766話 配信は続く!騒ぎは増える!
コメント欄がすごいことになっている。
これ、監査官建物から出られるかな…取り囲んでそうな気がして怖いんだけど…
『特定したけどなんかおかしい』
『どした?』
『磯部大臣と官僚っぽい人達がいて、多分監査?の人達を拘束してる』
『マジでどうなってるの!?』
現地にいるであろう人…もしかして職場の他の管理職の人じゃね?
情報リーク含めて。
『お父様、大丈夫ですか?ギュッてしますか?』
『マイヤも一緒にやる!』
『2人で一緒にギュッてやりましょう!』
うちの子の慰め方が天使すぎて辛い…
『巫女様は娘達の優しさに溺れているのであった』
『まあ、自宅待機だから協会本部で何が起きようとも直接連絡が来ない限りはね』
『通常は知る由もないと』
『でも既に退職届を認め終えているんだよなぁ…』
あっ、思い出した。退職届を課長に送っておこう。
内容としては…『課長と部長がもし退職するとしたら僕の退職届もついでに出して下さい』で良いかな。
そーしん
「リムネー、無職のお父さんでごめんね?」
『お父様…このマンションと数億のお金とそれ以上の資産を持っているのですからそれはそれで問題ないのでは?』
「いやいや…その資産に関しては神様方の物が入っているからね?」
『しかし、もらっておけと言われたものも多数ありますが』
『前にマイヤもこれもらったの!』
そう言ってピンク色の子ども用水筒を僕に見せた。
「水筒をもらったの?マイヤに似合ってるね。どなたからもらったの?」
『飲兵衛おじさんから!』
天之御中主様ェ…
マイヤに飲兵衛おじさんと認識されていますよ…
「マイヤ、せめてお兄さんって言ってあげて」
『飲兵衛おじさんって呼んでいいよって』
まさかの本人公認ッ!?
『飲兵衛お兄さんも小さい子には優しい』
『ゴールデン神は常に優しいやろが!』
『いや、そんな事よりも中身だ。中身お酒では?』
『いやいやいくら何でも無いだろ…無いよな?』
『それやったら外道やぞ?』
皆の評価が「良くも悪くも神様だしなぁ」で一致している件について。
間違っていないだけにフォローし辛い。
「マイヤ、中身は?」
『
まだ、お酒の方が、よかった!
だって絶対に強力な本物だと思うから!一口10年若返るとか!
頭を抱える僕にマイヤが『大丈夫?お水飲む?』と聞いてくる。
ナチュラルに飲ませようとしないで…
「───大丈夫。ありがとう、マイヤ」
マイヤの頭を撫でる。
「それはマイヤが若返らせたい人がいたら少しだけ呑ませてあげて?」
『パパは?』
「僕は今自由に変えられちゃうからねぇ…性別すら」
『ですねぇ…お父様でお母様ですし』
『なんというパワーワードを』
『既に人の域を脱している巫女様w』
『巫女様は実は神様(のオモチャ)』
『間違っていないと言い切れないけど、それを認めるには…』
『皆のお母さんだよ!?』
『協会を辞めて皆のお母さん(聖母)に?』
『そうなるとショタ味が無くなっちゃう!』
『元々合法ロリショタだったのに永遠のロリショタ、だと?』
『関係者様がいるぞ!囲め囲め!』
『もの凄いパワーワードをぶっ込んできた!』
誰がエターナルロリショタ!?あとどちら様なのかなあ!?
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