第三十三狐 魔法のカタチ
私達2人がまだ仲の良かった頃に読んだ魔法の本。内容は、魔法の特性について纏められた古くから存在する本だった。
魔法とは、自然がもつ魔力というものから発生する。もちろん、生物にも魔力を兼ね備えていて、我々は自分の魔力をカテにして、魔法を打ち出すことができる。
魔力の派生
魔力には、色が存在する。魔力によっては体質が異なり、影響を与える。また、影響として髪の毛に最も強い魔力色がよく浮かび上がるとされている。そのことにより色が魔法の適正属性を出すと言う結論となった。
火属性→赤色
水属性→青色
氷属性→水色
雷属性→黄色
風属性→緑色
土属性→茶色
光属性→白色
闇属性→黒色
無属性→灰色
ときに、適正が2つあったりすると、色が混ざり合う。例として、火属性と雷属性を使えるものは毛色がオレンジとなる。
また、稀なことに特殊な属性を扱える者が現れることがある。
魔法の発動の仕方について
やり方は2つあり、1つは詠唱魔法と呼ばれるものであり、時間をかけて高威力の魔法を発動する方法。そしてもう1つが無詠唱魔法。完全に無詠唱とはいかないが発動したい魔法の名を発することで、威力の少し弱まった魔法を打ち出せる。
前者の威力を考えたものか、後者の早打ちに向いたもの。どちらを使うかは人それぞれだろう。しかし、これからの時代は無詠唱が多くなることだろう。
魔法の種類について
魔法と簡単に言っても、少なからず種類がある。それらについて知っているものをここに載せよう。
通常魔法
一般的に使われる属性をもとにした魔法。基礎から応用に当たる魔法が多種存在する。
精霊魔法
今では一際珍しい魔法であり、精霊の力を借りて魔法を発動する。精霊魔法の持ち主はもう、90年も現れていない。
集団魔法
複数人で発動する魔法。発動する条件は厳しいが、その効果は凄まじい。
想像魔法
自分の手で作り上げて完成する魔法。その魔法は、弟子や子にも出来るようになるとされている。
奥義
強い思いに答え、顕現する魔法。世界で1つだけの存在として所持者の魂に刻まれる。大量の魔力を用いて発動する。
ページはまだ続く……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます