第6話 特別というもの
まりえの彼氏は、まりえとだけ付き合っているのだが、彼は最近、まりえと会っている時、どこか上の空のことが多かった。
それはまりえにも言えることなので、人のことはいえないが、実は、彼もまりえと同じような夢を見ていたのだ。つまり、里穂の世界にいる「もう一人の自分」が夢に出てくるのである。
里穂の世界の人間は世界を超えることができて、夢の中に出てくることはできるのだが、夢の中で会える人間は、「もう一人の自分」でないといけないのだ。
まりえの彼氏は名前を西川豊といい。彼はまりえとは高校時代からの仲であった。
高校時代にはお互いに意識をしていなかったが、高校を卒業したら、もう会うことのないと思っている人たちの中にお互い含まれていたのだが、同じ大学に合格し、入学式の日に再会したことで、お互いに惹かれるようになったのだ。
入学式というのは、第一日目の大切な日、その日に知り合った相手とはずっと仲良くしていけると思っていただけに、入学式での再会は、まさにタイミングがよかったのだ。
逆にいえば、入学式の日に遭ったのでなければ、ここまで仲良くはならなかっただろう。
「友達の中の一人」
という程度くらいのもので、まさか男性として意識するなど思ってもいなかった。
まりえも、西川も、高校時代まで付き合った相手はいなかった。お互いに初めての付き合う相手であり、
「えっ、西川君。誰とも付き合ったことないの?」
と聞くと、
「まさか、まりえさんもだったなんてね」
と言って、意外な思いと、嬉しさとが半々だった。
まるで初恋を大学時代にしたみたいな感覚だった。
「初恋は淡い思い出しか残さないものだ
と思っていたが、それはほとんどの場合、十歳未満なので、失恋する可能性が当然高く、それが恋愛の最初の定番のような感じだが、同じ初恋でも、大学生になっていれば、お互いに知識もあるので、対応方法も大人なのだろう。
下手に、高校時代までのようなドロドロな恋愛を経験した人と違って、新鮮な感覚があるおかげで、長続きしていて、そして、
「私にはこの人がいればいい」
というところまで感じるようになっていた。
最初は、まりえよりも豊の方が熱心だった。そのうちにまりえの方が気持ちが高ぶっていって、ちょうどいい仲になってきたのだ。
ただ、最近はまりえの夢の中に、里穂が出てくるようになってから、デートしていても、少し上の空のことがあったが、幸いにも豊かには分かっていないようだった。
豊はそれほどボーっとしているわけではなく、結構気付く方だった。それなのに、まりえに対しては若干分かっていないことも多いようで、
「贔屓目に見ているのだろうか?」
と、豊は感じたのだ。
そんなまりえの様子が変わったことに気づかなかったのには実は理由があったのだ。何と豊かにもまりえと同じようなことが起こっていたのだ。
つまり、豊も最近夢を見るようになり、そこに毎回同じ人物が出てくるのだった。
「夢の続きなど見れるはずなどできないではないか」
と思っていただけに、明らかな続きの夢に、
「これは普通の夢とは違うんだ」
という意識はあった。
「寝ている時に見るのは、夢だけではなく、別の何かを見ているのではないだろうか?」
という考え方を持っていた。
豊は、
「自分は他の人と違った感性を持っているのかも知れない」
と思っているくらいである。
まりえも同じように、夢の続きを見ていることになるのだが、まりえは、逆に、
「夢というものに対して考えが変わった」
と考えたのだ。
「夢は続きを見るものだ」
という感覚になったのだった。
豊の夢に出てくるのは、豊のもう一人の自分であったが、彼はいきなり自分のことを、
「私はもう一人のあなたです」
と言ってしまったのだから、この世界の豊に信用されるまで、かなり時間が掛かった。
もう一人の自分というだけに、こちらの世界の豊は、考えが癌後で、少々のことでは信じないタイプだった。
まりえの場合は、里穂が順序を追って話をしてくれた。だから、順序だてて話をすれば、すぐに理解する里穂であったが、それでも、里穂を受け入れられるようになるまで、少し時間が掛かった。
