第4話 里穂の思惑

「里穂さんのいうほ科の世界って、どういう世界なの? もう一人の自分が無数にいるなんて考えられない」

 とまりえがいうと、

「そうね。本当は他の世界のことをあまり話すのはいけないことなんだけど、少しくらいならいいかも知れないわね」

 と里穂は言って、少し時間をかけて、話し始めた。

「他の世界はね。いろいろあるのよ。真っ暗な世界もあれば、火が沈まない世界もある。とにかくあなたには想像もつかない世界と言ってもいいわね。だから、聞いても無駄と言っておきましょうか」

 と、里穂は答えた。

 まりえも、そんな具体的な答えを望んでいるわけではない。

「もし、自分が理解できるくらいのことが、彼女に話せるのであれば」

 という程度のことだったのだ。

「鏡のような世界と認識しておきましょうかね」

 というと、

「そうね、この世界を映すという意味でいけば、それもありなのかも知れないわね」

 と里穂は言った。

「ところで、私は学校で心理学を勉強しているんだけど。そこで一つきになる話があったんだけど。『カプグラ症候群』というものがあるらしいのよ。そこで聞いた話なんだけど。人間というのは、妄想の中でいろいろ考えるんだけど、その中で。自分の近しい人が実は別の世界の人間と入れ替わっているのではないかという発想が頭から離れないという症状なんだって。その話はちょうど今から百年くらい前から言われていることで、結構長い心理学の歴史の中では比較的浅いものでしょう? それを考えると、他の世界が実際に存在していて、そこからこちらに来れるような機械が発明されたことで、そういう人が行き来している可能性もあるんじゃないかって考えるの。そして、その人たちが、悪者であり、どんどん向こうの世界の自分と入れ替わっているという考え方ね。でも、そういう発想はSF小説やマンガなんかでは一般的にいわれていることで、ネタになりやすいのかも知れないわね。だから私も、信じられないとは思いながらも、別の世界の存在、パラレルワールドを完全に否定することができないのよ」

 とまりえは言った。

「確かにネタとしては面白いわね。私はそういう悪の結社のような話は聞いたことがないけど、ひょっとすると未来にあり得ることを予知したのかも知れないわね」

 と里穂は言った。

「里穂さんはかなりの能力を持っているみたいだけど、時代の過去や未来には関われないと言っていたわね?」

「ええ、だから、私にはそれ以上のことはいえないの。私が言えることは、そのほとんどが確証に裏付けられていることでないといけないのよ」

 と、、里穂は言った。

「でも、さっきの『カプグラ症候群』の話ではないけど、その考え方があるから、実際にパラレルワールドという発想が生まれて。結構信じられているのよね。きっと、最初に言い出した人は、異世界の人と出会ったのかも知れないわ」

 と、まりえは言った。

「私はそこまでは詳しくはないけど、そこまでの話をしたとしても、簡単に信用できるものではないでしょう? それを考えると、よほど、何か信じられるだけの能力を使ったのかも知れないわね」

 と里穂が言った。

「そんなことをしていいの?」

「今は少し制限もゆるくなってきているようなんだけど、今でもそれは禁止かな?」

 と里穂がいうので、

「でも、あなたはこうやって私に話しかけているじゃない? これはいいの?」

 と訊かれて、

「過去に関わることを未来に対して変えてしまうようなことはダメだけど、こうやって夢の中に私が入り込む分には問題ないのよ。カプグラ症候群を教えて人は、未来に対して過去の事実を捻じ曲げたかのように思える発見をさせることは、本当はいけないと思うんだけどね。だから、その発想は、本当にその人が発想したことであって、他の世界の人に関わりはないんじゃないかしら?」

 ということだった。

「歴史に関係なければ問題ないということか。それはどの世界にも共通して言えることなおね?」

「そういうことなのよ。でもね。他の世界だからと言って別にこれと言っておかしなところがあるわけではない。あなたは、鏡を見たことがあるでしょう?」

「ええ、もちろん、でも、鏡って、左右対称に写るじゃないですか? 私も思っていたんだけど、鏡の向こうに別の世界が本当は存在しているんじゃないかって思うのよ。これはもちろん、私以外にもたくさんの人がそう思っているのかも知れないんだけどね」

 というと、今までは相手の顔を真正面から正対するかのように見ていた里穂が、考え込んだように下を向いていたかと思うと、今度は顔を挙げて、今までの真剣な顔が急に笑顔になったかと思うと、

「私が言いたいのはそこじゃないの。確かに鏡の向こうには別の世界が広がっているんだけど、今まりえさんは、鏡を左右対称だって言ったわよね? 何かが変だとは思いませんか?」

