第6話 休肝日とは断酒すること
僕は完全断酒する前に休肝日を作って飲酒していました。僕は休肝日を甘く見ていて、明日飲まなければ問題無いと飲酒する事が多くありました。
そしていつのまにか連続飲酒してしまい、思うように休肝日を作れなくなりました。学習能力がないのだと自分を罵りました。
メンクリの十文字さんにいつもたしなめられました。
アルコールを飲むのなら3つの事を守るように言われました。まず週に2日は休肝日を作る事。次に飲む量をきちんと決めてそれ以上飲まない事。最後に飲む時間を決めて時間外は飲まない事。これを守るように言われました。
簡単なように思いますが、僕はどれも守る事ができませんでした。
休肝日など作れないし、飲めるだけ飲むし、昼間から飲んでいました。完全断酒を始めて思うのは、休肝日とは断酒する事と同じきつさがあるのではないかという事です。僕は休肝日から逃げていました。飲まないと辛いからです。
お酒を飲む人は健康に対して無頓着だと思います。楽しく飲むという事をはき違えている気がします。僕も若い頃は何も考えていませんでした。
僕に飲酒再開のチャンスがあれば、休肝日とは言わず、断酒日と呼んでキッチリと飲む事を控えるでしょう。飲む量も適量を守ります。時間は夕食の14時にします。
何だか飲む方向に話が行っている様ですが、僕は飲みません。
アルコール依存症の人達に伝えたいのです。美味しく健康的なお酒の飲み方があるのだと。休肝日ではなくて、断酒日なんですと。
今日1日お酒を飲まないで、僕とお話しをしませんか?楽しく人生を謳歌しようではないですか。完全断酒をしている僕達のお手本になって下さい。
飲めなくなってからでは遅いのですから。
それではまた逢いましょう。
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