09 追放されたポーター、宿屋「希望の小鳥亭」での初仕事 その2

主人公:ヒロ  …運搬者ポーター。念願の運搬者ポーターギルドに所属する

宿 屋:ケント …ダスティーの宿屋「希望の小鳥亭」の主人。厨房で料理人をしている

探索者:アイン …探索者「その日の糧を探す者」の一員…所謂下っ端新人

 関連:ブロンゴ…同探索者のリーダー。妻帯者の30代。その腕前は凄いらしい

   :セッチュ…アインの先輩。彼女が同探索者に居るらしい

   :トルン …同上。妹が同探索者に居るらしい

   :女性陣 …今話で1人だけその正体がお披露目される…かも知れないw

━━━━━━━━━━━━━━━


- 希望の小鳥亭のお仕事 -


前話の後書きでは2週間後に旅立つ…とまで書いてはいるが、お話はまだ続く。


昨夜の仕事を終え、その翌日に報酬を貰ってビビるヒロではあるが少し色を付けただけで宿としてはその報酬に十分な働きをしたと考えているので問題は無い。


「そーいやヒロは運搬者ポーターしてるんだよな?」


「え?…えぇ、そうですね」


「なら、連中が仕事に出る時についてってやってくれんか?…勿論忙しいとか別件で仕事があるなら話は別だが…」


特に仕事は無いし請けた奴はもう終わってるからいいか…と判断したヒロは、


「特に請けてる仕事は無いんで…別にいいですよ」


と軽い気持ちで請けるヒロ。


(昨日の今日で指名依頼がある筈ないよな?…)


…という訳で、アインたちの泊まっている部屋へと足を向けるヒロであった。



こんこん


「おう」


ノックをすると中から声が返って来る。「おう」しかいってないが…まぁ進入許可だよな?…と判断してドアを開けるヒロ。


「失礼します」


「お早う、ヒロ」


中に入るとアインとブロンゴしか居なかった。


「あれ?…ほかの2人は?」


「あ~…今日の探索に必要な消耗品や前に補修で出した道具類の受け取りに行ってるよ」


ブロンゴがそう返事し、部屋にあったであろう雑多な荷物を纏めているようだ。アインも予備の武器などを纏めていた。


「…で、何の用事だ?」


ブロンゴが手を止めずに訊く。


「あ、いえ…ケントさんにブロンゴさんたちに付いてけって…一応運搬者ポーターですから荷物持ちかな?…って」


多少しどろもどろになりつつそう伝えると、


「おーっ!…宿屋のおやぢが用立ててくれるっていってたのがお前か!」


と喜んでいた。いやまぁ…氷造って冷水造っただけだから、氷魔法使いと思われてたのかもね…


「あはは(苦笑)…最近ポーターギルドに登録したばかりですが…宜しくお願いします」


そして、一応依頼者との直接…というのは不味いだろうからと、一旦アインを連れて運搬者ポーターギルドに訪れるヒロであった!



- 運搬者ポーターギルド -


「ポーターギルド・ダスティー支部へいらっしゃいませぇ~…って、何だヒロさんか」


…と、ローズが明らかにがっかりした顔でテンションが下がっていく。


「いや、受付嬢がそれでいいのか?…客を連れて来たんだが…」


そうヒロがいうと、アインが前に出て


「アインだ。探索者「その日の糧を探す者」の一員で…その、彼を…ヒロさんを今日1日…もしかすると2~3日くらいかかるかも知れない…最大3日間お借りしたい」


宿屋の護衛がある為、本来の仕事にポーター業務で1人減らす訳にはいかないらしい…一応、専属を雇うまでの繋ぎ…という話しだが、氷魔法を扱えるブロンゴさんの奥さんが手放せなくて今まで掛かってしまっているらしいが…


「え…と。彼に承諾は?」


「あ、構いませんよ…どの道仕事を入れてませんし」


「だそうだ」


確か、何も仕事は入れてないよな?…と考え、矢張り思い出すこともないのでそう答える。


「では…この書類にご記入を…書き終わりましたら、冒険者証をお願いします」


ちなみに「探索者」と名乗っているが「冒険者証」を持っている集団が探索をして獲物を狩って糧を得ていても別に問題は無いらしい。未開地を主に冒険しているのが「冒険者」であって、既に開拓済みの土地で獲物を狩ったり、開拓済みのダンジョンを探索している人たちを「探索者」と慣習的に呼んでいるに過ぎない模様。


個人的にはどっちでもいいと思ってるが…


「あれ?…ヒロくん?」


と数日ぶりに聞いた、聞き覚えのある声が…


「サンディ?」


見た目も声もそっくりな…少女がそこに立っていた。


「あ~…この見た目じゃ勘違いもするかぁ。ううん、違うの…よく見間違えられるけどね?」


そうサンディのそっくりさんは否定する。


「シルフィ、どうした?」


書類を書き終えて戻って来たアインが声を掛けて来る…シルフィ?


