、こんな格好ができるほどの安心感が得られるわけがない。

 それを思うと、

「本当に、かつて、警察に駆け込んできた女性が、ストーカー被害に遭っていたのだろうか?」

 と疑ってみたくもなるというものだ。

 その女生徒は会ったことがないので、どんな女性なのか、想像もできないが、もし、そうでもなければ、あんな、淫らな姿をあられもなく表すことができるなど、想像もつかないだろう。

 それを考えると、

「じゃあ、どうして、あの時、警察に駆け込んできたのだろう?」

 という疑念が浮かんでくる。

「ストーカー被害に遭っている人であれば、警察が携帯番号を控えて、そしてその番号から電話があれば、最優先で行動をする。そのために、警察に番号を登録するのだ」

 ということなので、警察が番号を登録したということは、本人に聞かないと分からないことだろう。

 というのも、

「ストーカー被害に遭っている人は、毎日のように発生していることだろう。中には、そうでもないことから、本当に命の危険があるまで、さまざまに違いない。そして、警察というのは、何かなければ、行動しない。それも、行動したいと思ったとしても、集団で動くものだから、一人が動いてくれることはない。だから、世間から警察はあてにならないと思われているんだ」

 と感じていた。

 それは、今回捜索に来た刑事にも分かっていることだった。

 というのは、やはり刑事というと、何かあれば現場に駆け付け、

「生の声をしっかり聴いている」

 ということだからだろう。

 そういう意味では、捜査本部に詰めている、

「キャリア組」

 と思しき、管理官であったり、捜査本部長などは、いきなりキャリアからなので、そんな庶民の言いたいことが伝わっているとは思いきれないものであった。

 だから、今から20年くらい前の刑事ドラマから、今に続いているもので、いつもテーマとして挙がっているのが、

「キャリア組と、叩き上げであったり、ノンキャリと呼ばれる現場主義の刑事との確執などが取り上げられたりするドラマ」

 だったりするのだ。

「事件は会議室で起きているんはない」

 というセリフを、どこかで聞いたような気がしたが、あのあたりから、テーマになってきたのではないだろうか?

 キャリア組というのは、いきなり、警部補から始まる。ノンキャリであれば、平の巡査から、巡査部長、そして、平の刑事から、やっと上がっていくもので、それらには、昇進試験が伴うのだ。

 ただ、ドラマなどでは、ノンキャリで進んできた人たちの活躍が、スッとするというのは、

「勧善懲悪の時代劇」

 を見ている人の感覚と似ているのではないだろうか。

 ただ、時代劇に出てくる、

「水戸黄門」

 や、

「遠山の金さん」

 などのように、ワンパターンに、時間内に解決するというものではない。

 なぜなら、江戸時代の勧善懲悪というのは、印籠であったり、桜吹雪が証明ではあったが、中納言であったり、お奉行様という明らかな力を持っている人間に逆らうことはできなかった時代だった。

 だから、スカッとするのだ。

 そんな時代劇を見てスカッとするのは、なぜか年配の人だった。

 少なくとも、40前の若者と言われる人たちが、毎週、水戸黄門などを熱中して見ているかどうかというと、そんなことはないだろう。

 年配になればなるほど、勧善懲悪に嵌るというものだ。

 それだけ、若い連中には。

「社会の理不尽さ」

 というものが分かっても、それをどのように解決すればいいのかという確固たる自信があるわけではない。

 つまりは、

「理不尽さは分かっても、解決方法が分からないと、勧善懲悪は見るに堪えない」

 というものだったのではないだろうか?

