第5話空振り
働く意欲は人一倍ある。だから、福祉作業所でも、人の数倍は仕事をこなしているつもり。体調不良の日も少なくなり、いざ、転職活動と言うと体調を崩す。
僕の悩みは、一般就労したら無くなる。
後少し、お金が欲しい。それは、自分のためではない。家族の為だ。
母は今、パートをしているが歳を取れば在宅介護は出来ないので、施設送りになるだろうからお金が必要だし、息子は多分、公立の高校へは進学出来ないだろうから、私立だったらお金が必要。
今日も、一日中ゲームをしている。
一応、22時までとは言っているのだが。
本来なら、Switchを壊してやりたいが、不登校の同級生がいるらしく、毎日学校に通うだけでも、まだ、ましか。
週末はずっと、体調を壊していた。頓服の精神安定剤を2回飲んだら精神的には少し落ち着いた。
この状態で転職活動しても、絶対に成功しないことは理解している。
だけど、精神的疲労や倦怠感だけで転職活動を中止するのは、成長がない。
気持ちばかりが先走りして、空振りばかりしているが、諦めなかったらきっといい仕事があるはずだ。
僕は恩返ししたい人がいる。その人の為にも働かないといけない。
今日は、転職活動はしなかった。否、出来なかった。
バスの中で過呼吸になり、フラフラしながら嫁さんちに来て、子供の面倒を見ている。
明朝、学校に送り出してから、出勤する。
酒はしばらく断つ。
色んなストレスが溜まり、週末そのストレスが爆発したようだ。
夕食を食べた。
食欲があるので、明日に期待する。
このエッセイは、転職活動だけの作品ではない。
転職活動を取り巻く環境も記すようにしている。
今夜は眠れないから、これからちょっと仕事を検索してみます。
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