「あ~…ちょっと用事を済ませてくるから外で待ってて貰えないかな?」


そう、サンディのそっくりさんシルフィはいうと、運搬者ポーターギルドの受付へと歩いていく。


「…理由はわからないが、邪魔になるだろうし…外に出てようか?」


とアインに促され、俺はギルドの外へ一緒に出た。本人ではない…というのは姉妹とか従妹とか?



「お待たせしました!…じゃあ戻りましょうか」


「わかった」


(あれ?…外で話すんじゃないのかな?)


ザッザッと歩き出す2人について行く。


既に今日から最大で3日間は「その日の糧を探す者」でポーター業務をする為に契約した…まぁ許諾をしたのは俺自身なんだが…ポーターギルド証を寄越せと目でいわれて渡したんだけど…使い終わったら投げて寄こしやがった!…俺の扱い杜撰過ぎねぇ?


という訳で、少々悶々としながら「希望の小鳥亭」へと戻って来た。


「あらお帰り、シルフィ」


「ただいま~、ママ!」


見れば、30代前半のやや魔法使い風だが軽装の女性が宿の周辺に立っていた。もう1名、見知らぬ女性が立っている。そちらは弓を背中にしているので狩人か何かだろう。


(ママ?)


「うちのリーダーの奥さんで実の母ではなく、唯の愛称ですよ」


そうアインがフォローしてくる。


「あぁ、そういう…」


見れば双方共に美人だが似てないからな。ちなみに2人を凝視してたら狩人風のお姉さんがキツイ目をしてこちらを見てくるので視線を逸らした…怖いわっ!



「おお、お帰り」


「ただいま~!」


「ただいま戻りました」


(リーダーにはパパとかいわないんだな…)


俺は会釈だけしてアインに丸投げだ。


アインがブロンゴに報告しているので、ヒロはシルフィと話すこととした。


「えーっと何処から話せばいいのかな…」


「サンディさん、ではなくて?」


「あーうん、彼女は私の親戚なの」


「親戚?」


「えっとね…」


あらぬ方向を見て顎を挙げるシルフィ。そして頭の中で家系図?を構築して辿っているのか、右手の人差し指を持ち上げて動かしている…


「えーっとね、私の親の姉妹の一番上の姉の更にそのお父さんの兄弟の一番上の兄の…」


「いや、もういいよ。そこまで行くと…遠い親戚で済みそうだし」


年齢的に恐らく同じくらいではあるだろうけど、そこまで離れてしまうと最早遠い血筋の別人で済むと思う。見た目は本当…そっくりなんだけど。


「でもなんでそんな遠い血筋なのに同じ領地に?…元々この辺の生まれとか?」


「んっとね…サンディさんの身代わり?」


「あ~…それ、いい触らさないようにね?」


「はぁ~い!」


余計な情報をサラっと漏らされて、頭が痛いヒロであった…いや、なんでそんな子がこんなとこに…って聞くと既に泥沼に片足嵌まってるってのに、全身どっぷりと浸かりそうなので聞かないことにした…orz



シルフィはピチピチ(死語)の17歳だそうで、サンディの1つ上だ。並ぶと恐らく双子と見紛うと思うが髪の色が微妙に違う…サンディは普通のそれ程濃くはない金髪で肩に掛かる程度の長さ。目は碧眼だったと思う。シルフィもやや薄いが緑味が掛かった銀髪に見える。光の辺り具合に依っては別の色に見える不思議な髪だ。長さはサンディと同じ肩まで切りそろえている。翠眼で優しい穏やかな目で…いや何でもない。


「元々私、黒に近い濃い茶髪だったんだけど、金髪にしようと色素を一旦抜かれちゃったらこんな色になったのよぉ~…酷いと思わない?」


「え…あぁ、そうだな」


今の方が綺麗だよ…って、んなこといったら口説いてんのかっ!?…って突っ込まれそうなので黙っておく。


「まぁ…聞いてるかも知れないけどサンディさんが無事戻られたってことでね?…私はお役御免に。旅費っていうか路銀を少しだけ押し付けられてぇ~…こんな中央から僻地である故郷までどうやって戻れっていうのよ!…って話しな訳!」


(中央?…どちらかってーとダスティーはまだまだ僻地だと思うがな?)


「それで、どーにかなんないかなって思って冒険者ギルドに護衛を…と思って依頼を出したんだけどね?」


「まぁ…そんなに遠いなら居ないだろうな」


護衛任務は余程強くないと無理だろうし、長期間拘束される。依って信頼できる冒険者で数人程の集団でなければ無理だろう…一番簡単なのは目的地、或いは目的地近くまで移動する輸送集団キャラバンに乗じて…が確実だが。人間1人を押し込んで1人分の飲食が増えてしまうというデメリットはあるが。


「ちなみに路銀はどれくらい貰ったんだ?」


「えっとね…」


ごそごそと革袋を取り出して見せてくる…いや、警戒心ゼロかYO!


「ちょっと貸してな?」


貨幣が多いので数えるよりは亜空間収納アイテムボックスに突っ込んだ方が早い。


「え…おおう!…これがアイテムボックス?」


一瞬にして消えた革袋を見てびっくりするのと同時に感心するシルフィ。


「…お前さ。常識ってあるか?」


「え?」


「この革袋の中身…半分くらいは贋金にせがねだぞ?」


「ええーっ!?」


一応、真贋ごちゃまぜで数えれば以下のようになる。


銀貨…60枚

銅貨…66枚


そして贋金とわければ以下のようになった…


   贋貨幣 真貨幣

銀貨…29枚  21枚

銅貨…36枚  30枚



「取り敢えず贋金はこっちの方に分けとくから…一応この町の冒険者ギルドに鑑定を頼んでみたらどうだ?」


「えと…ヒロさん、鑑定持ちなんですか?」


「まぁ…余りいい触らさないでくれよ?」


最初の革袋に本物と判定された貨幣を残し、アイテムボックス内で予備の革袋に贋金の方を移動して取り出す。手持ちの予備はかなりくたびれているので間違うことはないだろう。


「こっちのくたびれてる方が贋金が入っているから。後、アインかブロンゴさんを連れてった方がいいかもな…ちょいと時間が掛かるかもだが…」


と、そこまでいうと、


「あ!…ありがとうございました!」


と頭を下げてから、アインたちの居る場所に突っ走ってった…いやはや元気娘だこと…


ま、そんな訳で今日出発する予定が1日遅れることが確定した…ということらしい。



「はぁ…」


取り敢えず出発は明日になったのだが、俺のアイテムボックスが大きい(荷馬車3台分)と聞き付けたのか…ブロンゴは荷物を押し付けて来た…いや、まぁ、仕事の内だからいいんだけど。


(管理が面倒だから、1人毎にでっかい袋を用意しとくか…)


まず、裏庭に出て木を何本か伐採する許可を得る…いや、この宿の塀の外に裏庭つーか裏山?があったんで…まぁ


「あー、あそこか。木が増えすぎてうざいから適当に伐採してくれていいぞ?」


って許可を貰ったので…まぁ禿山にすると色々と問題があるので間引きをする程度に抑える。後、雑草とかもぼうぼう生えてたんで回収して歩く。


そんなこんなで昼までに裏山とか塀の内外の雑草も含めて回収して歩いて来たら大層喜ばれた…宿屋の人たちにな。いやそんなに沢山料理ご馳走になっても喰い切れないって…いやまぁ、有難くアイテムボックスに回収させて貰ったけどさ?


「さて…袋作るか」


やる事はまず分解。繊維を取り出す為に普通に分解するだけだ。木は色々使い道があるんで皮だけ切り離して繊維を取り出した。草とかも同様に…色々余るけど何かしら使えるので粉にして固めた物を保存しておく。


そして取り出した繊維を撚って糸にし、その時点で魔力で浸透させながら布にする。縫う為にも糸は必要なので必要分だけ残しておく…まぁ後でまた使うかも知れないと余裕を以て残しておいたが…



「え?…もっかいいって欲しいんだが…」


「あぁ…そのな。すまんが人数分作って欲しいってな…うちのリーダーが…」


それだけでは話しが見えないから説明しよう…つまり、今回遠征する人数…俺を含まない4人の荷物を入れる為の袋を用意し、俺が運ぶ際に見分けがしやすいようにとこさえた物だが…品質が良すぎて人数分…残り4人分も用意してくれと…まぁそういう訳だ。


「アインさんさぁ~…遠征?に行くのは4人だろ?…しかも俺が整理し易いように準備してるだけで差し上げるとも何ともいってないんだが?」


流石にアイテムボックスみたいに内部拡張や時間停止機能は仕込んでないのだが…重量軽減と魔力を込めて見た目に比べて無茶苦茶頑丈にできている。恐らくは両方が琴線に触れたんだろう…だが。


「…素材から糸を紡いで布作って、しかも魔力を込めた頑丈な糸(頑丈付与)で編んだ布。それに重量軽減(25%軽減)の魔法を付与した代物だけど…幾らするか知ってる?」


少なくとも、内部拡張してないから安いだろうとか、時間経過緩和してないから安いだろう…と考えたら間違いだ。この布袋は内部の隙間を余すことなく入れれば水1トン(1㎥)は入る。そのまま水で満たせば1トンだが25%軽減するので750㎏の重さとなる(アイテムボックスで収容すれば重さを感じることはないが)