しかし、豊の場合は、頑固なくせに、順序だてて考えることが苦手なだけに、自分から説明するのも当然苦手で、そのためにいまだに理解できていなかった。
実は里穂がまりえのところに現れたのと、豊のところにもう一人の自分が現れたのは、ほぼ同じくらいだった。
最初の頃は相手にもしていなかったので、まったく意識がなかったが、まりえが里穂を気にして、普段から上の空だったのを、豊は、
「何か体調でも悪いのかな?}
くらいに思っていた時期があった。
それがまさか、自分と同じことがまりえにも起こっているなど思ってもみなかったので、それほど深くは考えていなかった。
今回の豊に関しても、まりえは対して様子が違うとは思っていなかった。前の自分と同じだったことで、何となく気持ちが分かる気がしたが、同じ状況になっているなどと、思ってもみなかっただけに、まりえは何も言わなかった。
この頃になって、やっと豊も、もう一人の自分の存在を認めるようになってきた。それは理解しているというよりも、
「これだけ何度も夢に出てくるのだから、認めないわけにはいかないのではないか?」
という部類のものであった。
豊の夢に出てくる男の名前は、
「山口幸弘」
と言った。
幸弘が、自分のもう一人の自分だと理解できたのは、
「彼が自分と同じ性格の人間だということに気が付いたから」
と思っていた。
里穂に対してのまりえも同じであった。
だが、そう感じたのは最初だった。自分が里穂のことを理解するために、里穂が自分の、もうひとりの自分であるということを理解することだと思ったので、最初は、
「似たような性格だ」
と信じて疑わなかった。
まりえは、里穂を理解してしまうと、今度は自分との違いを探し始めた。いくら同じ自分とはいえ、住む世界が違うのだから、同じであるわけはない。何しろ人間の性格というのは、
「生まれついてのものと、育ってきた環境がうまく絡み合って出来上がったのが自分の性格だ」
と思ったのだ。
もっとも、うまくいったというよりも、今の性格をいい性格だと思わない限り、うまくいったとは言わないだろう。それをうまくいったと言い切るのだから、自分の出来上がった性格を嫌いではないと思っているのだろう。
まりえの場合は性格的に一人を決めれば一人にという真面目を地でいっているような性格に見えるが、結構自由奔放な性格であり、天真爛漫なところもあった。
それだけに、まわりからは人気があり、どちらかというと、何かあった時も、まわりが助けてくれる雰囲気があったのだ。
実際に助けてくれるというわけではなく、
「うまくまわりが回っていくのだ」
という感じだと言ってもいいだろう。
里穂はというと、最初はまりえは真面目な性格で、堅物のイメージがあったが、話してみるとまったく違っていることに気が付いた。
まりえは、里穂の性格を分かっているつもりでいたが、肝心なところが分からなかった。それだけ、肝心なところを表に出そうとしない性格で、相手がまりえであっても、それは同じこと。嫌いであるはずはないのだが、それだけに肝心な部分を自分にも見せてくれない里穂に対して憤りを感じるのだった。
豊の方は、山口を受け入れると思った時には、彼の性格がほとんど分かっていると思っていた。相手の性格が分かったからこそ、受け入れることができたのだと思うのだが、その考えは間違っているわけではないと思うのだった。
山口が豊のところに現れたのは他でもない。最近の里穂の様子を見ていて、気になって仕方がないからだった。
山口は里穂のたくさんいる中のセックスをする相手の一人であった。だが、山口の方とすれば、里穂には自分だけを見てほしいという願望があった。
しかし、彼らの世界は、そんな男の気持ちよりも、自由にセックスを楽しむ里穂の方が受け入れられる世界であった。
そんな自由を楽しんでいる里穂を、相手の意志に基づかず拘束するということは許されない。相手が同じ気持ちであれば、それを妨げることは、罪でも犯していない限り、邪魔されることはないのだが、片方は完全に自由奔放なので、山口としては憤りしかなかった。
