アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ６

第26話：暗黒の忍者

チャプタ―１

そこへ、ブラストと忍者カオスがやって来た。

「三人とも始末してくれる。」

「とくに、双午山　洞。いや、忍者ハイブリッド。お前をな。」

「やっぱり、お前の仕業やったんか。」

「洞。ここは、任せた。」

「何か、やばそうだし・・・。」

発径と津留美は、走り去って行った。

チャプタ―２

「これで、思う存分、戦えるで。邪龍覚醒。」

わいは、忍者ハイブリッド　ルシファーモードに変身した。

「そこまでや。」

「な、何者だ？」

「破壊を裂く忍。暗黒の忍者ハイブリッド参上や。」

「忍者カオス。奴を倒してくれ。」

「任せろ。フハハハーッ。」

「いくで。ルシファーフィスト。連幻衝。乱幻衝。」

「クククッ。アォスラフィスト。連幻衝。乱幻衝。」

わいと忍者カオスは、互いに攻撃しまくった。

「ウワーッ。忍法：炎迅炎。」

「ウワーッ。けっ。忍法：炎遁炎。」

わいと忍者カオスの忍術は、大爆発した。

「ウワーッ。」

「ウワーッ。」

「や、やるやないか、お前。」

「クククッ。喰らえ。ブレードギラーアォスラフェニックス。」

忍者カオスは、不死鳥に姿を変えて突撃して来た。

「わいは、負けへん。おりゃーっ。」

わいは、忍者カオスにブレードギラーを突き刺した。

「ギャーッ。」

忍者カオスは、爆発して消え去った。

「着陸。」

チャプタ―３

「仕方ねえな。出でよ、忍者ハイブリッドの本性、

　魔神鳥「グレゴリウス」。」

ブラストは、グレゴリウスを召喚した。

「グアーッ。」

「召幻衝。ピロット。」

「させるか。邪幻衝。」

ブラストは、邪気を想像して術を放った。

「ウワーッ。いきなり、何すんねん？」

チャプタ―４

「クククッ。させねえよ。」

そこへ、新しい正義の味方がやって来た。

「そこまでだ。」

「な、何者だ？」

「破壊を断つ忍。殺生の忍者羅刹。見参。」

「ヤロウタチ。」

ブラストは、十体ものヤロウタチ達を召喚した。

「アカーッ。」

「羅刹丸。はーっ。」

忍者羅刹は、ヤロウタチ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―５

「喰らえ。邪幻衝。」

ブラストは、邪気を想像して術を放った。

「ん、藁人形？」

「ブラスト。俺は、ここだ。羅刹の牙。」

忍者羅刹は、両手から、冷気を放った。

「ウワーッ。何で？」

「斬幻衝。羅刹斬輪。」

忍者羅刹は、ブラストを斬り裂いた。

「ヌオワーッ。」

ブラストは、大爆発した。

「終わったぜ。」

「こ、この次こそ、くっ。」

ブラストは、消えるように去って行った。

チャプタ―６

忍者羅刹は、いつの間にか去っておった。

「何やったんやろう、あいつは？　おお、忘れとった。、

　忘れとった。召幻衝。ピロットカーヴス。」

わいは、召喚したピロットカーヴスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

わいは、ピロットカーヴスを人型に変形させた。

「ピロットフリート。」

チャプタ―７

「グアーッ。」

グレゴリウスは、炎のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。わいの本性って、本当かいな？」

「本当だ。何を落ち込んでいる？」

「い、いや、気にせんで良え。」

「次、来るぞ。」

「グアーッ。」

「洞。フルパワーで撃破だ。」

「おっしゃーっ。いっくでえーっ。ピロットバレル。」

ピロットフリートは、ピロットバレルを両手で持って構えた。

「ピロットメギドインフェルノフルパワー。」

ピロットフリートは、グレゴリウスを狙撃しまくった。

「グウーッ。」

グレゴリウスは、爆発して消え去った。

チャプタ―８

「クククッ。忍者ハイブリッド。結晶にしてくれる。」

クリスタリィーは、破壊の波動を放った。

「ウワーッ。」

「クククッ。結晶の力で、滅ぼしてくれる。

　嫌がらせの力のみで出来た物でな。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「待てや、クリスタリィー。そんな物、わいが全て消したる。」