「まぁ…1辺1mの布袋だが…普通に考えれば最低限でも金貨50枚は下らないんじゃないか?」


普通に考えれば水はそのまま入れたら漏れてしまうので、その重さに耐えられる水瓶とか木で組んだ箱を用いて入れるだろうし。様々な物を限界まで入れても壊れない袋なんぞ貴重だろう。荷馬車に積んだ場合、同じ容積を消費するにしても重さが25%減るのだ。荷馬車や馬への負荷も減るには間違いない。


「ごっ!?…くっ…リーダーに訊いてくる」


アインは値段を聞いて驚愕に目を見開くと、「その日の糧を探す者」の男部屋へと戻る。あの態度から気軽にいえばタダで作ってくれるとか思ってたに違いない…


(重量軽減とか内容量拡張とか時間経過軽減なんぞ、普通は難易度の高いダンジョンの奥深くで出る宝箱とか高いランクの魔獣からのドロップとか…ダンジョン最奥のボス部屋の宝箱からの入手くらいしかないからな…)


だからこそ、亜空間収納アイテムボックスの凄さが際立つ。そのスキルそのものそうだが、他の袋や箱など、開け閉めできて閉めた時に密封できる物品に「アイテムボックス」の付与ができるのだ。


それも、基本的に「内容量拡張」「重量軽減」「時間経過緩和」の3種類を1~3種類を1つだけでも2つ、3つ全部付与も可能。尤も、付与する素材のランク次第では1つも付与できないこともある。流石にボロ布や紙袋には付与なんぞできないからな!w


今回作ってた草や木の皮を分解して作った繊維を元にした布袋は重量軽減(25%)を付与しているが、既に糸レベルから頑丈付与を行っているのでこれ以上は無理だ。その代わり、布袋なのに異常な程に頑丈で破れない布袋となっている。内部容量も水1トン入るだけ(1辺1mで広げると正四角形となる…布なので若干誤差あり)の容量がある。


先程は金貨50枚は下らないといい切ってしまったが…


(実際どうなんだろうなぁ…)


鑑定では流石に貨幣価値でどれくらいか?…なんてことはできないからな。


「あ~…すまん。いいか?」


アインが戻って来た。何やら歯切れが悪そうだ。


「どうだった?」


「…さ、流石に金貨400枚は出せないそうだ」


(まぁそりゃそうだろうな…)


「だから、取り敢えず貸与?…はさせてくれと」


貸与をねぇ…まぁ遠征する間の4人分ならその予定だが…


「貸与って何人分だ?…いっとくが最初の予定では遠征する人数分しか作るつもりはないぞ?」


「…」


全員分を無料で作って貰うつもりだったな?…と思いつつ、取り敢えず作っておいた布袋を渡しておく。


「ほい、これに明日からの遠征に使う道具とか詰めておいてくれ」


「…」


口を見てると


(4つか…)


とがっかりした顔で数えていた。いや遠征しない人の分も作る訳ないだろ?…ましてや貸与するだけでヤルんじゃないぞ?…と心の中で突っ込んでおく。


取り敢えず今夜は明日に備えて道具類をチェックして早く寝て、明日は早めに起きて体を拭いて朝飯を(アイテムボックスに入れてた奴)食べて出発に備えるのだった…


━━━━━━━━━━━━━━━

ブロンゴ「あの頑丈な布袋は用意立てられたか?」

アイン 「いえ…金貨50枚は下らないって聞きまして…」

ブロンゴ「ごっ…マジかっ?」

アイン 「一応、ギルドでも情報を得てたんですが…大体それくらいだそうです」

ブロンゴ「くっ…格安で入手できると思ったんだがなぁ…」

アイン 「…どれくらいで買い取るつもりだったんですか?」

ブロンゴ「あー?…あぁ、金貨1枚で譲ってもらやいいかなって…」

セッチュ「ぶはっ!w」

トルン 「ボスぅ~…そりゃあ都合が良過ぎでしょぉ~?」

アイン 「参考までに…これ見て下さい」

ブロンゴ「…貨幣用の小袋サイズの3倍容量のアイテムボックスで…金貨100枚?」

セッチュ「…時間経過緩和10%のずた袋サイズの背負い袋で金貨300枚…」

トルン 「…アクセ用小型の箱で頑丈+重量軽減10%で金貨500枚!?」

※アクセ箱で頑丈付与がメインで重量軽減はおまけ程度でしょう(魔法錠も付いていて登録するとその人しか使えないっていう機能も付いてるので貴重なのかも知れません←貴族とか王族向けの魔導具?)

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