第15話:ピロットフリート

チャプタ―1

ここは、空港である。

「おはようや。」

「洞。おはよう。」

「洞。発径。おはよう。」

「この空港。いつも、奇麗やな。」

「ここまでは、普通の空港のレベルじゃない。」

「隅々まで、ピカピカよ。」

チャプタ―2

ここは、館である。

そこには、楫とブラストが居た。

「正義の味方だと? 笑わせるな。クククッ。」

「はあ?」

「新たな幹部を紹介しよう。グラビティーとハルピュイル。」

すると、そこへ、グラビティーとハルピュイルが出現した。

「我らに御任せを。」

「フフフッ。任せといて。」

チャプタ―3

ここは、旅客機の中である。

「後、三十分ぐらいで着くな。」

「快晴でなにより。」

「いわゆる絶景よ。」

「めっちゃ、気持ち良えやん。」

「清々しいな。」

「行け行け行けーっ。」

チャプタ―4

グラビティーとハルピュイルは、空港へやって来た。

「ここか。良い事を思い付いたぞ。」

「水道を止めるとか。」

「読まれてる。」

「それが、私の能力よ。」

グラビティーとハルピュイルは、空港内へ侵入しおった。

チャプタ―5

わい達は、休憩していた。

「ここが、第4ターミナルやな。」

「よく迷わなかったな。」

「理解りやすいって事ね。」

「スケジュールは、と。」

「フライトまでは、五時間後だ。」

「それまで、寝るーっ。」

チャプタ―6

グラビティーは、水道管理室へ侵入しおった。

「クククッ。停幻衝。」

グラビティーは、水を出なくした。

「クククッ。これで、パニックだ。」

チャプタ―7

わいは、缶コーヒーを飲んでいた。

そこへ、発径と津留美がやって来た。

「二人とも、どないした?」

「水が出ない。」

「食堂もパニックよ。」

「わいに任しとき。」

わいは、水道管理室へ向かった。

チャプタ―8

わいは、そこへ辿り着いた。

「誰の仕業なんやろう?」

「クククッ。来たな。」

「誰や、お前は?」

「グラビティーだ。クククッ。」

「邪龍覚醒。」

わいは、忍者ハイブリッドに変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を裂く忍。暗黒の忍者ハイブリッド。参上や。」

「ヤロウタチ。」

グラビティーは、十体ものヤロウタチを召喚した。

「アカーッ。」

「こないもんでどうや?」

わいは、ヤロウタチ達を手裏剣で一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―9

「嫌がらせの力を集めておいて良かった。出でよ、

 アォスラ獣「アォスラシレリア」。」

グラビティーは、蛇のアォスラ獣アォスラシレリアを誕生させた。

「任せといて。はーっ。」

アォスラシレリアは、毒霧を放った。

「ウワーッ。」

わいは、のたうち回った。

「そのまま、消えるのね。」

「くたばりは、せーへん。ヤタガラスの烈風。」

わいは、両手から、幻衝力の風を放った。

「ウワーッ。」

「ルシファーフィスト。」

わいは、ルシファーフィストを右手に装着した。

「させるか。はーっ。」

アォスラシレリアは、わいを締め上げおった。

「くっ。拳幻衝。カオスフレアインジェクター。」

わいは、アォスラシレリアを突き刺した。

「ギャーッ。」

アォスラシレリアは、爆発して消え去った。

「着陸。」

チャプタ―10

そこへ、ブラストがやって来た。

「破壊のたいまつ。」

ブラストは、アォスラシレリアを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

そこへ、ピロットカーヴスがやって来おった。

「我に乗るが良い。」

「了解や。」

わいは、ピロットカーヴスに飛び乗った。

「カイザーモードだ。」

「よっしゃ、カイザーモードや。」

すると、ピロットカーヴスは、人型に変形しおった。

「ピロットフリート。」

チャプタ―11

「喰らえ。はーっ。」

アォスラシレリアは、毒霧を放った。

「やはり、きついわ。」

「毒霧なんて、何とも無いぞ。」

「あ、あれ? 苦しくない。」

「これなら、どう?」

アォスラシレリアは、ピロットフリートを締め上げおった。

「ウワーッ。抜け出さへんと。」

「ピロットファングだ。」

「ピロットファング。」

わいが、そう叫ぶと、ピロットフリートは、

ピロットファングという名の武器を右手に装着した。

「拳幻衝。ピロットメギドドライブ。」

ピロットフリートは、アォスラシレリアに拳を決めた。

「ギャーッ。」

アォスラシレリアは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、館である。

そこには、楫とブラストが居た。

「クククッ。もうすぐ、クリスタリィー様が御光臨なされる。」

「な、何ですと?」

「そのうち、理解るはずだ。」

「ははーっ。」

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