彼は、里穂と違って、自分の世界を恨んでいた。
最初の頃は人を束縛しないこの世界をよしとしていたのだが、里穂のことを好きになってからというもの、束縛できないことで起こる、今まで感じたことのない感情の理由を計り知れないでいた。
そんな時、里穂がまりえの世界にやってきて、まりえと接触しているのを見た。そんなまりえと里穂を見ていると、自分もこの世界にもう一人の自分がいるのを思い出し、
「逢ってみたい」
と思うようになった。
どんな相手なのかが気になったのだが、最初から、
「この人は自分と同じような性格の男だ」
と分かっていたような気がする。
それなのに、いきなり現れて自分が別の世界から来たと言っても自分なら絶対に信じないということが分かっているくせに、こちらの話をマシンガンのようにしても理解してくれないことを分かっていたはずだ。それなのに、どうしていきなり話をしてしまったのか、それもまた山口の性格だったのだ。
豊に信じてもらえないことで、憤りも感じた。当然相手も、訳の分からない人が現れて、何を言っているのか分からない話をするのだ。それこそ、どうしていいのか分からない。
それでも、何とかやっと最近になって分かってくれるようになったが、そのおかげで、今度は豊の質問が結構激烈であった。
理解できたと言っても、それは別の世界が存在して、山口がその世界の住人であるということだけである。
だけであると言っても、それだけ分かれば十分なのだろうが、豊は自分がやっとスタートラインに立っただけだという印象が深かった。
「意外とこの男、研究熱心なところがあるのかも知れない」
と、山口は感じた。
山口も気になることは調べてみないと気が済まないが、豊は同じ種類ではないような気がした。どこが違うのかまでは分からなかったが、山口は豊のことを、
「やっぱり、もう一人の自分なんだ」
と感心していた。
豊の方では、山口を、理論的なところでもう一人の自分だということを理解できたが、実際に細かいところでは、まだよく分からないところが多く、そのため、どうしても質問が多くなるのは当たり前だとも言えた。
豊はまず最初に山口のことよりも、山口の住んでいる世界の方が気になっていた。そして、里穂がまりえに話したような内容のことを話すと、
「そんなに違う世界なんだ」
と言って、唖然とはしていたが、まりえと同じように羨ましそうに思えた。
だが、自分が向こうの世界に行ってみたいとは思っていないようだ。きっと自分は向こうの世界ではやっていけないということを感じたからだろう。
そもそも、この世界でここまで生きてきて、いきなり別の、しかもまったく違う考えの世界にいきなり行くなど、誰が想像できるだろう。そんなことができるのであれば、この世界でも、どこに行っても生きていけるというくらいのレベルなのではないかと思う。リアルに考えて、そんなことができるはずもないので、当然その思いは水泡に帰すであろうことは分かっていた。
もちろん、それは自分たちに世界を超越できる能力がないので、できないと思うから勝手なことがいえるのだろうが、ダメ元で山口に聞いてみたのだが、
「山口君の力で、僕を向こうの世界に連れていくことなんか、できるわけはないんだyね?」
と聞くと、
「能力的にできないわけではないが、それをしてしまうと、僕はそれ以降この能力を失うことになるし、当然、君も元の世界に戻れなくなる下手をすると、時空の歪に落ち込んでしまうことだってあり得なくもないからね」
「でも、君はこっちに来れるじゃないか?」
「それが僕たちの特権なんだけど、さすがに制限もあって、それが、他の世界の人間を、世界を超越させることは許されないんだ」
というのだった。
「どんな能力にも枷が必要なんだな」
と豊がいうと、
「それだけじゃないんだ。制限は」
「というと?」
