一貫した緊張感のある連作

一首目の寒天のいちょうや二首目のレタスの隠喩、そして四首目のおきあがりこぼしが作中主体を象徴しているところなどに巧さを感じました。十八首目のやまいだれの歌が好きです。十九首目では、これからも海水を飲みながら泳ぐことが永遠に続くように思われる苦しさにこちらまで息が苦しくなってきます。

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ぼくは舞踏派