第5話

虐められる毎日に俺は変わろうと思った。

 


 虐めを終わらされる方法はわからないから、必死に勉強し、さまざまなことに挑戦し、ダーツやボルダリング、ビリヤード他にも野球観戦、さまざまな趣味を手に入れて極めた。


 そして思った。もう別に人と関わる必要が無いと


元カノがやって来て、また付き合わないかと言われて正直嬉しかったけど、まぁもう付き合う必要はないかなと思った。


 それによくある振り方だとは思うけど、俺はかなり酷いと思ってるし   


 浮気とか、喧嘩とかよりは断然マシだとは思うけどあの時も言ったけど、人それぞれだからねぇ


ーーーーーーー

  教室に入ると、既にクラスメイトと仲良く話をしている元カノの姿があった。


 「あ、来たよ、来たよ」


「本当だ!!おはよう優」


「おはよう」


まさか、元カノがまた同じ授業を受けるようになるとは思わなかったな


 「ねぇ、優」


まさかの話続投。気まずいとか・・・いや昨日の話的にそうは思ってないか


 「何??」


「今日さ、昼一緒に食べない??」


「えっ??」


「嫌なの?」


「別に嫌ってわけじゃ無いんだけど」


クラスメイトがなぁ


 可愛い転校生と一緒に食べれるって嫉妬の対象だしな


 「まぁならいいじゃん」


「うん」


「じゃあ、あとで屋上にね」


「わかった」


 正直、懐かしく感じる。前はよく二人で一緒に食べたな。


 まぁ昔みたいにドキドキしてないけど、

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る