第40話:忍者レイドシック登場

プロローグ

俺の名は、於長 蔵。

大佐倉ではない。

トンネルの作製、点検、修理をしている。

何故か、戦うハメに。

それじゃ、スタート。

チャプタ―1

ここは、鉄道用のトンネルである。

俺と亢駱 宛と尾茶野 弥事は、トンネルの点検をしていた。

「何処も割れてないぞ。」

「ここは、OKと・・・。」

「次は、何処?」

「二つ先だ。」

チャプタ―2

ここは、使われなくなったトンネルである。

そこには、砲吹 蘇遅とブラストが居た。

「ブラストよ。不安な力を集めて来い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

ここは、西新宿である。

俺は、おでんのはんぺんをベンチで食べていた。

「うまいな。さすが、はんぺん。」

そこへ、宛と弥事がやって来た。

「もうそろそろ、行こうぜ。」

「この先よね。早く早く。」

「ああ。ちょっと待ってくれ。」

チャプタ―4

ここは、代々木である。

そこには、ブラストが居た。

「ここで良い。出でよ、バンゲ獣。「バンゲアイズ」。」

ブラストは、バンゲ獣バンゲアイズを召喚した。

「何でございましょう?」

「街中の信号を操って、不安にさせて来い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―5

俺は、新宿を歩きながら、集合場所へ向かった。

そこは、信号が滅茶苦茶に点滅していた。

「ウワーッ。キャーッ。」

「な、何の騒ぎだ? 信号か。」

そこへ、バンゲアイズがやって来た。

「不安にしてくれる。」

「そうは、いかねえな。」

俺は、バンゲアイズを蹴飛ばした。

「て、てめえ。」

その時、俺のICカードが変身ブレスに変化して、右腕に巻き付いた。

「ん? 何ーっ。訳、理解んねえ。ええーい。レイドシックスタンバイ。」

俺は、忍者レイドシックに変身してしまった。

チャプタ―6

「な、何者だ?」

「破壊を割る忍。破壊の忍者レイドシック。参上。」

「オマエラ。」

バンゲアイズは、十体ものオマエラという名の戦闘員を召喚した。

「アチョーッ。」

「これで、どうだ?」

俺は、手裏剣で、オマエラ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「眩幻衝。バンゲフラッシュ。」

バンゲアイズは、目から幻衝力を放った。

「ウワーッ。あの目を。」

その時、俺は、カーブミラーを発見した。

「ん、何処だ?」

「こっちだ。隠幻衝。」

俺は、気配を消した。

「眩幻衝。バンゲフラッシュ。」

バンゲアイズの幻衝力は、カーブミラーに反射した。

「ヌオワーッ。め、目がーっ。」

「トゥネルブリンガー。」

俺は、トゥネルブリンガーという名の剣を右手で持って構えた。

「斬幻衝。トゥネルクエイクブレイク。」

俺は、バンゲアイズを一刀両断した。

「ギャーッ。」

バンゲアイズは、爆発して消え去った。

「点検終了。」

チャプタ―8

そこへ、ブラストがやって来た。

「仕方ねえな。破壊のガス。」

ブラストは、幻衝力のガスを杖から放って、バンゲアイズを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

チャプタ―9

「んなのに、勝てるかよ。ウワーッ。」

「俺の目で、不安にしてくれる。」

「どうにかして倒さねえと。」

「そこか。眩幻衝。バンゲフラッシュ。」

バンゲアイズは、目から幻衝力を放った。

「ウワーッ。このブラスターで乗り切る。

俺は、トゥネルブラスターを右手で持って構えた。

「クククッ。踏んづけてくれる。」

「そうは、いかねえな。狙幻衝。能幻衝。トゥネルブラスターフルパワーシュート。」

俺は、フルパワーで、バンゲアイズを狙撃した。

「ギャーッ。」

バンゲアイズは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、使われなくなったトンネルである。

「ブラスト。偵察、御苦労。」

「よろしかったのですか?」

「ああ。だいたいの事は、これでな。」

「あの忍者は?」

「気にするまでも無い。下がれ。」

「ははーっ。」

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