アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ６

第8話：対スライザー戦

チャプタ―１

ここは、中央町のビルである。

俺達は、仕掛けられた爆弾の撤去をしていた。

「また、ライカン兵の仕掛けた爆弾か。」

「全く、次から次へと。」

「嫌がらせとしか思えない。」

「急いで、撤去だ。」

チャプタ―２

ここは、マグマ溜まりである。

そこには、枠とブラストが居た。

「ブラストよ。こいつを連れて来い。」

枠は、ブラストに写真を投げ渡した。

「ジ、ジェネラルをですか？」

「我らが、ギエール大首領は、ご機嫌斜めだ。」

「仰せのままに。」

ブラストは、消えるように去って行った。

チャプタ―３

ここは、桜上水である。

スライザーとイクストリィーは、しかとの力を回収していた。

「クククッ。もう少しで、満タンだ。」

「枠様も、酷な御方。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「次の街へ、行くぞ。」

「はいはい。」

チャプタ―４

ここは、トンネルの中である。

ブラストは、そこへ辿り着いた。

「ここのトンネルの中か。時間は、朝の二時半って、

　真っ暗だな。」

ブラストは、中へと進んで行った。

「ジェネラル。居るなら、出て来い。」

ブラストは、試しに写真を撮ってみた。

「鎧？　何で、写っているんだ？」

しばらくすると、そこへ、ジェネラルが出現した。

「この私に、何の用だ？」

ジェネラルは、ブラストに刃先を向けた。

「ま、待て。戦うつもりはない。」

「ほう。それなら、何だ？」

「一緒に来てくれ。」

「良かろう。連れて行け。」

「わ、理解りました。ひーっ。」

ブラストとジェネラルは、マグマ溜まりへ向かった。

チャプター５

三日目。俺達は、不発弾の撤去をしていた。

「異様なでかさだな。」

「慎重にね。」

「間違えると、街ごと、吹っ飛ぶぞ。」

「ああ。停幻衝。」

俺は、不発弾の時間を停止させた。

「この装置を外してと。」

俺は、起爆装置を外した。

「これで、一安心。」

「爆発しなくて、良かった。」

チャプタ―６

二時間後。ここは、東新小岩である。

スライザーとイクストリィーは、街を破壊していた。

「クククッ。もっと壊してくれる。」

「このパワーでね。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、アプナーＩに乗って走って行き、そこへ辿り着いた。

「ここで、待ってろ。」

「おう。気を付けてな。」

「ゾディアーク。」

俺は、忍者キマイラ　マッハモードに変身した。

「そこまでだ。」

「な、何者だ？」

「破壊を斬る忍。真空の忍者キマイラ見参。」

「忍者キマイラ。俺と勝負だ。」

「スライザー。私も。」

「イクストリィー。お前は、隠れていろ。」

「わ、理解ったわ。」

「ライカン兵。」

スライザーは、十体ものライカン兵を召喚した。

「キエーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―７

「硬幻衝。突幻衝。おりゃーっ。」

スライザーは、全身を硬くしてから、突進した。

「ウワーッ。まるで、鉄の塊だ。」

「次は、ブレスだ。はーっ。」

スライザーは、炎のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。忍法：雷迅炎。」

俺は、飛び上がってから、唱えた。

「ヌオワーッ。」

そこへ、アプナーＩがやって来た。

「鳴汰。スライザーとイクストリィーを倒しては、いけない。」

「どういう意味だ？」

「あの二人も、利用されているだけだ。」

「理解った。俺に任せてくれ。」

「クククッ。崩してやる。」

「仕方ないな。アプナーキャノン。」

俺は、アプナーキャノンを構えた。

「聖幻衝。アプナーエアホーレン。」

俺は、スライザーを浄化した。

「無視するのは、やはり、良くないな。エアケネン。」

スライザーは、水牛だった。

「解除。」

チャプタ―８

そこへ、ブラストがやって来た。

「スライザーを元に戻したな。召雷。」

ブラストは、巨大なスライザーの幻覚を出現させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。アプナーヴルぺス。」

俺は、召喚したアプナーヴルぺスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、アプナーヴルぺスを人型に変形させた。

「アプナーフリート。」

チャプタ―９

「硬幻衝。突幻衝。おりゃーっ。」

スライザーの幻覚は、全身を硬くしてから、突撃した。

「ウワーッ。凄い衝撃だ。」

「鳴汰。アプナーシミターなら、幻覚をも斬れるぞ。」

「理解った。アプナーシミター。」

アプナーフリートは、アプナーシミターを右手で持って構えた。

「焼き尽くしてくれる。はーっ。」

スライザーの幻覚は、炎のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。熱い。」

「おりゃーっ。」

アプナーフリートは、スライザーの幻覚を斬りまくった。

「ヌオワーッ。」

「斬幻衝。アプナーライトスライサー。」

アプナーフリートは、スライザーの幻覚を一刀両断した。

「ギャーッ。」

スライザーの幻覚は、爆発して消え去った。

チャプター１０

ここは、マグマ溜まりである。

そこには、ギエールと枠が居た。

「クククッ。スライザーも敗れるとは。」

「申し訳ございません。」

「まあ、良い。想定の範囲内だ。」

「それで、次は？」

「ジェネラルを送り込む。」

「な、何ですと？」

枠は、開いた口が塞がらなかった。

チャプタ―１１

ここは、羽田である。

俺達は、昼食を食べていた。

「３６５日、豚汁だ。はははっ。」

「あ、あのな・・・。」

「言っても、無駄ですよ。」

チャプタ―１２

ここは、山頂である。

そこには、ジェネラルとブラストが居た。

「ブラスト。入り口は、何処だ？」

「あの噴火口からです。」

「理解った。行くぞ。」

「何か、とんでもない奴を呼んでしまった。」

「どうかしたのか？」

「いえ、何でも。」