「たわけ。人間ごときに・・・。」

「確かにそうかもしれへん。でも、わいが浄化したる。

　ルシファー。わいを宇宙へ。」

そこへ、ルシファーがやって来た。

「理解った。行け、暗黒の忍者よ。」

ルシファーは、わいを宇宙へ瞬間移動させた。

「今のあいつになら、可能かもな。」

チャプタ―９

わいは、クリスタリィーの元へと辿り着いた。

「お前は、一体、何者や？」

「我が名は、クリスタリィー。嫌がらせの力の集合体。

　そして、元正義の味方。破壊の波動に染めて進ぜよう。」

「そない事、わいがさせへん。」

「ならば、お前を消し去るまでだ。」

クリスタリィーは、全身から破壊の光を放った。

「ウワーッ。闇の力を見せたる。」

「何だと？」

「今や。そりゃーっ。」

わいは、クリスタリィーの体内へ、飛び込んだ。

「結晶にしてくれる。クククッ。ん？　出来ない。」

「わいがお前を癒したる。ルシファーの天照－－－っ。」

わいは、ブレードギラーのパワーとわいのパワーを解放して、

虹色の光を発生させた。

「な、何故、闇が光っている？」

「闇の力とは、本来、癒しの為のパワーという事や。」

「や、闇が破壊を砕けぬくとはーーーーーっ。」

クリスタリィーは、超新星爆発のように大爆発して、消滅した。

チャプター１０

わいは、無事帰還した。

「やっと、終わったで。」

そこへ、ルシファーがやって来た。

「洞。本当の犯人は、お前の働いている空港の地下室に居る。」

「何やて？　ピロットＪ。」

わいは、ピロットＪを召喚した。

「早う、行ってくれ。」

「了解。」

わいは、ピロットＪに乗って、空港へ向かった。

チャプタ―１１

ここは、空港の地下室である。

そこには、首領と呼ばれている謎の人物が居た。

「クリスタリィーを砕ける者が居たとは。くっ。」

チャプタ―１２

わいは、空港へ辿り着いた。

「何も起きてへんな。」

そこへ、発径と津留美がやって来た。

「洞。お前って、本当に凄いな。」

「見直しちゃった。」

「何や、めっちゃ照れ臭いな。ああ、こうしちゃおられへん。

　ほな、またな。」

わいは、地下室へ向かった。

「あいつらしくて良いのだが・・・。」

「しょうがないよ。洞は、そういう人だから。」

チャプタ―１３

わいは、くうこうの地下室へ辿り着いた。

「ここに、真犯人が居るんやな。」

そこへ、ライカン兵の大群がやって来た。

「キエーッ。」

「何や、お前らは？　はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

わいは、拳や蹴りで、ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―１４

「あいつが、主犯？　名前は、首領。ありがちな名前やな。邪龍覚醒。」

わいは、忍者ハイブリッドに変身した。

「クククッ。ライカン兵どもに爆弾でも仕掛けさせるとしよう。フハハハーッ。」

「そこまでや。」

「な、何者だ？」

「破壊を裂く忍。暗黒の忍者ハイブリッド参上や。」

「クククッ。このリモコンで、この空港ごと、吹き飛ばしてくれる。」

「どないすれば？　そうや。」

わいは、ラグビーのジャッカルしか得意でない事を思い出した。

それ以外は、素人以下なんやで。

わいは、首領からリモコンを盗んで破壊した。

「な、何という事を。」

「後は、お前を倒すだけや。」

「仕方ない。喰らえ、風船破裂。」

首領は、自分の近くで、巨大な風船に空気を入れまくった。

「何しとんねん？」

わいは、とりあえず、両手で耳をふさいだ。

「ウワーッ。どうだ、参ったか？」

「あんたが一番、びびっとるやないか。」

「これが、私の必殺技だ。」

「んな、アホな。脚、幻、衝ーーーっ。」

わいは、飛び上がってから、一回転し、フルパワーの蹴りを決めた。

「ヌオワーッ。」

首領は、大爆発した。

「着陸。」

「クククッ。まだ、敗れるものか。フハハハーッ。」

首領は、二等辺三角形の飛行物体に乗って、空の彼方へ飛び去った。

「何やったんや、あいつは・・・。」

首領が居た場所には、真っ二つになった首領の仮面が落ちていた。

エピローグ

チャプタ―１

三日後。ここは、空港である。

「洞は、いつ戻って来るんだ？」

「私にも言っていかなかった。」

「まっ、洞らしくて良いけどな。」

「そういう事。」

チャプタ―２

ここは、神社である。

「もう、行くのか？」

「ああ。ルシファー。いろいろとありがとうさん。」

「礼なら、要らない。」

「ほんじゃ、さいなら。」

「また、逢えると良いな、洞。」

「そんな気が、わいもするで。」

わいは、ルシファーと肘タッチを交わしてから、

ピロットＪに乗って走り去って行った。

チャプタ―３

「洞。何処まで行く？」

「お前に任したる。」

「それじゃ、しっかり捕まってな。」

「おう。行っとくれ。」

ピロットＪは、加速した。

チャプタ―４

以上で、わいの話は、一端、終わりや。

行き先は、想像に御任せします。

そんじゃ、また、何処かで。

「破壊を裂く忍。暗黒の忍者ハイブリッド参上や。」

　　　　　　　　―完―