第2話 神に会いました!

 今日はスキルを使ってみようと思う。

 急にどうしたかって?

 異世界に転生したんだからさ、せっかくならスキル使ってみたいもん!

 どんなことに使おっかな~ と言ったって嘘つく以外にないんだけどね。

 ん? そうだ!ステータスは見られてもいいようにステータスに嘘をつこう!

 あらゆる物に嘘をつけるならできるよね。

 俺のステータスに嘘に関するものと転生に関するものはない!

 ステータスオープン!


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名前 カイト・スクロート

レベル 1

HP20

MP15


スキル

剣術 体術


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 おおー!

 綺麗さっぱりなくなってる。

 このスキルを使えば国を裏から支配できるな~

 などと邪悪な笑みを浮かべていると

「カイトー!」

 父の声が聞こえた。

 父の方へ行くと

「カイト、お前頭大丈夫か?」

「いきなりひどいですね、父上。」

「ハハハ、一回言ってみたかったんだよ、冗談はさておき打ったところは?」

「もう大丈夫ですよ。」

「ならよかった。そうそう、教会へ行ってみたらどうだ神が魔力と属性をくださるぞ。」

 面白そうだな。よし!

「はい、すぐいってきます。」

 てなわけで来ました。うん、だいたい想像通りだな。ザ・教会って感じ。

 中の人(信者だったか?何て言うか忘れた)に色々聞いてお祈りしたら、何か頭にシルエットがうかんできたえた。

{ようカイト、帝国消しといて!、帝国さ~俺の力を奪いにきたんだよ、クソムカつく、親には旅に出るように言われたと嘘を言っといて今すぐに帝国。もしできたら下位天使にしてやるよ、やったね!俺の部下になれるよ!。そうそう、お前殺して転生させたのたまたま目に入ったからだし。良かったね~、あと、3回手助けしてやるからじゃ。}

・・・・・は?はぁ!?はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 俺は大声を出しそうになったがなんとかこらえた。

 野球を誘うようなノリで面倒なこと言いやがって!お前の部下になる?絶対嫌だ!!

 殺しておいて、良かったね!だとぉーー!!まあ、転生したのは嬉しいけどさ!

 落ち着け、ポーカーフェイスだポーカーフェイス表情を崩すな。落ち着くには素数を数えたらいいんだっけ2 3 5 7 11 13 ・・・ふー、死ぬ恐怖も知らずにぬけぬけと、確かルシファーは神を倒して自分が神になろうとしたんだったよな?、よしなら天使になってあいつを神の座からひきずりおろしてやる!

 てなわけで父に神に旅にでろと言われたと嘘をついて3日後帝国へ行きます。神の手助けで説得は簡単だったな。兄どもにも言っておかなきゃな。


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更新が遅れてしまいました、ごめんなさい。


大幅にストーリーを改変しました。

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嘘つきは最強です!~嘘つきが神を倒すまで~ コウト @hikouto

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