 と里穂に言われて、今度はまりえの方が考え込んでしまった。

「何が言いたいの?」

 と聞き返してみたが、その表情は明らかに顔が歪んでいた。

「左右対称というのは、あなたは自分で認めていたわよね? でも、それだけなの? 対称なものって」

 という言い方をした。

「ん?」

 ますます、ますます、まりえには里穂が何を言いたいのか分からない。

 それを見ていた里穂の方も、

「ここまで言っても分からないなら、たぶん、このまま待っても出てきそうにもないわね。要するにね。左右が対称なのに、どうして上下が対称ではないのか? ということを聞きたいのよ。だってそうでしょう? 実際に鏡というものを知らない人に、鏡は左右対称なものなんだよっていえば、相手は単純に、じゃあ、上下は対象じゃないのって聞いてくるでしょう? あなたが鏡を知らない人だったら、きっとそうだと思うわよ」

 と里穂は言った。

――ああ、確かにその通りだ。だけど、そんな発想、私だけではなく。皆にだってあるはずないのよねーー

 と言いたいのを必死でこらえていた。

 それを里穂には分かっているようで。

「こっちの世の中のおかしいと私が思うところはそこなのよ。鏡を見て左右対称だけど、どうして上下が逆さまにならないか? ということに疑問を抱かないのは、実はこの世界だけなのよ。そういう意味では、この疑問を抱かないこの世界は、実に不思議な世界だと言ってもいいのかも知れない」

 と里穂は言った。

 それを訊いて愕然としているまりえに対して。さらに、

「自分の世界だけ特別ということを聞いてビックリしているようね。でも、もう一つあるんだけど、この世界では、結構な人が、自分だけ特別だと言われたいと思っている人が多いと思うんだけど、実際に言われてみると、嫌な感じがするでしょう? それもこの世界独特なのよ」

 というと、それに対してまりえは、

「それは違うは、自分だけ特別であってほしいと思うのは、自分が好きだったり、特別な人だと思う人に対して思っていることで、他の人から、あなたは、他の人と違うなんて言われると、まるで自分だけが仲間外れな人間のように思うからなんじゃないかって思うのよ」

 と言った。

「そう、そこなのよ。あなたたちの世界では、自分目線でまわりを見るでしょう? 自分にとって特別な人と、それ以外の人間とを比較して、あたかも自分にとって特別だったり知り合いだったりを大切にする。それは家族に対してもそうだと思うんだけど、その考えって、実は危険なものなのよ。他の世界の人は皆その意識があるから、変ないざこざは怒らない。実は変な宗教団体が蔓延っていて、深刻な社会問題になっているのは、私たちの世界と、この世界だけなのよ。この世界では、基本は個人が中心になって考えるくせに、一人では生きていけないという発想もある。その間隙を縫うように現れるのが新興宗教なるものなのよ」

 と里穂は言った。

「でも、上下対称なんて発想、言われてみれば、誰もが思いつきそうなことなんだけど、誰も何も言わない、どうしてなのかしら?」

 とまりえがいうと、

「どうしてそう感じるの?」

 とさらに里穂が追求してきた。

「他の人はどうなのかしら? 私と同じように、まさかそんな発想があるとは思わなかったという感覚なのかしら? それを思うと、同じ世界でも、ごく近くにいる人のことですら分かっていないことが多いのに、他の世界のことを分かろうなんておこがましいような気がしてくるわ」

 とまりえが言った。

「そう、そこなのよ。他の世界の人はまずそのことを気にして、それを口にする。だけどこちらの世界の人もウスウスは気付いていて、何か違和感を抱いているんだけど、私と話になると、きっと今のまりえさんのように、皆頭が混乱してきて、他人のことが分からないということをついつい棚に上げてしまい、他の世界のことを知りたがるのよね。そこが違うのよ。それだけ、自分に自信がないくせに、混乱を理由に、それを押し隠そうとする。私はそれを完全否定はしないけど、この世界の危険な部分なんじゃないかって思うのよ」

 と、里穂はいうのだった。

「今の里穂さんの話を訊いていると、どうもこの世界にだけ特別なことが多くって、その特別なことはそのほとんどが悪いことのように聞こえるわ」

 とまりえがいうと、

「そうかも知れないわね。それはでもね、他の世界にも言えることで、あなたの考えている他の世界は、この世界と基本的には同じなの。でも違っている部分もこの世界のように存在する。でも。その部分は、いいところというわけではなく、他の世界にはない悪い部分になっていることが多いの。だから、突き詰めると、すべてが重なっている部分だけが、本当にいい部分であって、その世界が私たちの存在している世界になると思ってくれればいいかも知れないわ」

 と里穂は言った。

「じゃあ、あなたの存在している世界が、理想の桃源郷ということになるのかしら?」

 とまりえが聞いたが、

「理想の桃源郷だと思われているのは確かね。でも、今は少し変わってきていて、私たちの中でも本当に理想な世界なんだろうか? という疑問が湧いてきているのも事実なのよ」

 というではないか。

「さっきの上下対称の話じゃないんだけど、他の世界の人たちはどう思っていて、結局何が正解なのかしら?」

 とまりえが訊くと、

「他の世界でも、疑問に思って研究している人はいるのよ。もっとも、この世界にも皆が皆疑問に思っていないわけではなく、ごく一部の人が気にして研究しているという程度なだけで、そう、程度の問題ということね。そういう意味で違うだけなのよ。でも、この違うでも十分な違いと言ってもいいんじゃないからしら? でも、この世界でもそうだけど、他の世界でも、いくつかの理論は考えられているんだけど、それを証明するだけのものがないのよ。だから、まだ解明されていないというのが、どの世界でも共通の意見ね。先ほどあなたが訊いたもう一つの質問だけど、私の世界でも、やっぱり結論がないのよ。結局、世の中には、科学で解明されないことも存在するという結論になっているんだけど、それはどの世界において、どの時代にもあることでしょう? 一種の金太郎飴のように、どこで切っても同じ断面という感覚ね。時代が進んだとしても、どこを切っても同じであれば、解明することのできないものだって存在するのではないかという考えに至るのよね」

 と、里穂は答えた。

 これまで、まりえは何度となく里穂が夢に出てきて、いろいろな里穂の世界の話であったり、まりえの世界の話をするのだが、この夢は決して忘れることはなかった。そして里穂からは、

「他の誰にも話してはいけない」

 ということを言われているわけではないが、他の人に話そうとは思わない。

 どうせ信じてもらえるわけがないからだ。

 そんなことを思っていると、

「私に対して里穂さんがいるように、他の人にも里穂さんに相当する人が同じ時代であれば、存在しているわけよね? その人たちも里穂さんと同じように、その人の夢に出てきているということかしら? 誰も話さないので分からないんだけど、それは皆、里穂さんの世界の人から、話してはいけないと止められているのか、それとも、私のように、信じてもらえないという意識からか、何も聞こうとはしないだけなのか、どれなんでしょうね?」

 と、まりえが訊いた。

「それは、その人それぞれなんじゃないかしら? 私と同じように話をしに来る人は結構いると思うの。でも、夢の中のことだということで、聞いた本人は、意識して記憶の奥に封印してしまう人、あなたのように意識したままだけど、何も話そうとしない人、逆に話をしても、信じてもらえないと思っている人、様々よね。でも、研究者にはある程度までは分かっているんだけど、照明しることもできないし、照明しても発表することができないと思っている人も多いと思うわよ」

 と里穂がいう。

「どうして発表できないの?」

「だって、根拠もないのに、発表なんかできないでしょう。ほら吹きと言われるだけがオチだものね。でも、それを敢えて発表する人もいる。学説と発表するわけではなく。フィクション小説のネタとして書く人もいるわね。フィクションにしているから誰も気付かないけど、皆それぞれ、心のどこかに抱えているものだから、共感はあるのよ。だから、そういう小説がベストセラーになるんじゃないかしら?

 と里穂は言った。

「なるほど、確かにSF小説の中には、やけにリアルなものがあるわね。でも、信じられる発想ではないので、それだけに、よくこんな発想ができたものだと感心することで、いい小説だと感じてしまう。まさか真実だなんて、誰が思うんでしょう。私は言われたからそういう意識を持ったけど、指摘されなければ分からないことって、他にも山ほどあると思っているのよ」

「それは、あなたの中だけではなく、きっと他の人も思っている。さらに私も同じようなことを思っているのよ。ただ、これはあなたお考えていることが私には分かるからなのかも知れないんだけどね」

 という里穂に、

「えっ、私が考えていることが分かるの?」

 とまえいえが訊くと、

「何を言ってるのよ、いまさら。だって私はあなたの潜在意識に語り掛けて、夢として存在しているのよ。あなたの考えていることは、今の私に理解できること、ただし、あなたの夢の中にいる間だけね。それ以外はあなたを感じることはできないわ。逆にいえば、私がこの世界に存在できるのはあなたの潜在意識の中でだけね。それは他の人も同じことで、要するに、私がこの世界で存在することができるのは、あなたが私を認めて信じてくれているからなのよ。他の人は、結構信じてくれない人が多くて、まったく他の世界を信用しない人にとっては、どんなに夢で見せても、それはただの夢としての通過でしかない。そのことを他の人は理解できていないのよね」

 と里穂は言った。

「里穂さんは、どうして私のところにそんなに頻繁に来てくれているのかしら? 私は毎日見ているような気がするくらいなんだけど」

 というと。

「別に毎日というわけではないのよ。あなたにだって私に邪魔されない夢を見ている時がある。私にはそれが分かるから、そんな時は邪魔しないようにしているのよ。でも、それはあなたにとって理想の夢なので、理想すぎて、記憶の奥に封印してしまっているのよね。そんな時は夢を見たことすら忘れている。だから、私の夢が毎日連続しているように思っているだけなの」

