第37話:悪の忍者ラクシャーサ
チャプタ―1
ここは、異次元である。
「マリモン様。この動に御任せを。」
「待て。今回は、忍者ラクシャーサを使え。」
「あいつをですか?」
「お前の持っているその刀、恐魔丸で、召喚出来る。」
「仰せのままに。」
動は、消えるように去って行った。
チャプタ―2
ここは、サービスエリアの建物内部である。
俺は、小々柄と弐を捜していた。
「一階には、居ないと。」
俺は、二階へ向かった。
「小々柄と弐が捕まっている。」
俺は、縄をほどいて、二人を軽く叩いた。
「あれ、吹。どうしてここに?」
「吹。ありがとう。」
「二人とも、ここから逃げろ。」
チャプタ―3
そこへ、動がやって来た。
「クククッ。ここで、あっけなくしてやろう。」
「そうは、させるか。」
「仕方ない。これを見ろ。」
動は、俺の過去を映し出した。
チャプタ―4
「ここを覚えているか?」
「研究所か。ああ。」
「吹。あの映像は?」
「本物だ。」
「それじゃ、吹は・・・。」
「クククッ。圭正之 吹。お前は、核酸操作人間なのさ。」
「ウワーッ。」
俺は、とんでもない声で叫んだ。
「吹。しっかりしろ。」
「吹に何を?」
「過去を思い出させただけだ。」
俺達は、外へ出た。
チャプタ―5
俺は、気が付いた。
「小々柄。弐。ありがとう。俺は、もう大丈夫だ。」
「吹。先に行ってるぞ。」
「気を付けてね。」
「ああ。任せときな。」
小々柄と弐は、走りながら去って行った。
チャプタ―6
「クククッ。あっけない顔をしてたぞ。」
「それがどうした? 羅刹共鳴。」
俺は、忍者羅刹 アサルトモードに変身した。
「な、何者だ?」
「破壊を断つ忍。殺生の忍者羅刹。見参。」
「ブガイシャ。」
動は、十体ものブガイシャを召喚した。
「アイターッ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
俺は、拳や蹴りで、ブガイシャ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―7
「忍者羅刹よ。良い者を見せてやろう。」
動は、恐魔丸を右手で持って構えた。
「そ、それは・・・。」
「恐魔丸だ。召幻衝。出でよ、「忍者ラクシャーサ」。」
動は、悪の忍者ラクシャーサを召喚した。
「殺生の忍者は、一人で良い。」
忍者ラクシャーサは、手裏剣を投げまくった。
「ウワーッ。忍法:風迅炎。」
俺は、飛び上がってから唱えた。
「あまいな。バフスプラッシャー。」
忍者ラクシャーサは、俺の間後ろから狙撃した。
「ウワーッ。」
「忍法:風遁雷。」
忍者ラクシャーサは、飛び上がってから唱えた。
「ウワーッ。ぐはっ。」
「遅いな。真・羅刹丸。はーっ。」
「羅刹丸。おりゃーっ。」
俺達は、互いに斬りまくった。
「ウワーッ。速い。くそっ。」
チャプタ―8
「クククッ。止めだ。」
忍者ラクシャーサは、ブレードギラーを構えた。
その時、俺の羅刹丸の刃が金色の光を放った。
「何だ、この光は? 力が漲ってくる。」
俺は、忍者羅刹 羅刹天モードになった。
「ん、何だ、その姿は?」
「羅刹天モードだ。」
「ふざけるな。ブレードギラーバフフェニックス。」
忍者ラクシャーサは、不死鳥に姿を変えて、突撃して来た。
「これでも、喰らえーーーっ。」
俺は、忍者ラクシャーサにブレードギラーを突き刺した。
「ヌオワーッ。」
「ホックスゲスプラッシャー。」
俺は、ホックスゲスプラッシャーを構えた。
「聖幻衝。ホックスゲエアムンターン。」
俺は、忍者ラクシャーサを浄化した。
「エアヴァヘン。」
忍者ラクシャーサは、消滅した。
「巡回終了。」
チャプタ―9
そこへ、ブラストがやって来た。
「また、クククッ。出でよ、忍者羅刹の本性。「オルトロス」。」
ブラストは、オルトロスを召喚した。
「ワウーッ。」
「召幻衝。ホックスゲビースト。」
俺は、召喚したホックスゲビーストに飛び乗った。
「カイザーモード。」
俺は、ホックスゲビーストを人型に変形させた。
「ホックスゲフリート。」
チャプタ―10
「ワウーッ。」
オルトロスは、毒のブレスを吐き出した。
「ウワーッ。何て毒の霧なんだ?」
「くっ。さすがにきついぞ。」
「ガウルルルーッ。」
オルトロスは、ホックスゲフリートを引っ掻きまくった。
「ウワーッ。ホックスゲシミター。斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」
「おりゃーっ。」
ホックスゲフリートは、オルトロスを斬りまくった。
「ワウーッ。」
オルトロスは、炎のブレスを吐き出した。
「ウワーッ。熱過ぎる。」
「一気に攻めるぞ。」
「ホックスゲウェイバー。」
ホックスゲフリートは、ホックスゲウェイバーを両手で持って構えた。
「ホックスゲウィンドトルネード。」
ホックスゲフリートは、オルトロスを狙撃しまくった。
「キャンキャンッ。」
オルトロスは、爆発して消え去った。
チャプター11
ここは、異次元である。
「動よ。もう、戻って来るな。」
「理解りました。この身に変えてでも、忍者羅刹を倒して御覧に入れましょう。」
「ならば、行け。」
マリモンは、動を幻衝怪「レジステンス」と化した。
「こ、この姿は?」
「その力を使ってな。」
「仰せのままに。」
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