「我々が夢の中に出ることができるのは、もう一人の自分の中にだけなんだ。だから他の人の夢には出ることができない。逆にいえば、君が我々の世界の人間と会話できるとすれば、この夢という媒体を使っても一人しかダメだということなんだ」
「ということになると、その人の話しか聴けないというのだね? そうなると危険ではないかい?」
と豊は言った。
「どういう意味でだい?」
「だって、お互いに一人だけの意見しか聴けないということは、下手をすれば偏った考えを持っているかも知れないよね。その世界の常識に逆らうような性格の人から話を訊いてもまったく違っていることになる。そういう意味ではちょっと危険な気がしてね」
という意見に対して、山口は、
「そんな発想を持ったことがなかったな。なるほど、確かに君の言う通りだ」
その話を訊いて、目からうろこが落ちた気がしたが、意外と豊は鋭い感性を持っているのかも知れない。
「そうだろう? 俺も今話を訊いていて感じた事だったんだ。君と話をしていると、何か頭がよくなったような気がしてくるよ」
と、豊は言うと、
「元々、君の火星が素晴らしいんだよ」
とお世辞抜きでそう思った。
「ところで。山口さんは先ほど、夢のことを媒体という言い方をしていたような気がしたが、まるで夢というのは、誰か他人によって作られたものではないかという風に聞こえたんだけど。どうなの?」
と豊は訊いた。
「ああ、そのこと。ハッキリと証明されたわけではないけど、夢のメカニズムは、僕たちの世界でも研究されているんだ。その中で、夢を一つの媒体として考える考え方があるという話が今は主流になっているんだ。誰によって作られるものなのかは分からないんだけど、そう考える方がしっくりくることが多く感じるんだ」
と山口は言った。
「確かに夢を見ているのに、覚えている夢と忘れてしまった夢がある。私などは、夢というのは、毎日見るもので、覚えているか思えていないかというだけのことではないかと思うんだ、つまり、夢の内容を覚えているか忘れてしまったかということのその一段階上に、本当に見たのか見ていないのかという感覚ではなく、見たことを覚えているのか、忘れてしまったのかということではないかと思うんだ。ちょっと奇抜な発想かも知れないねどね」
と豊は言った。
――なるほど、やはりこいつの感性は一味違う――
と山口は感じた。
「その考えはさすがと言えるものなのかも知れないな。言われてみればなるほどと思うことなんだけど、普段からの自分がそのことを思いつくかというと、なかなか思いつかないような胃がするんだ」
と、山口は言った。
これも最高の賞賛だった。
「山口君だって、それくらいのことは思いつけるんじゃないかな? だって、僕たちは別の世界ではあるけどもう一人の自分なんでしょう?」
と言った。
「いや、それでも、僕は結構頭が固いところがあって、君の存在を最近まで理解できないでいたからね」
と豊は言ったが、
「いやいや、僕が焦っていきなり話し始めたりするから、用心深い人だとなかなか受け入れられる話ではないよね。同じような性格をしているくせに、そのことに気づかなくて、本当に申し訳なかった」
と山口は豊に詫びた。
「山口さんを見ていると、確かに山口さんのいうように、僕たちは別の世界のもう一人の自分なんだなって思うんだけど、どうも、すべてが同じではないということがよく分かる気がするんだ。何か肝心な部分が違っている。そこが何か新鮮な感じだね」
と豊がいうと、
「そうなんだよ。だから、僕たちはそれぞれ違う世界に存在しているんだ。だから、逆にいうと、同じ世界では一緒にはいないタイプということになる。同じ世界にいるには、似すぎているんだけど、それは僕たちよりもきっとまわりの方が気付くというもので、そうなると、僕という存在を介さなければ、君とは出会えなかった。でも、それは僕からの一方通行であって、そのことが少し後ろめたく感じられるんだ。それは君に対してだけではなく、他の時代のもう一人の自分に対してもね」
と山口は言った。
