第9話:対イクストリィ―戦

チャプタ―1

ここは、臨海町である。

俺達は、ライカン兵が仕掛けた地雷を撤去していた。

「爆発させないように掘る。」

「これで、三個目だ。」

「後、五個ってとこね。」

「五個か。後三時間以内。」

「やるしかねえ。急げ。」

「あ、あ、危ないって。」

チャプタ―2

ここは、北烏山である。

そこには、イクストリィーが居た。

「スライザーが居ないと、何かしっくり来ないわね。」

イクストリィーは、しかとの力を回収し始めた。

「さあ、よこしなさい。フフフッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「後、もう少しで。」

チャプタ―3

ここは、マグマ溜まりである。

そこには、ギエールと枠とブラストとジェネラルが居た。

「遂に、連れて来たか。フハハハーッ。」

「はい。ブラストの手柄です。」

「トンネルに居りました。」

「ジェネラルと申します。」

「名は、以前から知っている。」

「実在したとは・・・・。」

「念の塊でございます。」

「ブラスト。それは、私の台詞だ。」

「も、申し訳ございません。」

チャプタ―4

ここは、勝どきである。

俺達は、倉庫に仕掛けられた爆弾を撤去していた。

「随分、でかいな。」

「こいつは、レア物だぞ。」

「レア物って?」

「物凄く、手が込んでいる物という事さ。」

「さっさと解体してえ。」

「何か、危なっかしい。」

チャプタ―5

ここは、海岸である。

イクストリィーは、劇場に爆弾を仕掛けていた。

「フフフッ。開始と同時に。」

そこへ、ブラストがやって来た。

「うまく、いきそうか?」

「ええ。今のところ、順調よ。」

「ならば、良い。任せた。」

ブラストは、消えるように去って行った。

チャプタ―6

その頃、俺は、アプナーIに乗って、浜松町辺りを走っていた。

「アプナーI、どうした?」

「この先に、爆弾がある気がする。」

「何だって?」

「場所は、劇場の中だ。」

「急いで向かってくれ。」

アプナーIは、加速した。

チャプタ―7

俺は、劇場へ辿り着いた。

「爆弾を解除して来る。」

「気を付けろよ。」

「ああ。行って来るぜ。」

俺は、アプナーIから降りて、劇場の中へ向かった。

チャプタ―8

俺は、爆弾を発見した。

「ここまで、でかいのは、初めて見たな。石幻衝。」

俺は、爆弾を石化させた。

「これで、阻止出来たな。」

俺は、爆弾を外して、外へ出た。

すると、そこへ、イクストリィーがやって来た。

「フフフッ。やるわね。忍者キマイラ。」

「お前は、イクストリィー。仕掛けたのは?」

「私よ。撤去するなんて。」

「ゾディアーク。」

俺は、忍者キマイラ マッハモードに変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を斬る忍。真空の忍者キマイラ見参。」

「ライカン兵。」

イクストリィーは、十体ものライカン兵を召喚した。

「キエーッ。」

「シュート。」

俺は、ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―9

「氷幻衝。斬幻衝。合幻衝。はーっ。」

イクストリィーは、小刀を氷属性にして斬り裂いた。

「ウワーッ。神獣剣。」

「おりゃーっ。」

俺とイクストリィーは、互いに斬りまくった。

「ウワーッ。くっ。」

「ウワーッ。やるわね。」

「アプナーキャノン。」

俺は、アプナーキャノンを構えた。

「聖幻衝。アプナーエアホーレン。」

俺は、イクストリィーを浄化した。

「何で、私、しかとの力を集めていたんだろう? 

 エアケネン。」

イクストリィーは、シャムネコだった。

「解除。」

チャプタ―10

そこへ、ブラストがやって来た。

「クククッ。出でよ、彗星型巨大獣帝「カルマ」。」

ブラストは、彗星型巨大獣帝カルマを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。アプナーヴルぺス。」

俺は、召喚したアプナーヴルぺスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、アプナーヴルぺスを人型に変形させた。

「アプナーフリート。」

チャプタ―11

「グオーッ。」

カルマは、破壊の波動を放った。

「ウワーッ。彗星型?」

「あいつは、天体であって、天体ではない。」

「グオーッ。」

カルマは、急降下した。

「ウワーッ。何て、速さだ。」

「もう一度、来るぞ。」

「アプナーシミター。」

アプナーフリートは、アプナーシミターを右手で持って構えた。

「グオーッ。」

カルマは、急降下した。

アプナーフリートは、黙ったまま、刃先で刺しまくった。

「グオーッ。」

「斬幻衝。アプナーライトスライサー。」

アプナーフリートは、カルマを一刀両断した。

「グウーッ。」

カルマは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、マグマ溜まりである。

そこには、ギエールと枠が居た。

「枠よ。忍者キマイラに、過去を見せてやれ。」

「よろしいのですか?」

「そうすれば、奴は、苦しむかもな。」

「仰せのままに。」

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