第46話:悪の忍者ブレイク

チャプタ―1

ここは、リニアモーターカー用のトンネルである。

俺達は、地質調査をしていた。

「ここの地盤は、弱いな。」

「ルートを変えるか。」

「左側は、大丈夫です。」

「一気に進めましょう。」

「ああ。でも、慎重にな。」

「はい。掘り進めましょう。」

チャプタ―2

ここは、使われなくなったトンネルである。

「クククッ。ブラスト。留守を頼む。」

「どちらへ?」

「この刀を試してくる。」

「そ、それは、恐魔丸?」

「そうだ。任せた。クククッ。」

チャプタ―3

三時間後、俺達は、休憩をしていた。

「後、もう少しで終わりそうです。」

「さすがに、体に応えるな。」

「きっつい作業ですね。ふーっ。」

チャプタ―4

その頃、蘇遅は、新砂に居た。

「クククッ。はーっ。」

蘇遅は、恐魔丸を構えた。

「忍者レイドシックをここへ。」

俺は、いつの間にか、新砂へ瞬間移動していた。

「ここは、一体?」

「お前が、忍者レイドシックか。オマエラ、こいつを始末せよ。」

蘇遅は、十体ものオマエラを召喚した。

「アチョーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、オマエラ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―5

「やるな、忍者レイドシック。お前に過去を見せてやろう。」

「な、何のつもりだ?」

蘇遅と俺は、過去へ瞬間移動した。

「ここが、お前の誕生した研究所だ。」

「研究所?」

「そこの資料を見てみろ。」

「これか。核酸操作人間 於長 蔵?って、俺の事なのか?」

「ああ。それだけは、確かだ。クククッ。」

「この装置は、俺の名前?」

「ああ。それだけは、確かだ。クククッ。」

チャプタ―6

「ここで、くたばれ。出でよ、悪の忍者ブレイク。」

蘇遅は、恐魔丸の刃先から、忍者ブレイクを召喚した。

「御命令下さい。」

「忍者レイドシックを始末しろ。」

「仰せのままに。」

「トゥネルスタンバイ。」

俺は、忍者レイドシック ギガントモードに変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を割る忍。破壊の忍者レイドシック参上。」

「良いだろう。」

「レイドブリンガー。斬幻衝。連幻衝。斬幻衝。」

「バンゲブリンガー。斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

俺と忍者ブレイクは、互いに斬りまくった。

「ウワーッ。くっ。」

「クククッ。忍法:地迅雷。」

忍者ブレイクは、飛び上がってから、唱えた。

「ウワーッ。人形を使う暇が無い。」

「そこか。バンゲランチャー。」

忍者ブレイクは、俺の背後を狙撃した。

「ウワーッ。」

「どうした? バンゲブラスター。シュート。」

忍者ブレイクは、俺を狙撃しまくった。

「ウワーッ。ぐはっ。」

チャプタ―7

「止めを刺してくれよう。」

忍者ブレイクは、ブレードギラーを構えた。

その時、俺の目の前に、ブレードギラーが出現した。

「これは、何だ? ブレードギラー・・・。」

俺は、ブレードギラーを手に取って構えた。

「クククッ。ブレードギラーバンゲフェニックス。」

忍者ブレイクは、不死鳥に姿を変えて、突撃して来た。

「これで、どうだ?」

俺は、忍者ブレイクにブレードギラーを突き刺した。

「ギャーッ。」

忍者ブレイクは、爆発して消え去った。

「点検終了。」

チャプタ―8

そこへ、ブラストがやって来た。

「へへへっ。出でよ、忍者レイドシックの本性。「カトブレパス」。」

ブラストは、カトブレパスを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。トゥネルヴバルス。」

俺は、召喚したトゥネルヴバルスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、トゥネルヴバルスを人型に変形させた。

「トゥネルフリート。」

チャプタ―9

「グオーッ。」

カトブレパスは、目から幻衝力の光線を放った。

「ウワーッ。あれが、俺の本当の姿?」

「ああ。間違いなさそうだ。」

「グオーッ。」

カトブレパスは、頭突きしまくった。

「ウワーッ。くっ。」

「蔵。トゥネルシミターだ。」

「理解った。剣幻衝。トゥネルシミター。」

トゥネルフリートは、トゥネルシミターを手に取って構えた。

「斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

トゥネルフリートは、カトブレパスを斬りまくった。

「グオーッ。」

カトブレパスは、トゥネルフリートを蹴りまくったが、トゥネルシールドで防がれた。

「斬幻衝。トゥネルクエイクスライザー。」

トゥネルフリートは、カトブレパスを一刀両断した。

「グウーッ。」

カトブレパスは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

俺は、いつの間にか本部へ戻っていた。

「痛ててーっ。夢にしては、痛い。」

「蔵。どうした、その怪我?」

「早く治療しないと。」

「大げさだな。痛てっ。」

「少々、しみるぞ。」

「抑えますね。はいっ。」

「ヌオワーッ。」

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