第3話 「元首とは哀れなものだ。陰謀を事前に察知しても、実際に殺され無い限り、陰謀が確かにあったと信じてもらえないのだから」
出典:「ローマ皇帝伝」
暴君として名高いドミティアヌス帝が、日頃よくぼやいていたという台詞より。
確かに一理あるような気もするのですが… 殺される「陰謀家」達にしてみれば、また違う意見がある事でしょう。
それが明察か只の疑心暗鬼か、そこに説得力と信憑性があるか無いかは、結局その人物の力量と日頃の行い次第なのでしょうが… 猜疑心の強い権力者側の言い分として、妙に心に残っている言葉の一つです。
…まあ、本当に言っていたのか著者の創造によるものなのかは、スエトニウス氏のみぞ知るところではありますが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます