作品、拝見させていただきました。くたびれたぬいぐるみ入れ火葬するこの一句は他の句と同じ素直な詠みかただとすると、悲しみを嘆かずに詠んでいる点で、芭蕉の「軽み」と同じ境地に立つ一句だと思う。「軽み」というのは、奥の細道以降の芭蕉の俳句の特徴で、つらいことや悲しいことを、流れる水のようにさらりと詠む。これもまた、俳句のありかただと思います。
素朴な句けれど染み入ります日常の景色がみずみずしく浮かんだり、また共感してあるあると言ったり俳句の基礎がきちんとなされているからこそでしょうか?俳句の素人でもリズム感の良さに酔いしれます個人的に、おかえりなさい、ご無理なさらずゆっくりと創作をまずは楽しんでくださいと言葉を贈らせていただきます