勝手に漢和辞典アワード2023+1

勝手に漢和辞典アワード2023+1

漢和辞典アワード2023+1大賞発表

実況「皆さまこんばんは。勝手に漢和辞典アワード2023+1、実況のかげると」

解説「解説はたかぱしです」

実況「さて、とうとうこのときが来ましたね、たかぱしさん」

解説「そうですねえ、感無量ですねえ」

実況「2023年8月に幕を開けた漢和辞典アワード。うっかり年も越して約８ヶ月にわたって漢和辞典を選考して参りました」

解説「アワード2023を名乗りながら年を越したのは想定外でしたねえ」

実況「選考の対象となった漢和辞典はおよそ25冊+α。ここに至るまで58回約18万文字を費やしました」

解説「18万文字とは。いやあ、実に馬鹿ですねえ」

実況「おおむね犯人はたかぱしさんですけどね。しかし！　冗長なアワードも今晩すべての決着がつきます」

解説「いよいよですねえ」

実況「事ここに至ればもはや御託は不要。大賞の発表と参りましょう」

解説「はい、ここまで見てきたすべてを総合的に評価してアワードは決定しましたよ」

実況「では。勝手に漢和辞典アワード2023+1大賞の発表をたかぱしさん、お願いします」

解説「どれもそれぞれ素晴らしい漢和辞典でしたが。そのなかで、たかぱしがもっともおすすめする漢和辞典大賞に輝いたのは

☆『大修館 現代漢和辞典』木村秀次 他［大修館書店］1996.11

です！」

実況「おおおお！　『大修館 現代漢和辞典』おめでとうございます！」

解説「引きやすさ、使いやすさ、読みやすさ、全てにおいて高いレベルを持ち、中学生から社会人まで広く使うことのできる素晴らしい漢和辞典です」

実況「広く薦められるというのが大賞の理由ですか？」

解説「大きいですね。初級漢和辞典ということで親字数は抑えられており、専門性はやや低いのですが、ただの“優しい漢和辞典”では終わらない密度の内容や使いやすさでお薦めしたいと満場一致で決まりました」

実況「満場もなにも、選考委員がたかぱしさん一人ですが」

解説「もちろん、他の漢和辞典も素晴らしいユニークさや工夫、専門性をもった辞書で、それぞれすべてに賞を送りたいぐらいでした」

実況「面白い辞書との出会いや新しい発見も盛りだくさんのアワードでしたね」

解説「はい！　とはいえ、すべてはただのたかぱしの主観なので、ぜひみなさんにはそれぞれ最推しの漢和辞典と出会っていただければと思います」

実況「本当ですね。では、さらなる漢和辞典界の発展を願いつつ、勝手に漢和辞典アワード2023+1は閉幕させていただきます」

解説「いやあ、実に楽しい時間でした。ひたすら漢字数えたり、漢字数えたり、漢字数えたり……」

実況「ここまでお付き合いくださった皆さま、応援してくださった皆さま、星をくださった皆さま、そしてレビューをくださった方、本当にありがとうございました」

解説「ありがとうございました！」

実況「皆さまの漢和辞典ライフがこれからも楽しいものとなりますように」

解説「ついでに下の☆を押してから帰ってくださいね！！！」

実況「最後に欲望を剥き出しにしない！」

解説「それでは皆さん、次は勝手に漢和辞典アワード2024でお会いしましょう」

実況「誰がやるかあああ！」