758話 はむはむタイム?


 どこに需要があるのか全くわからない。

 邪幼女神様は私のお腹に無茶苦茶執着しているんだけど…

 少なくともプリンよりも執着しているという事が分かったんだけど、すごく知りたくなかった。


 小学校低学年の女児に興奮する幼稚園女児…いやなんか無茶苦茶だな!?

 プリンを食べ終わり、片付けを済ませ…うん。ずっとロックオンされているんだ。

「ねぇ、タイム。お腹ハムハムって、何?」

「ぅえっ!?ご主人が呼び捨て!うへへへ…」

 タイムが呼び捨てにされたことで体をくねらせ始めた。

「あっ、駄目な子になってるぅ…」

 この姿だとさんとか付けられなくなっているんだけど…何か弄られてる?

 タイムが駄目な子になっているので諦めてハヴァスターイに直接聞くことにする。

「ねえねえ、お腹ハムハムって何するの?痛い事とか何か取られるのは嫌よ?」

「…お腹に顔を埋めてハムハムしたりブーブー息吹くの」

 言葉のままだった!?いや、どうしてそれをしたがるのかなぁ?

「アペプにはしたの?」

「うん。ちょっと硬かった」

「えー?」

 硬いて…


『ちょっと官能的とか思ってごめんなさい!』

『じゃれ合う姿はとてもとても尊かったです』

『お腹に口を当ててブー!とかしてアペプちゃん?が笑っていたぞ』

『マジか!ぅゎょぅι゛ょとぅとぃ』


「まあ、良いよ?」

「ホント!?やた!」

 服を肋骨手前までたくし上げる。

「ふぉぉぉぉ!!」

 なんか凄い興奮したまま私のお腹にキスをしだした。

「ちょ、くすぐったいよ?」

「ハム、ハム…!?ハムハムハムハム」

「ちょ!?なに!?」

「良い香り!おいしい!」

「食べちゃ駄目だからね!?」


『俺らは何を見せられているんだ…極楽?』

『幼女と女児の戯れ───という名の芸術』

『幼女巫女様のおへそとお腹のくびれ』

『さっきから鼻血が止まらないんだけど、あ』

『 』

『お腹にテカリが…駄目』

『あれ?私、娘がいた?』


「ストォォォォッップッス!」

 タイムが慌ててハヴァスターイを引き剥がす。

「はむはむ!はむぅ~~~~!」

「前と同じ状態じゃないの…ハムハムはもうお終い!」

「はむぅ…」

 いや、なんでそんなに泣きそうな顔するの…

「…そんなに私のお腹って美味しそうなの?どちらかというと痩せすぎじゃない?」

「女児でぽっこりお腹でもなく理想の体型じゃないッスかね?」

「はむ!」

「いや普通に喋ろうよ」

『…ぼくも、はむはむして、いい?』

 あー…

「囓ったりしないなら。少しだけよ?」

『はむ、はむ…!?』

 何かニオイ嗅ぎ始めたんだけど!?

「えっ?臭い!?」

『おかあさんのかおり』

「ぅえ!?」

『だってマイヤのママだもん!』

『なるほど…!』

 ああ…マイヤまで私のお腹に突撃してきた…止める人は、フィラは凄い良い笑顔で鼻血出してガン見しているし。

 あっ、ゆる姉とせお姉に…いない!?


『もし神様方を捜しているのなら凄く穏やかな顔で消えましたよ』

『アレ絶対尊死だよね?』

『良いなぁ…リアルで尊死できる神様方』

『私も頑張れば即身尊死出来るのかしら』


 いや、頑張らないで?お願いだから。


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