「僕は他の世界のもう一人の自分には、あまり興味はないんだ。他に同じような世界があって、そこにもう一人の自分が存在しているという程度かな? それ以上を考えてしまうと、頭が混乱してきて、山口さんとの話もまともにできないような気がするんだ。いや、それよりも僕は山口さんを自分だけのものにしておきたいという意識があるからかな?」
というと、山口さんは複雑な表情をした。
てっきり喜んでくれると思っただけに、当てが外れた気がしたが、それは世界をまたいではいるが、自分だけのことを考えているから分からないことであった。その時、山口氏は豊に会いに来たというのは、何も自分の別の世界の「分身」に逢いたいと思っただけではない。そこには、別の理由が存在していた。
それは他でもない。前述のように、里穂を好きになってしまったからだ。
里穂はしきりにこの世界のもう一人の自分である、まりえに接近している。さすがに、里穂が誰か一人の男性を好きになってみたいという願望があるとは知らなかったが、どうしても里穂のことが気になった山口は、里穂の行動パターンから、この世界にいる豊に接近したというわけだった、
だが、その豊が想像していたよりも、しっかりとしていて、いい意味で意表をつかれた。
「同じ世界だったら、絶対に友達になっているよな」
と思える人で、ふと自分のことを思い返してみると、自分の世界で、友達がいないことに気が付いた。
友達がいないからこそ、里穂の相手になる男性の一人に選ばれたのだ。
友人を大切にする人であれば、里穂のことを二の次に思うからだった。いくら自由恋愛の世界だとはいえ、友情に勝るものではない。あくまでも友情が最優先であった。
だから、結婚しない人がたくさんいる世界であるが、その分、同性の親友や、男女間での親友もあったりして恋愛よりも友情を大切にする世界であった。
それでも友人がいない人はたくさんいた。ひょっとすると。まりえや豊の世界よりも一人孤独な人が多いかも知れない。一旦親友になると、その絆は里穂の世界の人間の想像も及ばないほど強いものであった。だから、余計にそこまでの友情を育むことができずに、挫折する人が多いのであろう。
それは里穂の世界の結婚に似ているかも知れない。
高めるところまでしっかり高めておかないと、親友としての絆を成就させることはできないのだ。
ただ、ここからが違っているのだが、まりえの世界では、結婚がうまくいかなければ、離婚するということができる。確かに離婚は結婚の何倍も体力を使うし、子供のことや、離婚の理由によっては、慰謝料などという切実な問題もはらんでいるのである。
山口の世界でも、離婚は似たようなことであるが、一旦親友という形の絆に関しては、別に絆ができた。破綻したということで、書類を提出することはないが、それだけに他の人には分かりにくい。そのため、勝手に絆を二人の間でだけ崩してしまうと、まわりに大きな迷惑を掛けることになり、それがまわりに分かってしまうと、その二人は社会から抹殺されると言ってもいいくらいの仕打ちを受ける。誰からも認められることもなく、社会人としての失格という烙印を押されることになる。これは、離婚届に判を押すような問題ではなく、本当に今後の人生が決まってしまうというほどの出来事なのだ。
だから、いくら友情が最優先だとはいえ、自分に自信が持てない人は、決して人と親友になろうとはしない。その時点で足枷がつけられたような気がするからだ。
ただ、親友がいるというだけで、その人は世間から絶大な信用を得ることができ。まるでまりえの世界での国家資格並みの、先生と呼ばれるくらいの価値のあるものであった。
もちろん、そんな世界が存在するなど、この世界の豊もまりえも想像できないだろう。それはこの世界だけではなく、他のどんな世界でも同じことであり、山口や里穂の世界が特別だと言われるゆえんなのである。
「特別というのは、いいことなのか、悪いことなのか?」
いつもそれを考える里穂と山口だった。
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