第45話:セクメルとシルビュックの作戦

チャプタ―1

ここは、飛行機用のトンネルである。

俺達は、修繕をしていた。

「ひび無し。」

「どうやら、早く終わりそうだな。」

「それなら、急ぐべしね。」

「それが一番だな。」

チャプタ―2

ここは、使われなくなったトンネルである。

「セクメルとシルビュックよ。」

「何でございますか?」

「今回は、二人で行け。」

「で、ですが、気が。」

「意見の不一致で。」

「ええーい。とにかく、行け。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

ここは、飛行機用のトンネルである。

俺達は、二つ目のトンネルを修繕していた。

「ここのブロックが崩れているな。」

「ちょうど良いのが、あるぞ。」

「ひびは、もう終わりました。」

「後、一ヶ所か。ふーっ。」

チャプタ―4

ここは、神田須田町である。

セクメルとシルビュックは、上空に居た。

「買占めを利用して。クククッ。」

「不安をあおるのね。」

「出でよ、バンゲ獣「バンゲ木綿」。」

セクメルとシルビュックは、バンゲ木綿を召喚した。

「是非、御命令を。」

「不安をあおって来い。」

「買占めの心を利用しちゃって。」

「仰せのままに。」

チャプタ―5

ここは、本部の外である。

俺は、緑茶を飲んでいた。

「この苦味が最高だ。くーっ。」

そこへ、トゥネルLがやって来た。

「蔵。街にバンゲ獣が。」

「理解った。場所は?」

「神田花岡町だ。」

俺は、トゥネルLに乗って、そこへ向かった。

チャプタ―6

バンゲ木綿は、そこで、不安をあおっていた。

「もっと買え。ヒヒヒッ。」

そこへ、俺は、辿り着いた。

「あいつを止めないと。トゥネルスタンバイ。」

俺は、トゥネルLを降りてから、忍者レイドシックに変身した。

チャプタ―7

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を割る忍。破壊の忍者レイドシック参上。」

「オマエラ。」

バンゲ木綿は、十体ものオマエラを召喚した。

「アチョーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、オマエラ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「重幻衝。」

バンゲ木綿は、重力を想像して術を放った。

「ウワーッ。」

「次は、締め上げ。」

バンゲ木綿は、俺に巻き付いた。

「ウワーッ。これで、どうだ?」

俺は、まきびしを投げ付けた。

「痛ててーっ。ぬ、布が。」

「トゥネルランチャー。」

俺は、トゥネルランチャーを構えた。

「トゥネルクエイキング。」

俺は、バンゲ木綿を狙撃した。

「ギャーッ。」

バンゲ木綿は、爆発して消え去った。

「点検終了。」

チャプタ―9

そこへ、ブラストがやって来た。

「へいへいへい。破壊のガス。」

ブラストは、バンゲ木綿を蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。トゥネルヴバルス。」

俺は、召喚したトゥネルヴバルスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、トゥネルヴバルスを人型に変形させた。

「トゥネルフリート。」

チャプタ―10

「ヒヒヒッ。潰してくれる。重幻衝。連幻衝。」

バンゲ木綿は、重力を想像して術を放った。

「ウワーッ。何て、布だ。」

「布? そうだ、火を着けるぞ。」

「どうやって?」

「あの窓ガラスで、な。」

「そういう事か。」

「何を言っている? 喰らえ。」

バンゲ木綿は、トゥネルフリートに巻き付いた。

「ウワーッ。くっ。」

「せーのっ。」

トゥネルフリートは、ビルの窓ガラスに体をくっつけた。

すると、バンゲ木綿に日差しが着火した。

「あ、あ、熱ーっ。」

バンゲ木綿は、離れた。

「トゥネルファング。」

トゥネルフリートは、トゥネルファングを右手に装着した。

「拳幻衝。トゥネルクエイクドライブ。」

トゥネルフリートは、バンゲ木綿に拳を決めた。

「ギャーッ。」

バンゲ木綿は、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、使われなくなったトンネルである。

「セクメルとシルビュックよ。」

「あの件でしたら、」

「御許しを。」

「少し休んでいろ。」

「仰せのままに。」

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