 と里穂が解説してくれた。

「なるほど、それなら納得できるわ。確かに、目が覚めるにしたがって忘れていく夢があるのを感じることがある。だけど、完全に目が覚めると、夢を見たという意識すら消えてしまっているような不思議な感覚になるの」

「でも、それが夢を見るという現象で一番すっきりした記憶なのよ。それだけ夢というもののメカニズムって厄介なものなんじゃないかしら?」

「私は夢をそんなに難しいものだとは思っていないわよ」

 とまりえがいうと、

「そうなのよ。さっき、複雑なメカニズムと言ったけど、表に見えている夢の構造って、実に単純なのよ。自分にとって覚えていたい夢を忘れたくないという意識から、いきなり記憶の奥に封印する。こうしておけば忘れることはない。でも、よほどのことがないと思い出すこともない。どっちにするかは、その人が決めることなんだけど、ほとんどの人は、忘れたくない夢を記憶の奥に格納しているんでしょうね」

 と里穂は言った。

「私の意見も同じだわ」

 とまりえは言ったが、この時初めて気づいたことがあるのも、一つの事実だった。

「私があなたの夢によく出てくるというのは、あなたのことが気になっているからなのかも知れないわね。あなたは、他の世界も合わせた、そしてこの私自身も合わせた中でも、一番かけ離れた性格なので、どうしても気になると言っていいかも知れないわ」

 という話だった。

「どういうことなの?」

「あなたは、実に真面目で、好きになった人も一人、そして、きっと結婚すれば、最後までその人を愛し続けるってタイプでしょう?」

 と言われた。

「ええ、そうよ」

 というと、彼女は怪訝な顔になった。

「だから気になるの。心配していると言ってもいいかも知れないわね」

 と里穂は言った。

 彼女はまりえのことを、

「真面目」

 と言ったではないか。

 では、彼女のいう真面目という言葉は、他の世界の人からみれば、心配になるレベルのことなのであろうか?

「真面目というのが心配だというの?」

 と聞くと、

「ええ、そうよ。これは他の世界にだから言えることではなくて、この世界においても心配なことであり、特にあなたの真面目さは、この世界でこそ心配になるのよ」

 と里穂は言った。

「どうしてなの?」

「だって、他の世界には、あなたのような形の真面目さを持った人はいないのよ。まわりによって成長の過程で改善されるか、あるいは下手をすると抹殺されるかの、深刻なレベルなのよ」

 というではないか。

 さすがに聞き捨てならないと思い、

「そんなに真面目が悪いことなの?」

 と聞いてみると、

「私が真面目という表現をしたのがいけないのかも知れないわね」

 と里穂は言ったが、

「何言っているの。真面目って褒め言葉じゃないの?」

 というと、

「それが大きな勘違いなのよ・。確かに真面目は悪いわけではない。でも、あなたのように恋人も一人、一人の人を最後まで愛し続けるという考えは、危ないのよ」

「そこが分からない。何が一体?」

 というと、

「だって、同じ時期に好きだという人は絶対に一人だということになるわけでしょう?

 そうじゃないと、好きだと思っている人に順位をつけることになる。他の人のように一人だと決めつけなければ。優先順位なんかつけることはないのよ。たとえば、今のあなたの話でいくと、結婚してから子供ができるでしょう? そして家族ができたりすると、じゃあ、旦那と子供、子供も複数いれば、子供のどちらか、果たして一人に絞って、順位なんかつけられると思うの? 特にこの世界では、血の繋がりを重視するでしょう? そうなると必然的に旦那よりも子供、もしくは自分の親ってことになってこない? だから、私はそんなこの世界の血の繋がりが怖いのよ。しかもあなたのように、一人を選ぶということを自分のいいところであるなんて思い込んでいると、いざとなると、自分の考えが優先して、本当に家族に順位をつけてしまう。家族でない人に順位を付けた場合だって同じこと。結局は一人になる。そういう意味で、まりえさん、あなたは、一人になるという運命に一番近い性格を持っていると言ってもいいんじゃないかしら? 私はそのことが気になるから、時々こうやって来ているというわけなのよ」

 と里穂は言った。

 自分にも意地があるから、なかなか納得できる内容の話ではないが、聞いていて腹が立ってきて、自分から聞いておいて、

「もうやめろ」

 と言いたくなってしまうくらいだ。

 まりえはそんな話、信じられないと思ったが、これを信用しないということは、里穂の存在をも否定するような気がした。それだけはしたくないという思いがあり、渋々納得するしかなかったのだ。

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