激・怒
おっと、こいつをぶち殺すまえに、どうやって突き止めたのか聞いておかねばならないだろう。
「どうやって突き止めた?・・・」
「お前の代わりに戦っているゆうs
「分かった十分だ、死ね、ファイヤバーンロア!」
俺は話の主な内容が分かると、怒りを抑えきれず、話を最後まで聞かずに放った魔法はレキレスに直撃し、包み込む
(おそらくカワナミが俺の居場所を突き止め、それを幹部たちに話したのだろう、無理やり俺を戦わせて戦力にするつもりなのか・・・)
「ちょっと!ユウト魔法が強すぎです!あっちには村もあるんですよ!」
エレシアが何か言っている、構うものか、こいつは俺の育たて野菜をぐちゃぐちゃにした、それに魔王軍の幹部、全力を持って倒すしかないだろう
「あれ・・・?涙が止まらないなあ・・・」
「アクアブレイク!っ」
レキレスは手に水をまとわせ振り払い、炎を消し去った。
さすがにあれくらいの魔法では幹部は倒せないらしい
「話はちゃんと聞けよ!!」
やっぱり涙が出てくる
「黙れ、ファイヤバーンrがあっ!」
「腕がなまったか?」
俺が魔法の詠唱をしている間にレキレスが俺に高速で近寄り拳が俺の顎に打ち込まれる。
「・・・ぺっ!そういやお前は魔王軍随一のスピードを持っていたな・・・」
「だが・・・これならどうだ!ファイヤピラー!!」
レキレスの足元から突き上げるように炎の柱が上がる。
「遅い・・・やっぱりなまっているか・・・」
しかしそれもすぐによけられてしまう。
だがその回避先の足元からも、もう一度炎が上がる
「追尾か・・・昔・・と言っても2か月前のお前はこんなことをせず真っ向から向かってきたというのに・・・」
それも余裕で躱すされてしまう。
「その作物なんかにうつつを抜かしているからだ」
俺は腕がなまっている今の俺では厳しいということを感じ取る。
だが
「野菜の恨みは重いぞおおおおおおおお!!!!!!」
その言葉で自分で収穫した野菜を食べるというささやかな幸せすら得られなかった俺の怒りと悲しみは頂点に達した。
「今!ケリをつけるとき!」
カワナミの望み通り魔王軍幹部を殺してやる!
「はあああああああ!!!!!!」
(もうこれで終わってもいい!)
「なんだ・・この魔力は・・・この覇気は!だが!」
「隙だらけだ!アクアブレイク!」
俺の腹が手刀で貫かれる。が
「抜けない!?・・・」
俺は魔力で身を引き締め手が腹から抜けるのを阻止する。
「まて!くそ、だあああああ!!!はあ・・・まだ作ったばかりだったのにな」
レキレスは自分が死ぬというのに謎の言葉をつぶやく
「魔殺炎獄・・・ボルケーノエボルバーン!」
「方向気を付けてください!・・・てかユウトそれ自分で名前付けたんですか・・・ダサいですよ」
エレシアの言葉に少し傷つくがそんなものは関係ない、俺の全魔力を解放した一撃はレキレスの右腕を残して消し飛ばす。
「はあ・・・はあ・・・お野菜たち・・・敵は打ったぞ」
「ユウト傷見せてください!引き抜いてポーションかけて縫合します!」
そうやってエレシアは俺に近づいてくる。俺も全魔力を使って意識がもうろうとしていた。
「うわ・・・気持ち悪いですね」
俺に刺さった腕を見てか、俺の傷口を見てかはしらないがその言葉とともに俺は意識を失った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます