第3話
「部長、確か、夏だったよな」
「お前、松のサーブを受けてみろ」
「え・・・」
「いや、レギュラーでもないサーブを3年のキャプテンが逃げるわけないよな」
松は自分の圧倒的な才能を知っていた。
そして、松は監督を見る。
監督は笑顔で返してくれた。
「思いっきりやれよ!!」
「・・・ひぃ」
ドンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!ー!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「無理ですよ、こんなの」
キャプテンの体が震えている。
「もう一発打ってみろ。」
「はい!!」
ドンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!ー!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
全て顔の横ギリギリで打ち込んだ。
キャプテンは一発も拾えなかった。
そして、他の部員主にレギュラーで3年のみに打ち込みまくった。
ーーーーーーー
部活が終わって、俺だけが監督に呼ばれて残ることになった。
「なぁ、松」
「はい」
「多分、部員、おそらく3年はほぼみんな辞めるだろうから、お前キャプテンな」
「えぇーー??」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます