第42話:トゥネルL

チャプタ―1

ここは、新幹線用のトンネルである。

俺達は、点検をしていた。

「今のところ、ひび一つ無し。」

「後2kmか。長いな。」

「何処も、剥がれていません。」

「次の場所まで、後10m。」

チャプタ―2

ここは、使われなくなったトンネルである。

そこには、蘇遅とシルビュックが居た。

「セクメルは、失敗という事か。」

「次は、このシルビュックが。」

「任せたぞ。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

その頃、俺達は、次のトンネルの修繕をしていた。

「こことここだな。」

「塗り終わったぞ。グロックが外れているな。」

「加工、終わりました。」

「おお、うまくはまった。」

「後二か所。」

「了解。次は、どうですか?」

「ぴったりだ。」

チャプタ―4

ここは、池袋である。

そこには、シルビュックが居た。

「フフフッ。SNSの回線を切断。」

シルビュックは、SNSの回線を幻衝力で切断した。

「こえで、不安になるはず。」

シルビュックは、不安を回収した。

チャプタ―5

シルビュックは、東池袋へ移動した。

「さてと。出でよ、バンゲ獣「バンゲアミキリ」。」

シルビュックは、バンゲ獣バンゲアミキリを召喚した。

「何でございますか?」

「斬りまくって。」

「御安い御用です。」

バンゲアミキリは、街を破壊し始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―6

一時間後、俺は、そこの近くを歩いていた。

「後十分で、終電か。」

そこへ、バンゲアミキリがやって来た。

「斬ってくれる。ヒヒヒッ。」

「そうは、いかねえぜ。トゥネルスタンバイ。」

俺は、忍者レイドシックに変身した。

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を割る忍。破壊の忍者レイドシック参上。」

「オマエラ。」

バンゲアミキリは、十体ものオマエラを召喚した。

「アチョーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、オマエラ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプター7

「ケケケッ。鋭幻衝。斬幻衝。」

バンゲアミキリは、刃を鋭くして、俺を斬りまくった。

「ウワーッ。速い。くっ。」

そこへ、一台の牛型のスクーターがやって来た。

「俺は、トゥネルL。蔵。早く乗れ。」

「ああ。理解った。」

俺は、トゥネルLに乗った。

「はーっ。」

バンゲアミキリは、青色のブレスを吐き出した。

トゥネルLは、避けきった。

「トゥネルL。行けるか?」

「いつでもな。うおーっ。」

トゥネルLは、加速した。

「トゥネルブリンガー。」

俺は、トゥネルブリンガーを構えた。

「斬幻衝。トゥネルクエイクスライディング。」

俺は、バンゲアミキリを横に一刀両断した。

「ギャーッ。」

バンゲアミキリは、爆発して消え去った。

「点検終了。」

チャプタ―8

そこへ、ブラストがやって来た。

「ガス、足りるかな? 破壊のガス。」

ブラストは、バンゲアミキリを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。トゥネルヴバルス。」

俺は、召喚したトゥネルヴバルスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、トゥネルヴバルスを人型に変形させた。

「トゥネルフリート。」

チャプタ―9

「バラバラにしてやる。鋭幻衝。斬幻衝。」

「蔵。トゥネルシールドだ。」

「理解った。盾幻衝。トゥネルシールド。」

トゥネルフリートは、出現したトゥネルシールドを左手で持って、防ぎきった。

「喰らえ。はーっ。」

バンゲアミキリは、青色のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。」

「蔵。奴の鎌だけでも。」

「ああ。ん、あれは、磁石の工場? トゥネルフリート。」

「誘導するんだろう。了解。」

トゥネルフリートは、バンゲアミキリを挑発した。

「来な。刃物ヤロウ。」

「何だと? おりゃーっ。ん、し、しまった。」

バンゲアミキリは、磁石工場の磁力により、動けなくなった。

「トゥネルファング。」

トゥネルフリートは、トゥネルファングを右手に装着した。

「拳幻衝。トゥネルクエイクドライブ。」

トゥネルフリートは、バンゲアミキリに拳を決めた。

「ギャーッ。」

バンゲアミキリは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、使われなくなったトンネルである。

「シルビュック。失敗したな。」

「こ、この次は。」

「次は、セクメルに任せる。」

「そ、そんな事って・・・。」

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