第24話:洞の過去

チャプタ―1

ここは、館である。

そこには、楫とブラストとハルピュイルが居た。

「ハルピュイルとブラストよ。」

「何でございますか?」

「御命令を。」

「奴に過去を教えるのを手伝ってくれ。」

「それで、どのように?」

「方法は?」

「とにかく、ついて来い。」

楫達は、消えるように去って行った。

チャプタ―2

ここは、旅客機の中である。

「エンジン、出力全て、OK。」

「テイクオフ。」

「三時間ってところね。」

「めっちゃ良え眺めや。」

「天気も問題無しと。」

「いつも通りね。」

チャプタ―3

ここは、空港のデッキである。

そこには、楫とブラストとハルピュイルが居た。

「クククッ。もうすぐ、来る頃だな。」

「そのようですな。」

「あの旅客機ね。フフフッ。」

チャプタ―4

「着陸態勢に入る。」

「車輪も異常無し。」

「シートベルトを着用して下さい。」

「おっしゃーっ。着陸や。」

「見えて来たな。」

「今回もOKね。」

チャプタ―5

ここは、空港である。

「妙に静かやな。」

「何で、誰も居ないんだ?」

「誰か来る。」

やって来たのは、楫とブラストとハルピュイルだった。

「クククッ。ブラストとハルピュイルよ。二人を縛っておけ。洞以外のな。」

「じっとしててな。」

「こんなもんで。フフフッ。」

ブラストとハルピュイルは、発径と津留美を縄で縛った。

「洞。お前の過去を見せてやろう。」

「な、何や?」

楫とわいは、研究所跡へ瞬間移動した。

チャプタ―6

わいと楫は、研究所跡へ辿り着いた。

「ここは、何処や?」

「その資料を見てみろ。」

わいは、その資料を見て驚いた。

「核酸操作人間 双午山 洞? 動物の核酸と

 植物の核酸と機械のプログラミングソース?」

「つまり、お前は、作られた者という事だ。」

わいと楫は、空港へ戻った。

チャプタ―7

「ハルピュイル。あの二人は、どうした?」

「逃がしました。関係ないので。」

「ほう。ならば、洞を始末せよ。」

「出来ません。」

「そこまでや、楫。邪龍覚醒。」

わいは、忍者ハイブリッド ルシファーモードに変身した。

「ほう。変身したか。な、何をする?」

ハルピュイルは、楫を取り押さえた。

「洞。今のうちに・・・。」

「理解った。任しとき。ピロットバルカン。」

わいは、ピロットバルカンを構えた。

「聖幻衝。ピロットエアロイヒデン。」

わいは、楫とハルピュイルを浄化した。

「エアースっ、くっ。」

楫は、消えるように去って行った。

「エアースーング。」

ハルピュイルは、エブラウミヘビだった。

「着陸。」

チャプタ―8

空港の外へ、クリーチャー4thが出現した。

「ギエーッ。」

「召幻衝。ピロットカーヴス。」

わいは、召喚したピロットカーヴスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

わいは、ピロットカーヴスを人型に変形させた。

「ピロットフリート。」

チャプタ―9

「ピロットシールド。ピロットシミター。」

ピロットフリートは、ピロットシールドを左手に、

ピロットシミターを右手に持って構えた。

「ピギーッ。」

クリーチャー4thは、ブレスを吐き出した。

「ウワーッ。何や、あいつは?」

「生物兵器クリーチャーだ。」

「ピギーッ。」

クリーチャー4thは、ピロットフリートに巻き付いてから、

莫大な電流を放った。

「何や、めっちゃ痺れるーーーっ。」

「気合で何とかなる。」

「斬幻衝。ピロットメギドスライザー。」

「ウオーッ。」

ピロットフリートは、クリーチャー4thを斬り裂いた。

「ピギーッ。」

「ピロットバレル。」

ピロットフリートは、ピロットバレルを両手で持って構えた。

「ピロットメギドインフェルノ。」

ピロットフリートは、クリーチャー4thを狙撃した。

「グウーッ。」

クリーチャー4thは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、宇宙である。

「楫よ。もう待てぬ。」

「次は、この私に御任せを。」

「良いだろう。だが、次は。」

「それは、理解っております。」

「ならば、行くが良い。」

「仰せのままに。」

チャプター11

ここは、空港である。

「どないした、二人とも。そんな顔しおって?」

「大丈夫なのか?」

「相当、落ち込んでいたみたいだけど?」

「いつまでも気にしておっても、しゃあないやろ?」

「お前って、意外とタフだな。」

「本当。見た目と違って。」

「もう、良えやろ? さっさと行こうや。」

チャプタ―12

ここは、研究所跡の地下室である。

そこには、ブラストが居た。

「クククッ。クリーチャーは、倒されても。クククッ。」

「ギエーッ。」

クリーチャー4thは、脱皮して、クリーチャー5thに進化した。

「ピギーッ。」

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