 特に警察などというと、江戸時代のような、

「身分制度」

 に近いものを、キャリアという形で感じている。

 要するに、理不尽であっても、従わなければいけない自分に腹も立つし、そのしがらみのために救えなかった命があると思うと、

「自分の中での怒りが爆発」

 するのである。

 スマホのフォトを見ていると、最後に見えてきた画像に、少なからずのショックを受けたのだった。

 それまでは、ほのぼのしたものであったり、嫉妬を受けるくらいの羨ましい写真であったが、そこから先は、何と言っていいのか、

「見ているだけで、訝しさを感じ、さぞかし、渋い表情をしているだろう」

 ということを思わせるものだった。

 まず最初に感じたのは、

「見なければよかった」

 という感覚だったが、警察官という職務上、そうもいかなかったのも事実で、その写真のおかげで、このスマホの持ち主がどういう人なのかということが分かった気がした。

「なるほど、古いものから、順に出してきているというのも、どうやら、この人が、自分たち警察が眼にするということを考えた上で、並びを変えたんだろう」

 ということを思わせるものだった。

「最初は、露仏協なのかって思ったほどだったのに」

 と思っていたが、まだ笑って写っている時はよかったが、よく見てみると、その表情に笑いがなくなってくるのであった。

 そこにあるのは、

「ガチな苦痛に耐えている表情」

 そして、男の方が、それを見てほくそえんでいる。

 二人の間だけであれば、そこまで気にすることもないのだろうが、こんなものを見せられた方とすれば、溜まったものではないといえるだろう。

 もちろん、警察官なのだから、

「エグい」

 と言われるような写真も、かなり見てきたし、現実にも見てきた。

 殺人事件に立ち合った時など、最初は翌日まで、何も食べれないほどに気持ち悪かったりした。

 今では何ともないのは、

「警察官としての宿命」

 のようなもので、嬉しくはないが、しょうがないと言ったところであろう。

 その写真は、じゃれ合いなどというものではない。見るからに、

「SMシーンであることは明らかだ」

 刑事は、その時、以前巡査だった時期、押収した、

「戦利品」

 の中に、SM雑誌があり、その雑誌が、

「SM雑誌」

 であることを知らずに、ページを開け、かなり後悔したのを思い出した。

 しかし、そういう雑誌に限って、目を離せなくなるのは、そもそも、

「自分が変態だ」

 という認識でもあるのか、それとも、

「人間というのは、大なり小なり、皆そんなところがある」

 と言っていいものなのかということを考えてしまった。

 最初は分からなかったが、実際にはどっちも言えるような気がした。

「確かに、いつも自分は、変態ではない」

 という意識で皆を見ているが、無意識に、

「変態だと思しき人を、羨ましいと感じることがある」

 と思い、自分でも愕然とすることがあった。

 そして、そんな感情とは別に、

「SMや変態的な感情が、不変ではないか?

 と感じたことで、

「ああ、こういう感覚は自分だけではなく、まわり皆が感じるべきことなのではないのだろうか?」

 と感じたことである。

 だからと言って、

「皆がそうだ」

 ということを、自分が変態だと思いたくない理由にはしたくないと思った。

「自覚があるのであれば、受け入れないと、本当の自分が分からないのではないか?」

 と感じたことであるが、そこに信憑性も共通点も感じられないのであった。

 そんな中で、スマホの中にいる男性と女性が、仮面をつけていて、顔が分からなくしている理由に対して、その時刑事は、別に不思議に思わなかった。

 ぼかしを入れたり、誰か分からないようにするというのは、基本的に、

「人物特定されては困る場合」

 であり、そんな場合というと、

「ネットに公開」

 であったり、

「誰かに見せるということを前提としている時」

 というのが一般的である。

 ということは、ここに放置されたスマホは、この一点をもっても、

「警察に見せるために、わざとここに置いておいた」

 ということになるのだろう。

 確かに、こんなところに置いておくというのは、あまりにも不自然すぎる。ただ、誰もいない学校であるということ、さらに、元々の警察に登録した番号の携帯ということで、一番最初に見つけるであろう相手が警察だということ。さらには、画像に何らパスワードを求めていなかったということ、これらを考え合わせれば、

「わざと警察に見せるための、数々の細工だった」

 といえるだろう。

 しかし、それだけのためだったとすれば、それにしては、念には念が入りすぎている気がする。

「他にも何か、含みがあるのだろうか?」

 ということが考えられるが、今の時点で、その理由が分かるわけもなかった。

 というより、わざと警察に見つけさせるという根拠が何なのか分からないからだ。

 もし、何か、警察ということであれば、検挙でもしてほしいという含みだとすれば、SMバーか、SMクラブの検挙をしてほしいということだろう。

 だとすれば、顔を隠すのは、また違う気もする。

 しかも、やり方が、やはり手が込んでいるのである。

 検挙してほしいのであれば、匿名で電話をしたりすればいいのに、

「いや、電話をしようとして、この作戦を思いついたのか?」

 とも考えたが、可能性としては少ないような気がした。

 ただ、この怪しげな写真が、何かの秘密を握っているのかとは思えた。

「それにしても、このケイタイの持ち主はどこにいるんでしょうね?」

 と警備員が聞くので、

「さあ、こっちが聞きたいくらいだよ」

 と、答えた。

 この状況に、頭が紺頼しているのは分からなくもないが、

「こんな状態、見て分からんか?」

 と言いたかったのだ。

 要するに、

「聞くだけ無駄だ」

 ということである。

「ちなみに、あなたが、ここの見回りで、教室の中に入ってきたりはしますか?」

 と警備員に聴いたが、

「いえ、私は中には基本的に入りません。何かがなくなったとか言われて、こちらのせいにされてはたまったものじゃないですからね。扉を開けて。懐中電灯で一通りグルっとやると、何もなければ、扉を閉めて、隣に行くだけです。敷居をまたぐような真似まではしませんよ」

 という。

「それはそうだろうな、じゃあ、ここに電話があったとしても、気付くわけはないか?」

 と言われた警備員は、

「ええ、もちろん、気付きません。気づいたとしても、自分で触ったりはしないでしょうね」

 というのであった。

 なるほど、あくまでも警備員は、忘れ物というよりも、侵入者だったり、不審物などの確認をするのが仕事なので、落とし物とかは見逃すかも知れない。ただ、不審物に関してはどうなのだろう? 教室に入ってこないと確認のしようはないような気がするのだが。

「この電話の持ち主は行方不明ということでしょうか?」

 と聞くので、

「そういうことなんでしょうね」

 と答えたのだ。

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