第44話:ギガントモード
チャプタ―1
ここは、貨物船用のトンネルである。
俺達は、修繕をしていた。
「ブロックは、全て大丈夫です。」
「それじゃ、ひびのみだな。」
「へへへーん。早くだね。」
チャプタ―2
ここは、丸の内である。
そこには、シルビュックが居た。
「フフフッ。進むべきか進まないべきか。出でよ、バンゲ獣「バンゲファング」。」
シルビュックは、バンゲファングを召喚した。
「何でございますか?」
「不安な状況を作りなさい。」
「仰せのままに。」
チャプタ―3
三時間後、俺は、トゥネルLに乗って、買い出しに行っていた。
場所は、大手町辺りである。
「おやつの買い出しと。」
「それは、確かに必要だな。」
「買いに行く暇が無かった。」
「よくあるぜ、そういう日。」
チャプタ―4
その頃、バンゲファングは、右手から、念を送っていた。
「進むなら、停まれ。停まるなら進め。クククッ。」
街中は、パニックになった。
「ウワーッ。キャーッ。」
「どっちにも進めない。ワウーッ。」
俺は、そこへ辿り着いた。
「この状況は、あいつか。」
「一気に行くぞ。おりゃーっ。」
俺は、トゥネルLの前輪をバンゲファングに喰らわせた。
「ウワーッ。な、何しやがる?」
「トゥネルスタンバイ。」
俺は、トゥネルLを降りてから、忍者レイドシックに変身した。
チャプタ―5
「な、何者だ?」
「破壊を割る忍。破壊の忍者レイドシック参上。」
「オマエラ。」
バンゲファングは、十体ものオマエラを召喚した。
「アチョーッ。」
「トゥネルブラスター。シュート。」
俺は、オマエラ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―6
「電撃ムチで叩いてやろう。電幻衝。」
バンゲファングは、右手で、俺を叩いた。
「ウワーッ。しびれて動けない。」
「電圧をアップしたのさ。」
「くそっ。こんな時に。」
チャプタ―7
その時、俺の全身が緑色に光って、ギガントモードになった。
「な、何者だ?」
「何か戦いてえ。おりゃーっ。」
俺は、バンゲファングに体当たりを喰らわせた。
「ヌオワーッ。これでも。」
「居ねえさ。」
俺は、木の人形で、かわした。
「ば、バカな。」
「忍法:地迅炎。」
俺は、飛び上がってから、唱えた。
「キャウウンッ。」
「トゥネルランチャー。」
俺は、トゥネルランチャーという名の重火器を構えた。
「トゥネルクエイキング。」
俺は、バンゲファングを狙撃した。
「ギャワウーッ。」
バンゲファングは、爆発して消え去った。
「点検終了。」
チャプタ―8
そこへ、ブラストがやって来た。
「クククッ。えーい。破壊のガス。」
ブラストは、バンゲファングを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。トゥネルヴバルス。」
俺は、召喚したトゥネルヴバルスに飛び乗った。
「カイザーモード。」
俺は、トゥネルヴバルスを人型に変形させた。
「トゥネルフリート。」
チャプタ―9
「叩きまくってやる。電幻衝。連幻衝。乱幻衝。」
「トゥネルシールド。」
トゥネルフリートは、防ぎきった。
「盾が真っ黒焦げだが、ふっ。」
「それなら、もう一度。」
その時、俺とトゥネルフリートの視界に大手濠が入った。
「バンゲファングをあの堀に。」
「そういう事か。そらよっと。」
トゥネルフリートは、バンゲファングの攻撃を回避した。
すると、バンゲファングは、大手濠へ落下して、自分の電撃ムチから、感電した。
「ヌオワーッ。ワウーッ。し、しびれるーっ。」
「トゥネルファング。」
トゥネルフリートは、トゥネルファングを右手に装着した。
「拳幻衝。トゥネルクエイクドライブ。」
トゥネルフリートは、バンゲファングに拳を決めた。
「ギャーッ。」
バンゲファングは、爆発して消え去った。
チャプタ―10
ここは、本部である。
「今回も無事に終わったな。」
「次は、飛行機用のトンネルか。」
「そんなのあるんだ。へえっ。」
「俺も初めて知りました。」
「何。俺達なら出来る。」
「凄い気合い。へへへっ。」
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