準設定 夢の中で会う星のような少女

仲仁へび(旧:離久)

第1話



「あらすじ」


 高校二年生である永野未来は、違和感を感じていた。

 自らをとりまくのは、平和な日常。

 けれど、そこには何かが足りない、そう感じていた。


 答えが見つからないまま未来は、日常を過ごしていく。

 そして、その日々の中であったのは、一人の少女だった。

 少女をとりまく運命を知った時、未来は世界に対して抗う事を決めた。




「人物」


〇丸永野未来

 高校二年生。ケンカっぱやい所がある。思い込みが激しい。こまかい気遣いがとても苦手。人の地雷を踏みやすい。

 口数少なく、同年代の友人も少ない。

 荒事がとくい。体力もある。


〇九条桐谷

 高校三年生。製薬会社のアドバイザーのようなものをしている。給料や小遣いはもらっていない。

 学年で一番頭がいい。細かい気遣いができることと、面倒見がよい点があるため、人に頼られる。


〇篠塚円

 高校三年生。警察官の父親がいる。護身術に精通。

 銃を扱った経験あり。荒事なれしている。女生徒からの人気が高い。

 頼みごとを断り辛いため、様々な助っ人をしている。

 男っぽい言動をするものの、家庭的な一面あり。ツンデレ。


〇魔女

 性格悪い。

 可愛らしい服をみにまとう。十代後半の女性の姿。

 オリガヌという名前を持つ。

 永野未来を消すように見せかけて、少女を消した。性格悪い。


〇少女

 未来の夢の中に出てくる少女。未来とお話ししたり、遊ぶのが好き。

 たまに悩んでいる未来に向けて助言をしたりする。


〇神様

 未来の地元にいる神様。神代山にいる。

 罪を持っているもの、罪をじかくしているものの前に出現。

 名前は災。




「用語」


〇星の塔

 未来の夢の中にでてくる大きな建物。

 てっぺんに月の滑り台がある。

 少女が一人住んでいる場所。

 ときどき変な手が生える。


〇死の運命

 この世界に少女が存在していた時、その少女にまとわりついていた運命。

 誰かが何をやっても、どんな未来になっても、少女は必ず死んでしまう。


〇取引

 少女を救うために、未来は「自分の存在を消す」かわりに、運命の改ざんを願った。

 しかし、それが正確に果たされる事はなかった。


〇未来視

 円が持つ能力。これから起こる事が分かる。

 何やら、少女が消えないとどこかの世界が崩壊するようだ。

 映像として円の脳裏に浮かぶらしい。

 言葉や音はない。


〇俯瞰図

 桐谷が持つ能力。

 客観的な視点で、この世界に起こった事が分かる。

 本の形で出現し、文章が自動的につづられていく。




「BGM」


01 足りない日常

02 友人達

03 片鱗

04 魔女

05 星の塔

06 真実

07 抗う決意



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