第14話:忍者ハイブリッド参上や

プロローグ

わいの名は、双午山 洞。

宗吾参道やないで。

飛行機のパイロットや。

何で、戦うハメに?

それじゃ、スタートでぃ。

チャプタ―1

ここは、空港である。

「ここが、わいの勤務地やな。」

そこへ、仮名座輪 発径と形究 津留美がやって来た。

「初めまして。副操縦士の仮名座輪 発径です。」

「初めまして。キャビンアテンダントの形究 津留美よ。」

「機長の双午山 洞や。よろしくな。」

「宗吾参道?」

「もしかして、駅名?」

「ちゃうちゃう。「そうごさん どう」や。」

チャプター2

ここは、館である。

そこには、災集亜 楫とブラストが居た。

「ブラスト。タービンを破壊して来い。」

「仰せのままに。」

ブラストは、空港へ向かった。

「これで、困るはずだ。クククッ。」

チャプタ―3

ここは、空港である。

「ここの空港。めっちゃ、広いな。」

「最新だからな。」

「温泉もあるのよ。」

「病院から、ストリートまで。」

「ターミナルは、五つもある。」

「迷いやすいのが、欠点ね。」

チャプタ―4

ブラストは、空港へ辿り着いた。

「ここのから、壊すとしよう。ヤロウタチ。」

ブラストは、ヤロウタチという名の戦闘員を十体も召喚した。

「アカーッ。」

ヤロウタチ達は、タービン倉庫へ向かった。

「クククッ。これで良し。」

チャプタ―5

ここは、タービン倉庫である。

ヤロウタチ達は、そこへ辿り着くと、タービンを破壊し始めた。

「アカーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

中に居た整備士の人達は、走り去って行った。

チャプタ―6

わい達は、そこへ辿り着いた。

「何や、あいつらは?」

「洞。津留美。逃げるぞ。」

「その方が良いよ。」

「アカーッ。」

「げっ、気付きおった。」

「ど、どうするんだよ?」

「逃げるわよ。」

チャプタ―7

そこへ、ブラストがやって来た。

「ヤロウタチ。やってしまえ。」

「アカーッ。」

その時、わいのタブレット型パソコンが、変身ブレスに変化しおった。

「な、何でやねん?」

「それって、変身ブレスじゃないのか?」

「実在したんだ。へえーっ。」

「ほな。いくで。邪龍覚醒。」

わいは、黒い煙みたいなものに包まれてしもうた。

「な、何者だ?」

「破壊を裂く忍。暗黒の忍者ハイブリッド。参上や。」

「ヤロウタチ。」

「アカーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

わいは、拳や蹴りで、ヤロウタチを一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「人間どもの嫌がらせの力を集めると、出でよ、

 アォスラ獣「アォスララセティリア」。」

ブラストは、トカゲのアォスラ獣アォスララセティリアを誕生させた。

「任せろ。」

発径と津留美は、既に去っていた。

「何や、トカゲの化け物かいな。」

「これでも喰らえ。」

アォスララセティリアは、わいに噛みつきまくりおった。

「ウワーッ。痛っ。何すんねん。」

「次は、これだ。鋭幻衝。」

アォスララセティリアは、爪を鋭くした。

その時、わいは、案内図を見た。

「そこが保冷室やな。こっちや。」

わいは、アォスララセティリアを挑発した。

「何だと? 待てーっ。」

「扉を開けて、さいならーっ。」

わいは、アォスララセティリアが中へ入ったのを確認してから、

扉を閉めて、保冷室の温度を最大値まで下げた。

「さ、寒いぞ。ひーっ。」

アォスララセティリアは、扉を壊して、空港の外へ出た。

わいは、後を追った。

「ここで、決めたる。」

「温まるまで、待て。」

「そうは、いかせへん。ルシファーフィスト。」

わいは、右手にルシファーフィストを装着した。

「拳幻衝。カオスフレアインジェクター。」

わいは、アォスララセティリアを突き刺した。

「ギャーッ。」

アォスララセティリアは、爆発して消え去った。

チャプタ―9

そこへ、ブラストがやって来た。

「クククッ。破壊のたいまつ。」

ブラストは、巨大化の炎を唱えて、アォスララセティリアを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「どないすりゃええんや?」

チャプタ―10

「クククッ。喰らえ。」

アォスララセティリアは、俺を引っ掻いた。

「ウワーッ。危なっ。そうや。」

わいは、ピロットブラスターという名の右手で持って構えた。

そこへ、巨大な烏らしき者がやって来おった。

名をピロットカーヴスという。

「グアーッ。」

ピロットカーヴスは、アォスララセティリアを貫通し突破した。

「ギャーッ。」

アォスララセティリアは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、館である。

そこには、楫とブラストが居た。

「忍者ハイブリッドか。」

「も、申し訳ございません。」

「気にするな。これからだ。」

「仰せのままに。」

チャプタ―12

ここは、旅客機の中である。

「これで行けるな。」

「システム異常無し。」

「スムーズね。」

「テイクオフ。」

旅客機は、離陸した。

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