この作品は栗花ちゃんという一袋25円のもやしを一袋10万円で売り、一躍時の人となった人物についてのバスツアーが舞台となっています。なぜ彼女はもやしを一袋10万円で売れたのか、誰がもやしを買ったのか、そしてそれに妙に詳しく、尚且つ不自然なほどに近い位置にいたらしいバスガイドは何者なのか、バスガイドにそれを聞く参加者は何なのか等、この作品にはさまざまな登場人物の秘密や陰謀が隠されています。短くて読みやすく、引き込まれるような作品でした! 11月15日 安藤栞