第8話

結局、妹に説明しても伝わらなかった。


「そんな、妄想話をする程、頭がおかしくなっちゃったの?」


本当なのに、


だけど、無いんだから、どうにもならない。


「兄貴が練習サボったら、私が先輩達に嫌な目で見られるんだから。いいから行けよ!!はやくいけ!!」


仕方ないから俺は、家から出ることにした。


ーーー


部活が無いのは本当だし、時間まで適当にブラブラするしか無い。


幼馴染と部活を始めるきっかけになった、公園を見つける。


俺はそこでゆっくりしていると、


「やめてください!!」


悲鳴が聞こえた。



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