詩 赤い月の呪いR2

仲仁へび(旧:離久)

第1話



 目に焼き付くような 赤い 赤い月

 鮮烈な色を 血のような色を残して

 脳裏に存在感をうめこむ


 うらはらなのは その力

 やわらかな光を

 やさしくそっと


 人々へと ふりそそぐ


 私達へ降り注いでいる


 タノシク タノシク やっていきましょう


 みんな おかしく なっちゃって


 歌って 踊って 騒いじゃえ


 ねぇ


 リアルなんてものは

 目を背けちゃって


 見たくないなら見なくていいの

 そのまま瞼をおろしていてね


 叫んで 笑んで 喜んで 


 こっちにおいでよ

 あなたも仲間


 呼ばれたからには 行かなくちゃ

 きっと素敵に仕上げてあげる


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

詩 赤い月の呪いR2 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