第3話:忍法:雷迅炎

チャプタ―1

ここは、設置途中の線路である。

「不発弾か。」

「良く在るな。全く。」

「撤去するのみ。」

「危なっかしい。」

「さっさと取るぞ。」

「はーい。」

チャプタ―2

ここは、マグマ溜まりである。

「クククッ。しかとの力は、まだ足りぬぞ。」

「ギエール大首領。もう少し、御待ちを。」

「ほう。作は、あるのか?」

「はい。あの二人に爆弾を持たせました。」

「楽しみにしているぞ。」

チャプタ―3

ここは、東池袋である。

そこには、スライザーとイクストリィーが居た。

「ここなら、たっぷり在りそうだ。」

「頂いて行きましょう。」

「はーっ。」

スライザーは、しかとの力を回収した。

チャプタ―4

ここは、設置途中の線路である。

「予想を上回るでかさだったな。」

「爆発しないで良かった。」

「後は、運ぶだけね。」

「引き上げるぞ。」

俺達は、不発弾をトラックに積んだ。

チャプタ―5

ここは、池袋である。

そこには、スライザーとイクストリィーが居た。

「ここで召喚するぞ。」

「出でよ、ライカン獣「ウェアチロポーダ」。」

スライザーは、百足のライカン獣ウェアチロポーダを召喚した。

「斬れないぜ。クククッ。」

ウェアチロポーダは、街を破壊し始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―6

俺は、スクーターに乗って、そこを通り掛かった。

「あいつは、ライカン獣。そういう事か。ゾディアーク。」

俺は、忍者キマイラに変身した。

「クククッ。毒のブレス。」

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を斬る忍。真空の忍者キマイラ見参。」

「ライカン兵。」

ウェアチロポーダは、十体ものライカン兵を召喚した。

「キエーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「喰らえ。毒のブレス。はーっ。」

ウェアチロポーダは、毒のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。」

「そりゃそりゃそりゃーっ。」

ウェアチロポーダは、俺を斬りまくった。

「ウワーッ。神獣剣。」

俺は、神獣剣を右手に持って構えた。

「掛ったな。バカめ。」

「斬幻衝。波動流星斬。」

「待ってました。」

ウェアチロポーダは、白羽取りをしてから、生首のみ逃走した。

「待てっ。ん?」

ウェアチロポーダの首から下は、自爆した。

「ウワーッ。」

俺は、変身が解けて、気絶した。

チャプタ―8

ここは、マグマ溜まりである。

「倒せたみたいだな。」

「何ですと?」

そこへ、ブラストがやって来た。

「いかが致しましょう?」

「別のライカン獣でも用意しておけ。」

「仰せのままに。」

チャプタ―9

ここは、俺の夢の中である。

「ここは、一体?」

しばらく進んでいると、目の前に台があった。

「何だ、これは?」

俺は、台に置いてあった巻き物を手に取った。

「忍法:雷迅炎?」

俺は、黄色い光に包まれた。

チャプタ―10

俺は、気が付いた。

「痛ててっ。これって、何だ?」

そこへ、蜂のライカン獣「ウェアアモフィリナエ」の巨大化体がやって来た。

「刺してくれる。」

「危ねえな。召幻衝。アプナーヴルぺス。」

俺は、召喚したアプナーヴルぺスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、アプナーヴルぺスを人型に変形させた。

「アプナーフリート。」

チャプタ―11

「鋭幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

ウェアアモフィリナエは、針を刺しまくった。

「ウワーッ。毒針?」

「耐えられる毒だな。」

「アプナーファング。」

アプナーフリートは、アプナーファングを右手に装着した。

「拳幻衝。アプナーライトドライブ。」

アプナーフリートは、ウェアアモフィリナエに拳を決めた。

「ギャーッ。」

ウェアアモフィリナエは、爆発して消え去った。

「解除。」

チャプタ―12

ここは、本部である。

「解体、終わった。」

「やる事なす事、早いな。」

「早いにこした事は、ないけど・・・。」

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