機械は食事をしないが、その昔、料理の味が分かる様に自ら進化を望んだドロイドが居たらしい。

私は最新型コックドロイドとして、そのドロイドに多大な敬意を抱いている。

え? 何故かって?

「旨い!」

そりゃ、人間さん達が美味しいものを食べた時の、びっくりするくらい綺麗な笑顔を見る為に決まってる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

SFショートショート るて @vaty0

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