第25話:楫との対決

ここは、元代々木町である。

わいは、そこで、ヤロウタチの大群と戦っていた。

「アカーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

わいは、拳や蹴りで、ヤロウタチ達を一掃したが、

いくらでも、湧いてくるのであった。

「キエーッ。」

「アカーッ。」

「きりがあらへんな。煙幻衝。」

わいは、煙を想像して術を放ってから、逃走した。

チャプタ―2

ここは、空港の上空である。

そこには、楫が居た。

「クククッ。旅客機から破壊するとしよう。」

楫は、恐魔丸を右手で持って構えた。

「斬れ味でも確かめよう。」

楫は、旅客機を次々と斬り裂いて行った。

チャプタ―3

ここは、空港である。

「りょ、旅客機が真っ二つになっとる。」

「一体、誰が、あんな事を?」

「あの人物は、楫?」

「行って来る。人々を避難させといてや。」

「ああ。理解った。行って来い。」

「気を付けてね。洞。」

「任しとき。それじゃ、開始や。」

わいは、空港の外へ向かった。

チャプタ―4

「楫。わいが相手や。邪龍覚醒。」

わいは、忍者ハイブリッド ルシファーモードに変身した。

「来たか。クククッ。ヤロウタチ。」

「アカーッ。」

わいは、ヤロウタチ達に囲まれた。

「召幻衝。ピロットJ。」

わいは、召喚したピロットJに飛び乗った。

「あいつらを撒いてくれへん?」

「理解った。しっかり、捕まってな。」

ピロットJは、加速した。

「アカーッ。」

「ほな、行くでーっ。」

わいは、まきびしをばら撒いた。

「アカーッ。」

「で、どうする?」

「ピロットブラスターで狙撃や。シュート。」

わいは、ヤロウタチ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―5

「クククッ。さすが、忍者ハイブリッド。」

「お前は、災集亜 楫やな。」

「いかにも。我が本性を見せてくれよう。」

災集亜 楫は、幻衝怪「ハラスメント」に変身した。

「何や、もしかして、それが、お前の本性かいな?」

「ああ。我が名は、幻衝怪ハラスメント。」

「ルシファークロ―。連幻衝。乱幻衝。」

わいは、ハラスメントに拳を喰らわせまくったが、

びくともしなかった。

「痛くも痒くもない。はーっ。」

ハラスメントは、緑色のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。何て奴や。」

「恐魔丸氷壊波。」

ハラスメントは、恐魔丸の刃先から吹雪を放った。

「ウワーッ。」

「フハハハーッ。喰らえ。恐魔丸無双。」

ハラスメントは、わいを斬りまくった。

「ウワーッ。」

「その程度だったのか。クククッ。」

「何やて?」

チャプタ―6

ここは、宇宙である。

そこには、クリスタリィーとブラストが居た。

「楫は、もう、用済みだ。」

「よろしいのですか?」

「あの刀を使った時点でな。」

「と、申しますと?」

「いずれ、理解る事だ。」

ブラストは、寒気を感じた。

チャプタ―7

ここは、空港の外である。

ハラスメントは、ゆっくりと接近して来た。

「クククッ。止めを刺してやろう。」

「今や。拳幻衝。カオスフレアインジェクターオーバー。」

わいは、ハラスメントにフルパワーの拳を決めた。

「ウワーッ。何ーっ?」

「ブレードギラー。」

わいは、ブレードギラーを構えた。

「ブレードギラーメギドフェニックス。」

わいは、不死鳥に姿を変えて、ハラスメントを貫通し突破した。

「ヌオワーッ。こ、こんなはずでは。」

「ピロットバルカン。」

わいは、ピロットバルカンを構えた。

「ピロットエアロイヒデン。」

わいは、ハラスメントを浄化した。

「嫌がらせの力に頼ってしまっていたのか。私とした事が。

 ん、嫌がらせのパワーが消えていく。洞。済まない。エアースーング。」

ハラスメントは、人間に戻ってから、気絶した。

「着陸。」

チャプタ―8

そこへ、ブラストがやって来た。

「けっ。楫まで戻すとは。破壊のたいまつ。」

ブラストは、巨大なハラスメントの幻覚を出現させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。ピロットカーヴス。」

わいは、召喚したピロットカーヴスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

わいは、ピロットカーヴスを人型に変形させた。

「ピロットフリート。」

チャプタ―9

「喰らえ。はーっ。」

ハラスメントの幻覚は、緑色のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。やっぱ、強えわ。」

「三つの技を決めるぞ。」

「そない事、出来るんか?」

「でも、それしか思いつかない。」

「クククッ。鋭幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

ハラスメントの幻覚は、爪を鋭くしてから、

ピロットフリートを引っ掻きまくった。

「ウワーッ。何ちゅう爪や。」

「一気に行くぞ。」

「おりゃーっ。」

「バカめ。吹っ飛ぶが良い。」

ハラスメントの幻覚は、巨大な竜巻を放ったが、

ピロットフリートとわいは、幻衝力で打ち消した。

「いっくでえーっ。ピロットメギドフルバースト。」

ピロットフリートは、ハラスメントの幻覚に拳を決めつつ狙撃し、一刀両断した。

「ギャーッ。」

ハラスメントの幻覚は、爆発して消え去った。

チャプタ―10

わいは、ピロットフリートから飛び降りた。

「残るは、ブラスト。お前だけや。」

「この私と戦うつもりか。来な。」

わいとブラストは、互いに攻撃しまくった。

「ウワーッ。ま、まだや。」

「待て。勝負は、お預けだ。」

ブラストは、消えるように去って行った。

「何やねん。」

チャプタ―11

ここは、東京タワーのてっぺんである。

ブラストは、そこで休憩していた。

「さてと、ここからにしよう。出でよ、悪の忍者「忍者カオス」。」

ブラストは、忍者カオスを召喚した。

「御任せを。」

忍者カオスは、空港へ向かった。

チャプタ―12

ここは、空港のデッキである。

「何で、朝なのに、暗いんや。」

「空が緑色になっているぞ。」

「あ、あの天体は、何?」

「まるで、水晶の化け物や。」

「あいつの仕業みたいだな。」

「一端、戻りましょう。」

そこへ、ヤロウタチの大群がやって来た。

「アカーッ。」

「し、しもうた。」

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